おいしさが伝わる表現レシピ ~ 10「おいしい匂いの情報を見落とさないで!」
飲食店さん・食品小売店さんなど、”おいしいもの屋さん”のための商品紹介アイデア。~ おいしさが伝わる表現レシピ
第10号「おいしい匂いの情報を見落とさないで!」
こんにちは!食の販売促進アドバイザー 山梨若菜です。
車でケンタッキーフライドチキンを買いに行くと、帰りの車内がおいしい匂いでいっぱいになります。
食べるのが待ちきれなくなるほどいい匂い・・・!!
ちょっと前のCMでも、ケンタッキーは”匂い”にフォーカスした演出をしていましたよね。
電車やバスのなかでケンタッキーを持っているひとがいて、それがとってもおいしそうな匂いがして、乗客みんながおなか空いてしまう・・・という。
あれはとっても共感度が高かったんじゃないかな~!
わかるわー!って思いませんでしたか?
”匂い”は、見えないけど、感覚としてはとても強いものです。
なのに、私たちはつい視覚のほうを確認しがち。
嗅覚にも大きく刺激を受けているんだけど、視覚で感じたことのほうを優先して語ってしまう。
商品紹介でも、”匂い”や”香り”の情報って見落としがちなんです。
食べるときの匂いはもちろんのこと、食べる前にも、おいしい匂いがしていることがあるはずです。
例えば、先にお話ししたケンタッキー。
買って、家まで帰るときに感じている”おいしい匂い”です。
これってすごいミリョクだと思いませんか?
私はこの、食べる前からする、”おいしい匂い”がとても好きで、この表現はとても大切にしています。
”袋を開けたとき”にも、おいしい匂いがすることがありますよね。
例えば、焼きそばをつくるとき、粉末ソースの小袋を開けた瞬間の香り。
ツンとするソースの香り!あれ、たまらないミリョクです。
チーズ系スナック菓子の袋を開けたときの匂いもそうです。
強烈な時もありますが、それがまた、たまらない!
”調理するとき”にもおいしい匂いがします。
マフィンを焼くときに、オーブンから漂ってくるあま~い香り。
グラタンをつくるとき、玉ねぎとバターを炒める匂いは、私の大好きな匂いです。
調理中の匂いも実はアピールすべきところが大いにあるのです!
あとは、お店に入ったときの香り。
コーヒー屋さんに入ったときのあま~い香りは、なんだか心がほっとする感じ。
漬物やさんの匂いも、独特なんだけど、しょっぱい香りでごはんがすすみそうな感じになりませんか?
お店の匂いって、なれてしまうとわからなくなってしまうけど、お客さんは何か”おいしさ”を感じているかもしれません。
こういう”おいしい匂いの情報”って、イメージがしやすかったり、記憶に残りやすいのです。
特に香りを売りにしていない商品であっても、どこかに”おいしい匂い”がする瞬間が隠れてるかも!
見落とさないようにキャッチしましょう!
----おわり
「ことのは塾」山梨若菜
wakana@kotonoha-juku.co.jp
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