おいしさが伝わる表現レシピ ~ 第13号「”楽しそう”はおいしさを引き立てる」

飲食店さん・食品小売店さんなど、”おいしいもの屋さん”のための商品紹介アイデア。~ おいしさが伝わる表現レシピ
第13号「”楽しそう”はおいしさを引き立てる」
こんにちは!食の販売促進アドバイザー、山梨若菜です。
体験イベントに行ってきました!
長野の古民家宿「やきもち屋」さんで”信州おやき”をつくる体験イベントです。
みなさん”おやき”ご存知ですか?
野沢菜や切干大根などを生地で包んだ、お惣菜まんじゅうのようなたべものです。
私はこれが大好きで、長野に行くと毎回食べています。
その”おやき”を自分で包んで囲炉裏で焼いて食べる体験!

↑いい雰囲気の囲炉裏です。
お宿のスタッフさんがサポートしながら教えてくれるのですが、とても楽しそうに教えてくれるので、こちらも楽しくて・・・!!
そんな中で、楽しく作って食べる”おやき”がまたおいしい!
正直なところ、私は体験イベントってちょっと苦手だったりするのです。(人見知りぎみで (^^;)
しかし、スタッフさんたちは笑顔で明るく接してくれるのでリラックスして体験することができました。
この”笑顔”の正体なのですが・・・
私が感じたのは、スタッフさんたち自身が「おやき作りをとても楽しんでいる」ということです。

自分がやっていて「おもしろい」「楽しい」と感じることをお客さんにも教えてあげてるという感じ。
だから、体験したお客さんが共感してくれることが”うれしい”のではないかと。
お客さんが”おやき作り体験”に来てくれること、
おやきの具を上手に包んで喜んでくれること。
囲炉裏の熱さや煙たさにおどろいたり、おもしろがってくれること。
自分で作ったおやきを食べて「おいしい」と言ってくれること。
・・・・
そういうこと自体をスタッフさん達が楽しんでいる。
その楽しさがこちらにまで伝わるので、なんだかとてもいい気分になるのです。
おいしく食べるためには、いい雰囲気も大事!
おやきってとても素朴なたべものなので、こういった人のあたたかさも味になるのです。
おいしかったな~、楽しかったな~っていう記憶が強く残ります。

体験イベントって、商品についてより知ってもらう、興味をもってもらうというのが目的になることが多いと思います。
でも、あれこれ説明するよりも、”それを楽しんでいる人””その商品が好きな人”に楽しくガイドしてもらえれば、それが一番いいかもしれません。
楽しんでいる人に巻き込まれるという感じ。
”楽しそう”は商品自体を引き立たせる効果があります。
と、なると、まずは自分が楽しむコトが大事ですよね!
—おわり。
「ことのは塾」山梨若菜
wakana@kotonoha-juku.co.jp


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