Q.なぜ長年愛され続けているのですか?

『なぜ長年愛され続けているのですか?』
「愛され続けて60年」、「長年のご愛顧をありがとうございます」…こんなフレーズを聞いたことはないでしょうか?
長く続けるということがいかに難しいか、ベテラン社会人の方ならわかる人も多いでしょう。
しかし…一般のお客様がその価値を正しく理解してくれているかというと…意外とそうでもない…のが現実ではないでしょうか。
歴史を重ねてきたということには、もちろん大きな価値があります!
それを知ってもらうためにもこんなQ&Aを作ってみましょう。
和菓子店として100年以上も愛されているのはなぜですか?

この点は100年経っても変わりません
「おいしい和菓子を楽しんで召し上がっていただく」それが創業以来の私たちの使命です。
そこは100年経っても何も変わりません。
しかし、時代の流れに即して、変えるべきところは柔軟に変えてきています。
洋菓子の材料を使うことに挑戦したり、通信販売に取り組んでみたり、外国人の方の味覚に合う和菓子を開発してみたり…そういった“挑戦の姿勢”もお客様に認めていただいているのではないでしょうか。
長年続いている企業・店舗は、このような「変わらないこと / 変わっていくこと」の両方を持っていることが少なくありません。
しかし、そのようなことは商品を見ただけでは伝わらないことも多いでしょう。
Q&Aのカタチを借りて、ぜひその奥底にある理念を伝えていきましょう。
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長く続けてこられたのは「人に恵まれていたから」という会社やお店も多くありますね。

ヤマダ板金工場が50年以上、地域に愛されてきたのはなぜ?
長く愛されてきた“理由”は、ひとえに「人」だと思います
ひとえに“人に恵まれた”からだと思っております。
私たちを信頼して仕事を預けてくれた地域の企業様、「地域防災のため、こんなモノが欲しいんだけど」とご要望を教えてくれた地域自治会の皆さん、「あなたの会社はこんなところがいけない」と愛ある叱咤をして下さった取引先や金融機関の皆さん…そういった方たちのおかげで今があると感じています。
そして“従業員”にも私たちは恵まれました。熟練の技術者、それを支える事務員、熱意を持って駆け回ってくれる営業部隊…一人として欠けていたら、この会社は無かったと思います。
これからも“人”を大切にして、100年、150年と精進していきたいと思います。
こういった“人”を大切にしているという企業の姿勢は、リクルート時などにもプラスポイントになりそうですね。
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なぜ「お米の宅配」は、長年愛され続けているのですか?

20年、「家族においしいものを食べさせてあげたい」という“想い”を大事にやってきました
お米の宅配は、おかげさまで20年目に入りました。
愛され続けているのは、「家族においしいものを食べさせてあげたい」という、人間の本質があるからではないでしょうか?
米農家であった創業者の父、重治も「家族にはおいしいものを食べさせたいよなぁ。そう思うのは自然なことだよなぁ」といつも言っておりました。
私たちはこれからもその自然な想いをたいせつに、「家族に食べさせたい、おいしいお米」をお届けしてまいります
このように「どんな“想い”を持って長年、やってきたか」を伝えることは“ファンづくり”にもつながっていきます。
ただ、その商品が好きというだけでなく、それを作っている人、それを売っている人、その会社やお店の“理念”に“共感”した時に人はその商品や会社のファンになるのではないでしょうか。

『なぜ長年愛され続けているのですか?』
『長年愛されてきた"理由"は、○○だと思います』
『○年、・・・という“想い”でやってきました』
『この点は、○年経っても変わりません』
長く続けるために大切にしてきたこと…それを伝えることで、ファンをさらに増やしていくことができます。
長く続けてこられた理由や背景、理念をぜひ伝えていきましょう
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司

「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
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「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
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必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
