商品説明が上手な人は、こう考えていました! ~ ポイントは『 ○○のA 』
こんにちは! 文章作成講座~「ことのは塾」の やまなし です!
今日のテーマは「商品説明」!
・・・皆さんもアタマを悩ませているのではないでしょうか?(苦笑)
紹介したい気持ちが強くなりすぎて長々と語ってしまうと、逆にお客様がわかりにくくな
ってしまうこともあって・・・。
「商品説明は難しい・・・」
と悩まれている方は少なくないでしょう。
では、「商品紹介文を書くのが上手な人」たちは、いったいどんな風に考えているのでし
ょうか?
今日はそのあたりを探ってみることにしましょう!
「ことのは塾」のお客様で「商品説明」が得意な方たちは、自分の商品を、
『 ○○のA 』
という形で言い表すのが上手です。
たとえば、
・ 『 お姉さんの焼酎 』
・ 『 静岡県のための保険 』
・ 『 出張用のスーツ』
・ 『 3月からのティッシュペーパー』
・ 『 パティシエのあんみつ』
・・・などなど。
このように自分の商品を『○○のA』というパターンに当てはめてみると、商品の持つ"特長"が、だんだん見えてくるようになるんです。
例えば、こんな"視点"で商品を見直してみて下さい。
?)「誰が使うのに適しているんだろう?」
?)「どこで利用するのが一番?」
?)「どんな風に使う人がいるのかな?」
?)「他のライバル商品との違いはどこかな?」
そんな風に様々な"面"から商品を見てみると、色々な発見がありますよね。
ここで考えなくてはならないポイントがあります!
それは、今、考えているのが「商品紹介文」だということ。
いくら万人にウケる味だからといって、
・ 「みんなの肉まん」
と言ってしまったら、特長がぼやけてしまいます。
商品を上手に魅せるポイントは、
1) 『 絞り込み 』
と
2) 『 ちょっと外し 』。
・ 「真夜中の肉まん」
・ 「10代の肉まん」
・ 「経理部の肉まん」
というように「○○」をグッと"絞り込む"ことで、初めて面白い表現になります。
その絞り込みを考える際に、「普通」からちょっとだけ離れる言葉を考えるようにするといいでしょう。
たとえば、
・ 「寒い日の肉まん」
は、とてもストレートです。
これはこれで商品の「あたたかさ」を表現していて良いのですが・・・、
寒い日に似合わない肉まんって・・・あまり無いですよね?
つまりこの表現では、「あなたの売っている肉まん」ではなく、「一般的な肉まん」の特長を表す言葉になってしまっているのです。
携帯電話を販売する時に「コレは遠く離れた人と会話ができるんです!」などと言わないように、一般的なアピールポイントをお客様に伝えても興味を持ってはくれませんよね。
"常識"からちょっとだけ外れたトコロを表す言葉・・・それを探していくと魅力ある紹介文になるというわけですね。
「ことのは塾」は昔、『 働くオトナのための学習塾 』という表現を使っていたことがあります。
学習塾といえば、一般的には学生向けのモノ。働くオトナはあまり行かない所です。
そこで、"ちょっと外れ"ているその表現を使いました。
・・・
あなたの商品にも、他のライバル商品とちょっとだけ違うところ(差別化ポイント)がきっとあるでしょう。
「男子高校生に人気」
「宮城県の人に使いやすいようにした」
「普通は朝に食べるものだけど、夜食にも良いようにした」
なんていう商品特長があるのではないでしょうか。
そこに注目して絞込みをして、『○○のA』という表現を考えてみてはいかがでしょう。
きっと面白い表現が見つかるはず!
出来上がった『○○のA』という言葉は、キャッチコピー や POPに使うのに適して
います。
短文で、しかもちょっと目を引く表現になっていますからね。
『○○のA』というアピールポイント探し、ぜひ試してみて下さい!!


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