【商品紹介文の基礎知識】~ 基本は“比較”!

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こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。

買い物をする時…「誰もがやっている行動」というものがあります。それは一体何でしょうか?

「お店に出向くこと」でしょうか? 今はネットショップなども数多くありますから、必ずしもお店に出向く必要があるわけではありません。

では「お金を払うこと」でしょうか? 希望通りのものがなかった場合、何買わずに帰ってくることもありますよね。

買い物をする時に誰もがやっている行動・・・それは「見比べる」こと。

比較すること

あなたが服を買う時のことを思い浮かべてみて下さい・・・

まず、「どこで買おうかな…」と、服を買うお店を比較検討するのではないでしょうか。

ネットショップで買おうか?、近くのお店に行こうか?、大きな街まで出てショッピングしようか?、など、いくつかの選択肢をアタマの中で並べ、比べていると思います。

行くお店が決まって店内に入ってからも「比べる」行為は続きます。

店頭で良さそうなシャツが目に入ったとして、すぐにそれを手に取ってレジに直行!という方はたいへん少数派。

多くの方は、「このシャツ、いいなぁ。でも、別のも見てみよう」と、他の選択肢を見つけに行くはず。

そこでもうひとつ、気に入ったシャツがあったとしたら、デザインや手触り、素材やお値段などをじっくり“見比べ”て、どちらを買おうかな、両方買おうかな、といった決断をしているはずです。

服よりもうちょっと気軽に買うことのできるケーキを買う時だって、ショーケースの前で「どれにしようかな…」と見比べるのですから、クルマや家など高額商品を買う時なら、なおさらです。

カタログを取り寄せたり、ショールームに見に行ったり、評判を聞いてみたり…様々な比較検討をされるのではないでしょうか。

このように、買い物をする時には、誰もが“見比べる”という行動を取っています。

この場面、今度は私たち売り手側から考えてみましょう。

お客様みんなが見比べているのですから、

① 他と見比べやすい情報を提供すること

② 見比べた結果、自社商品が選ばれるようにすること

をすれば良いことがわかります。

これが、すなわち商品紹介の鉄則

ここを押さえることで、商品紹介文が急にわかりやすくなるんです!

・・・

エコバッグ

こちらはあるエコバッグの商品紹介文です。

--- 【 紹介文 A  】---

紐を引くだけのワンアクションで使いやすいコンパクトサイズにたためるエコバッグ。

収納時サイズ:60×80mm収容量:14.5L。

--------------------

これを「見比べる」という視点を入れて書き直してみると、こうなります。

--- 【 紹介文 B  】---

「エコバッグはたたむのが面倒くさい!」と思っていませんか? コレは違います!

ひもを引っ張るだけで、ハンドバッグや仕事用のカバンにすっと入るサイズに小さくまとまります(収納時サイズ:60×80mm)。

なのに収容量は14.5Lと大容量!他の同サイズのコンパクトエコバッグの約2倍の荷物が入りますので、スーパーでのお買い物もラクラク入ります。

この小さいサイズで、ここまでたくさんの荷物が入るエコバッグは希少です!

--------------------

同じことを言っているのですが…紹介文 Bの方が魅力が伝わってきませんか?

「このエコバッグはこういうモノです」と伝えているのが紹介文 A。

それに対して、紹介文Bは、「他のエコバッグと比べて、こんな良い面がありますよ」ということを伝えています。

・ 他のエコバッグは、たたむのが面倒くさいけど、これはカンタンにたためる

・ 他のこのサイズのエコバッグは収容量が小さいけれど、これは約2倍入る

・ ここまで大きくなるエコバッグはあまりない

ということを伝えています。

こうして比較することで、「あぁ、こちらの方がこういう点で優れているんだな」ということがわかりやすくなっていますね。

・・・

このように商品紹介文を書くときには、“見比べる”ことがとっても大切。

あなたが何かの商品紹介文を書こうとした時も、「他の競合商品と比べて、ウチの商品はどうなのかな?」という視点を必ず持っておきましょう。

一つの商品だけを見つめて紹介文を書いていると、どうしても「自社商品が主役」になってきてしまいます。

これは一見すると悪くないことのように思えてしまうのですが、伝わらない自己紹介に終わってしまう恐れもあります。

(「収納時サイズ:60×80mm 収容量:14.5L」と言われて、どのくらいの方が「そのサイズなのに、そんな入るの?!」と感心してくれるでしょうか? )

・・・

「他と比べてどこが良いのか? 何が違うのか?」

この視点を忘れないことが、良い商品紹介文を書くための第一歩です!

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