キーワードは“連動” ~ 「つづく」を上手に使いましょう!

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こんにちは! 文章作成講座 ~「ことのは塾」の やまなし です!

私が「上手だなぁ」と思った、ある化粧品メーカーさんのパンフレット。

パンフレットと言っても、二つ折り4ページモノで、どちらかと言えばチラシとして使われることが多いというものです。

表紙には、きれいにメイクアップした女性モデルの写真が大きく載っています。

それだけなら、化粧品のパンフレットとしてはそれほど珍しいものではありません。

面白かったのは、その下に書いてある言葉でした。

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『 「何を使うの?」、「どう使うの?」

すっぴんから見せます! ~ 表紙モデルさんの"メイク術"完全公開! 』

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パンフレットのようなものは、表紙は見てもらえても、その"中身"を読んでもらえないことが多いもの。

でも、表紙にこんな風に書かれていれば、メイクに興味のある方なら、つい"中身"を読みたくなってしまいますよね?

表紙には、「モデルさんのメイク完成形」

中身には、「モデルさんのすっぴん&メイク術」

このように表紙と中身をちゃんと"つなげて"いるところがポイントなんです。

表紙は表紙、中身は中身・・・と内容的にそれぞれが独立しているパンフレットは少なくありません。

車のパンフレットなど、「高級感を出したい」というような明確な目的がある場合には、もちろんそれも効果的です。

しかし、特に目的も無く「パンフの表紙はイメージ画像と商品ロゴ」という会社も少なくありません。

そのような表紙では、お客様は表紙だけ見て"中身"を見てくれないかも知れません・・・。

この化粧品メーカーは、パンフレットの"中身"を見てもらうため、あえて表紙と中身を連動させるという工夫をしたのです。

表紙に「つづく」と書いてあるようなものですから、これを見たお客様はきっとその続きが気になることでしょう。

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このパンフレットに隠された"工夫"は、実はそれだけではありませんでした。

中身を読んでいくと、さらにもう一つの「つづく」があるのです。

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『 モデルさんがこの化粧品を使って実際にメイクをしている様子を"動画"にして配信しております。よろしければこちらからアクセスしてみて下さい 』

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パンフレットのような紙媒体では伝えられない"動画"を、ウェブサイトで見せるというわけです。

ケータイからすぐにアクセスできるよう、QRコードも一緒に載せているという用意周到さ。

実際にアクセスしてみると、メイクをしている様子はもちろん、「わ、すごくのびる」、「白浮きしないんですね」など、モデルさんの生の感想まで聞けるようになっているのです。

パンフレット(チラシ)からWEBへの「つづく」。

それがもう一つの"工夫"だったのです。

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皆さんのお店、会社でも、この「つづく」を使うという手法は使えるのではないでしょうか!

ある梅干屋さんでは、お中元のチラシのオモテに

『 去年、当店で一番売れたお中元商品は何だったでしょうか?(答えは裏面に) 』

と書いて、チラシの"中身"(=裏面)に興味を持たせました。

ある会社では、名刺に「動画で自己紹介ページ」のアドレスを載せています。

『 私の顔をお忘れになってしまったら、こちらをご覧下さい 』

という面白いコメントも載っています(笑)。

ホームページには、名刺には無い"広い紙面"があります。

・ 今月の"わたしの一押し商品"

のように、その時々の"最新情報"を載せることもホームページなら可能です。

・ 名刺交換をさせていただいた方だけにお見せする"特売商品"

といったように名刺とWEBを連動させるのもいいですね。

・・・

パンフレットの表紙と中身・・・

チラシとホームページ・・・

そのように2つ以上の文章を「つづく」でつなぐこと・・・それはお客様により豊富な情報を知っていただくための"工夫"です。

自分の商品をよりよく知っていただきたい

サービスをもっと知ってもらいたい

そんな風に思っているのなら、ぜひ「つづく」のテクニックを使ってみて下さい!

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

と、『業務の効率化』『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。

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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

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しかし…

私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、

☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…

☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…

☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……

といった“声”があるのも事実です。

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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。

興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!

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