『こんな理由で、一度は買うのをためらいました。』

こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
今、注目されている、商品説明を「物語」=“ストーリー”で語ろうという伝え方。前回は「買おうと思ったキッカケ」について考えていただきました。
昨今はネットでの買い物も普通になっていますので、欲しいと思った瞬間に買う人も多いでしょう。
しかし、「ちょっと待てよ」と、一旦買う前に考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「買うのを一旦ためらった理由」について考えてみましょう。
想定していただきたいのは、「買うのをやめた」人ではなく、「一度ためらったけど、やっぱり購入した」というお客さま。
そんなお客さまの物語を考えることで、他の迷えるお客さまの背中を押すヒントを探っていきましょう!
買うのをためらってしまうお客さまには、どのような“理由”があるのでしょうか?
たとえば、「自分に使いこなせるのかな?」、「ずっと続けられるかな?」といった不安から買うのをためらう人もいるでしょう。
たとえば、
「たくさんの機能がついた良いカメラが欲しいけど、自分に使いこなせるかな・・・」
と不安になってしまうと、どうしても買う決心は鈍ってきてしまいます。
そんな「私に出来るかな…」という不安を感じていたお客さまが、どのようにして最終的に購入や入会を決意したのでしょうか?
そのエピソードを物語の中で描いていくと、「そうか、だったら私も大丈夫かも…」と勇気づけられる人がたくさんいそうです。
「たくさんの機能がついた良いカメラが欲しいけど、自分に使いこなせるかな・・・と思って、一度は購入を諦めていました。
でも、お店で『カメラ教室』をやっていることを知って、一度、参加してみたんです。
やさしそうな店員さんが講師となって、カメラの様々な機能について1時間ほど教えていただきました。
色々な機能を知れたことも良かったのですが、私にとってはカメラの先生と知り合えたのが大きかったです。
お店に行けばいつでも会える店員さんが師匠になってくれるという安心感。
これまでは独学でやってきたのですが、先生に教えてもらいながらならカメラの腕前が上がりそうだという期待感。
不安よりもそれらのワクワクが上回って、「よし!買おう!」と決心しました」

このように「初心者でも大丈夫ですよ」、「こういったサポートがありますよ」と教えてもらえたら気が楽になりますよね。
良いカメラをいきなり買うのは、やはりちょっと勇気が必要です。
そこで少しハードルが低い「カメラ教室への参加」をしてもらうことで、だんだんと「買ってもいいな」という気持ちになっていってもらったわけですね。
あなたの商品やサービスにも、そのような「初心者向け」の工夫や、「はじめてのお客さま」へのサポートはありませんでしょうか?
・ お試しコース
・ 初回無料 / 一ヶ月間無料
・ 返品可能 / 取替可能
・ 購入前でも質問・相談を受け付けます
・ 専門のコーチがやさしく教えます
・ 易しい「取り扱い説明書/テキスト」を用意しています
などなど。
「そういったサポートがあるから、はじめての私でも安心して買う決心がつきました」という物語を描くことで、購入を迷っているお客さまにも「なるほど、それなら安心だ」と思っていただきましょう。
では、あなたの商品・サービスでも考えてみましょう。
こちらのテンプレートをご覧下さい。

『Aなのかな?』と思って、一度は買うのをためらいました。
でも、「B」と知って、それなら買ってみようと思いました
【文章例】
『「高機能のカメラ、自分に使いこなせるかな?」と思って、一度は買うのをためらいました』
→ 『でも、店員さんが先生になってくれると知って、それなら買ってみようと思いました』
『「運動不足の自分がスポーツジムに通えるかな?」と思って、一度は入会をためらいました』
→ 『でも、“1ヶ月無料コース”があると知って、一度、それから試してみようと考えました。実際に始めてみると、私と同じような方も多く、インストラクターさんも慣れているようでした。「ここなら私でも大丈夫そうだな』と思って入会を決めました』
『家族みんなでキャンプが趣味なので、6人乗れて山道も走れるようなこのクルマに憧れていました。でも「このクルマ、ウチの駐車場に入るかな?」、「車中泊もできるかな?」などの不安や疑問があったので、買うのはためらっていました。』
→ 『そうしたら、「1週間レンタル」のキャンペーンがあるということを教えてもらって、早速、応募。実際に自宅からキャンプ場に行ってみて、不安に思っていたことが全て解消されました。家族もみんな産生していたので、購入する決心がつきました』
では、あなたの商品・サービスでも「買うのをためらった理由」を考えてみましょう!
あなたの商品・サービスに興味を持ってくれたお客さまを想像して下さい・・・
そのお客さまは購入をためらっているようです。
お客さまにはどんな事情や理由があるのでしょうか?
そして、最終的にはそのお客様も購入を決意してくれました。それはどんな理由やキッカケがあったのでしょうか?
このようなエピソード…ぜひ想像してみて下さい!
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司

「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
・・・
必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
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