おいしさが伝わる表現レシピ 04「 ”高級だけど気軽”な ジョンソンヴィルソーセージ 」

飲食店さん・食品小売店さんなど、”おいしいもの屋さん”のための商品紹介アイデア。
~ おいしさが伝わる表現レシピ


04「 ”高級だけど気軽”な ジョンソンヴィルソーセージ 」

こんにちは。食の販売促進アドバイザー、山梨若菜です。

お客さんは高級な商品には手を出しづらいもの。

しかも、安さ・お得感がテーマのスーパーだったら、なおさら高級なものはハードル高すぎて見向きもされない。

・・・いやいや、そうでもないんですよ!


みなさん「ジョンソンヴィル」っていうソーセージご存知ですか?

ちょっと外国風のパッケージで、かなりジャンボなソーセージでとても目立ちます。


普段からスーパーにいかれる方だったら、お肉のコーナーでよく目にしているはず。

このソーセージ、600円~700円ぐらいします。(種類、お店の価格によって違います)

高い!です。(^^;

でもすごく人気で売れています。


売れている理由は、もちろん「おいしいから」というのはあると思いますが、このおいしいものだらけの世の中で「おいしいから」だけで売れるのは難しいはず!

ポイントは、”みんなが気軽に食べられるようなハードルの低さ”にあると思うのです!

私は普段、スーパーで300円台以上のソーセージは買いませんが、これは買ってしまった!


そのキッカケは、ツイッターでした。

ソーセージのおいしそうな写真がたくさんアップされているのを見たのです。

ジョンソンヴィルを食べたお客さんの、「こんな風に食べた。おいしかったー!」というツイート(投稿)を、ジョンソンヴィル側がリツイート(再投稿)しているものでした。



これが、リアルにおいしそうなんですよ!

高級食品によくありがちな、華やかなアレンジで、ワインなんか一緒に並べて、映えを意識したステキ写真・・・

というものではなく、けっこう庶民的なんです。


600円以上するソーセージなんですが、お客さんはとても”普通に”おいしく食べている。

焼いただけ、とか、茹でただけ。

映えを意識したお料理の写真があっても、定番のホットドッグくらいでしょうか。

ホットサンドメーカーをつかって焼いている写真も多くみられますが、特にみんなそれほど凝ったことをしない。

ごく簡単な楽しみ方のものがほとんど。

ジョンソンヴィル側が発信している食べ方も、かなりストレートで、ご飯とお味噌汁とジョンソンヴィルという日常的なものがあったりするのです。(^^)

え~! そんな気軽に食べていいんだ~?!(゚ロ゚) という感じで衝撃を受けました。

でもこの雰囲気がジョンソンヴィルにはよく似合っていて、おいしそうな感じが伝わってくるのです。



高級品だからこそ、特別な時の豪華な食材という方向もアリ。

でも、すべてがそうではないですよね。

値段は高いんだけど気軽に日常的に使ってもらいたいな~

できればご飯とお味噌汁みたいな普通の食事の中に登場させてほしいなぁ~

って商品もあると思います。

そんなときは、ちょっと敷居を下げてあげると、お客さんも気軽に買いやすいのかも。


---おわり。

「ことのは塾」山梨若菜

wakana@kotonoha-juku.co.jp

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