「こんな質問をいただきました」 ← ちょっと気になりませんか?
お客様から、よくこんな質問をいただきます。
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・・・今、「どんな質問なんだろう?」って、気になりませんでしたか?
チラシやダイレクトメール、メールマガジンなどを書く時、
「この商品(サービス)は、こういうものです」
という”主張”を展開していくのが普通ですよね。
お客様も、チラシやDMには”企業やお店の言いたいコト”が書いてあると思っているでしょう。
しかし、そのような書き方があまりにも”フツー”であるため、お客様も
「あぁ、また広告か」
と読み飛ばしてしまうことが往々にしてあるのです。
そのため主張をしたい時には、まず相手を”聞く気にさせる”ことが大切になってくるんですね。
そこで活躍するのが、先ほどのような「こんな質問をいただいています」という言葉。
「他の人からもらった質問」という形を取ることで、読者の興味を惹くことができるのです。
例えば、ビジネスセミナーなどに行かれたことのある方は、こんなことを感じたことがありませんか?
「一方的な話で眠くなってしまったけれど、質疑応答の時間になったら眠気が飛んだ」
どんな質問が出るんだろう?
他の人はどんなことを考えているんだろう?
というような興味が湧いてくるため、話に耳を傾けたくなるのでしょう。
そのような心の動きを文章に活かす方法が、『FAQ』を使うという文章作法です。
ネットショップのウェブサイトなどで、『 FAQ ~ よくある質問』というページがあるのを見たことがありませんでしょうか?
お客様からよくいただく質問を一覧表にまとめてあるというものですね。
自分が気が付かなかった点についての質問などが寄せられていて、買い物をする際に非常に参考になるものです。
この「FAQ」というもの、別にウェブサイトの専売特許ではありません。
「FAQ」をチラシやダイレクトメールに活かすことだって可能なのです。
先日、「ことのは塾」会員の学習塾で『夏期講習』の参加募集のチラシを作りました。
この塾では、去年も夏期講習のチラシを配布したのですが、正直、あまり良い結果には結びつかなかったそうなのです・・・。
そこで今年は「夏期講習を開きます!」、「こんな夏期講習です!」という、いつもの主張中心のチラシではなく、「夏期講習に対するFAQ」をチラシに載せることにしました。
Q ? 夏期講習ってホントに成績が上がるの?
Q ? ウチの子は学校の勉強についていけてないみたいなんだけど、それでも大丈夫?
Q ? 大手の学習塾の夏期講習に行った方が良いと思うのですが・・・
というような「お母さんたちからの質問」に対する塾からの回答を中心に紙面を作りこんでいったのです。
この「FAQチラシ」を作ったところ、夏期講習への参加申し込み者数が何と去年の2倍!
参加できる人数が決まっているため、すぐに募集を締め切らなくてはならなかったほどなのです!
同時期に他の塾から配布されているチラシを見たところ、やはり今までと同じ、
「夏期講習を開きます!」、「こんな夏期講習です!」
という主張だけが載っているオーソドックスなものでした。
そのような文章の場合、「ホントに成績が上がるの?」、「ウチの子でも大丈夫?」といったことは読者が読み取らなくてはなりません。
それが意外と面倒なコトなんですね。
その点、「FAQチラシ」は知りたかったコトが直球勝負で書いてあります。
いわば、「わかりやすいチラシ」であったのでしょう。
この地域は近隣に学習塾が6つもある”激戦区”。
当然、チラシもたくさん入ります。
情報過多になってしまっていたお母さんたちに、「わかりやすいチラシ」はとっても目新しく映ったのかも知れません。
「FAQチラシ」や「FAQ DM」は、あなたの商品、サービスでも必ず作ることができるはずです。
チラシの冒頭に大きく「FAQコーナー」を作る・・・
ダイレクトメールの最初の話題に「FAQ」を持ってくる・・・
「お客様からの質問」と、それに対する「回答」を載せるだけで、お客様の興味をひくことのできる文章になりますよ!
ぜひ、お試しを!!
「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
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「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
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必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
