Q.いくらで販売していますか?


いくらで販売していますか?

何かの商品を買う時、機能や品質もさることながら、“価格”は最も気になるトコロではないでしょうか。

それゆえにお客様とトラブルになりやすいのが”価格の表記”でもあります。

商品紹介文の中にしっかり価格を書いてあったとしても、

「値段がわかりづらかった」

「注文した後に料金がわかった。その値段だったら注文していなかった」

といったようなクレームが入ることがあります。

そのようなトラブルをできるだけ減らすため、Q&Aにも「価格」や「料金」について書くお店、会社も増えてきました。

英会話教室の月謝について教えて下さい。平日コースと土日コースでは料金が違いますか?

「平日コース」と「土日コース」では料金が異なります

はい、「平日コース」と「土日コース」では料金が異なります。

・平日コース(月~金のレッスンが受けられます):28,600円 / 月

・土日コース(土日、平日を含む、すべての日のレッスンが受けられます):35,200円/月

このように書いておくことで、「土日もこの値段で受けられると思った」というようなクレームが少なくなったケースがありました。

この英会話教室のケースでは、公式ウェブサイトで「平日コース」と「土日コース」のページが分かれていたため、それぞれのコースの料金はわかりやすく書いてあったのですが、当初、2つのコースを比較する表などを載せるところを用意していませんでした。

そのため、お客様が2つのコース(料金)を混同してしまったこともあったのかも知れません。

Q&Aに「料金はいくらですか?」という項目を載せることで、2つのコースの料金を見比べることができるようになりました。

こうしてあれば、お客様も「料金が違うのだな」ということに気づきやすくなるでしょう。

・・・

商品紹介ページでは、商品特長やアピールポイントを伝えた“後”に価格の話をするのが一般的です。

しかし、お客様はその順番ではなく、“先”に値段や料金を知って「それなら買えそうだな」と確認してから、商品について説明を読みたいという方が決して少なくありません。(むしろ、その方が普通という商品や業界の方が多いでしょう)

しかし、値段の安さがウリの商品というわけでもなければ、商品紹介文のアタマから値段のことを書くのは、あまりスマートではありませんよね。

しかしQ&Aであれば、いきなり値段の話をしてもおかしくありません

そこを開いて読むお客様は、値段に興味があることが確定ですので、いきなり値段の話をしても読んでいただけます。

また、最初に読む人が多いということをうまく利用して、「お試し価格」「今なら初回 2ヶ月は無料」といったキャンペーン情報をこの部分でお知らせする、というテクニックを使っている企業もあります。

・ 同じ商品であっても、コースや種類ごとに価格が異なるもの

・ 追加するオプションによって、価格が大きく変わるもの

・ 「学生割引」など、人によって料金や価格が変わるもの

などは、ぜひ価格・料金のQ&Aを作って、お客様にわかりやすく伝えていきましょう。

『いくらで販売していますか?』

価格や料金の話は、お客様も興味のあるところ。

一方で見落としや勘違いも発生しやすいトコロです。

商品紹介文に載せるのはもちろん、Q&Aの表現を使って繰り返し伝えていきましょう。

--- 「ことのは塾」 山梨 栄司

『売れる言葉 セミナー 講師派遣』のページをわかりやすくリニューアルいたしました (≧∇≦)/

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