『コレを買おうと思った“キッカケ”は○○でした。』
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
今、注目されている商品説明を「物語」=“ストーリー”で語ろうという伝え方。前回は「どんな人が買う?」ということを考えていただきました。
2回めの今回は、「それを買おうと思った“キッカケ”」について考えてみましょう。
どんな商品、サービスであっても、「それが欲しいと思ったキッカケ」となる出来事があるはず。
『友人にバンドに誘われて、20年ぶりにギターを買いました』
『店頭で見かけた食器のデザインが“どストライク”で。すぐに買っちゃいました』
『去年のブーツが入らなくて…脚のダイエットに通い始めました…』
などなど。
この「キッカケ」というもの、深掘りして考えると、“2つの段階”があることが多いようです。
1つめは、「それが気になった理由」。
そしてもうひとつは、「買おうと決意した“発火点”」。
文例の『友人にバンドに誘われて、20年ぶりにギターを買いました』という人は、おそらく突然ギターを買ったわけではないでしょう。
「楽器、演奏するの楽しいんだよなぁ。昔、ちょっとだけやったことがあるんだよなぁ。また再開しようかなぁ…」と思っていながらも、なかなか最後の一歩を踏み出せない。
でも、「友人にバンドに誘われた」ことをキッカケ(=発火点)にして、またギターを始めた。そんなエピソードが内側にはあるのではないでしょうか?
あなたの商品やサービスも同じように、① 気になっている理由、② 発火点があるはず。それを想像してみましょう!
まずはこちらのテンプレートをご覧ください。
あなたの商品やサービスなら、この中にどんな言葉が入りますか?
A)の理由で「○○(商品名)」が気になっていました。
B) こんなコトがキッカケで買いました。
◆ 『 引っ越しをしたので、食器を新しいモノに変えたいとずっと思っていました。ふと立ち寄った店頭で見かけた食器のデザインが私の好みに“どストライク”。すぐに買っちゃいました』
◆ 『 ちょっと脚がむくみやすくなってきたなぁ…って思ってはいたんです。ネットでそういう記事が目に入ったりして。なんとなく先延ばしにしていたんですが、去年のブーツが入らないことに気づいた時に…ダイエットに通おうと決心しました…』
このような「①気になっていた理由」と、購入を決心する「②“発火点”となった出来事(キッカケ)」が、どんな商品やサービスにもあるのではないでしょうか?
【 (例) 湿度調整をしてくれるエアコン】
① 気になっていた理由
--- エアコンをかけて寝ると、すぐにノドをやられてしまう…。でも、暑いと寝られないし…。湿度を下げすぎないエアコンがあることを知って、気になっていた
② 発火点となったキッカケ
--- 今年最初の「夏日」だとニュースで知って、「今年の夏は快適に過ごしたい!」と思った
このような「気になっていた理由」と「発火点となったキッカケ」を、“あなたの商品・サービス”でも考えてみましょう!
① 気になっていた理由
--- お客様があなたの商品が気になっていた理由はなんでしょうか?
「同じようなモノを持っていたけれど、使えなくなってしまった」からでしょうか?
個人的な、あるいは職場の「悩みを解消してくれそう」だったからでしょうか? 「」
それともあなたの「好みに合っていた」から気になっていたのでしょうか?
「友人が使っていた」、「家族が欲しいと言っていた」などの理由もありますね。
「雑誌やテレビで紹介されていた」、「ネットで話題になっていた」というのも、気になる理由としては大きいでしょう。
あなたの商品は、どんな理由で「気になる」存在だったのでしょうか?
② 発火点となったキッカケ
--- ただの「気になるモノ」を、「それ欲しい!」、「買おう!」、「今、買わなきゃ!」と購入に踏み切らせた“キッカケ”は何なのでしょうか?
ダイエットのキッカケのように「必要だと思い起こさせる出来事」があったのでしょうか?
納期や締切など、「どうしても必要なタイミングが来た」のでしょうか?
「安売りをしていた」ことがキッカケになることも多いでしょう。
「閉店や販売終了が決まって慌てて買った」というモノもあるかも知れませんね。
「展示会で実物を触った」、「友人が持っているものを使わせてもらった」といったように、実際に使ってみたことがキッカケになることも多そうです。
誕生日、母の日、お正月など、「何かの“日”」が購入のキッカケになることもありますね。
・・・
あなたの商品やサービスは、どのような「理由」で、お客様にとって気になる存在になっているのでしょうか?
そして、実際に買ってくれたお客さまは、どのようなことが「キッカケ」となって、購入に踏み切ってくれたのでしょうか?
これらのエピソードは、「これから買おう」としているお客さまにとって、とても共感できる情報になります。
特に、そのエピソードと同じような理由で気になっている方は、「自分と同じような境遇にいる人が買っているんだな」と思って、その商品・サービスに親近感を抱くようになるでしょう。
そして、同じようなキッカケに出会ったとしたら、きっと購入を強く意識するでしょう。
「こんな理由で気になっていました」
「こんなキッカケで購入しました」
これらのエピソードをぜひアピールしてみて下さい!
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司
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