AIが何言ってるのかわかんない! ~ 何回だって質問していいんです!

「ことのは塾」のやまなしです。

……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。

今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)

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上田:この前、すごく暑い日があったでしょ?

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やまなし:あぁ、ありましたね。天気予報でも「フェーン現象で暑くなりますよ」って言ってました。

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上田:そうそう、その「フェーン現象」。フェーン現象って何?

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小林:上田さん、フェーン現象も知らないの? とっても暑くなるのよ。

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小林:それくらいは知ってるよ。でも、それくらいしか知らない。小林さん、わかってる?

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小林:それは、その…空気がふぇーんってなって。……コレはChatGPTくんの出番ね

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やまなし:じゃあ、ChatGPTくんに質問してみましょう。

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上田:ワタシ、全然わからないから、小学生向けのEテレみたいな感じで教えて。

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やまなし:了解しました。

『フェーン現象って何? 小学生向けのEテレみたいな感じで、わかりやすく教えて』

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ChatGPT:
フェーン現象とは、風が山を越えるときに起こる、ちょっと不思議な天気の変化のことなんだよ。

想像してみて…

風が山にぶつかると、山を越えるために上に上がっていくよね。
その時、空気は冷たくなって、雲ができて雨や雪が降ります。これで空気は水分をたくさん失うんだ。

そして、風が山の頂上を越えて下りてくるとき、逆に暖かくなります。
なぜかというと、下りるときには空気が圧縮されるからなんだよ。

この時、空気は乾いていて、地面に向かって暖かく乾燥した風が吹くから、山の向こう側では、空が晴れていてとても暖かくなります。

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小林:う~ん…わかったような、わかんないような…

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上田:そもそも、なんで"空気が圧縮されると暖かくなる"の?

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やまなし:ちょうどいい機会ですので、今日はこのコトを題材にしていきましょう。


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ChatGPTの回答の中で、「ちょっと意味がわからないな」「もうちょっと詳しく聞きたいな」と思う時ってありますよね?

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上田:あるある。「やさしく教えて」、「中学生でもわかるように教えて」って言っても、難しい単語が出てくる時がある。

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小林:イマドキの中学生はエラいからね~。

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やまなし:今回みたいに「なぜそうなるのか?」といった“あいだの説明”が抜けてしまうことも多いんです。

そんな時は、ぜひ「その◯◯って何?」って、重ねて質問をしてみて下さい。

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上田:そんな風に質問してもいいんだ。

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小林:なんとなく、AIに質問していいのは、最初の1回だけなんだと思ってたわ……。

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やまなし:いえいえ。むしろ“重ねて質問”したり、“指示をする”ことで、生成AIは本当のチカラを発揮するんです。

じゃあ、先ほど上田さんがつぶやいた「なんで空気が圧縮されると暖かくなるの?」って質問重ねてしてみましょう。

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ChatGPT:暖かくなる(=温度が上がる)っていうのは、「分子同士がぶつかり合うことで起きる」んだ。

想像してみて。

たくさんの小さなボールを大きな箱に入れて、その箱を小さくする(圧縮する)ことができるとします。

箱を小さくすると、ボールは互いにぶつかりやすくなるよね。

ボールがぶつかるたびに、振動(エネルギー)が生まれると想像してみてください。

この振動が多くなると、箱の中が「暖かく」なるように感じるのです。

これが、空気が圧縮されると暖かくなる理由です。

箱(空気)を小さくする(圧縮する)と、空気の分子がたくさんぶつかり合うようになるから、暖かくなるんだね。

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上田:おー、わかりやすくなった!

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小林:ぎゅーってするから、中の分子がぶつかりやすくなって、熱が生まれやすくなるわけね。

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上田:でも、なんで山を越えると空気が圧縮されるんだろ?

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小林:…そうね。そのまま ずるずるーって降りてくるんじゃないのかな?

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やまなし:それも“重ねて質問”してみましょう。

「なぜ山を越えると空気が圧縮されるの?」

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ChatGPT:想像してみてください。

あなたがとても大きなふうせんを持っていて、山を越えようとしています。

山の上の方では、空気が薄く、ふうせんは大きく膨らんでいます。

山を下りるとき、ふうせんはだんだんと空気が濃くなるところに入っていきます。

空気が濃くなると、ふうせんの中の空気を押し込むようになります。

このとき、ふうせんの中の空気が押し込まれる(圧縮される)から、ふうせんの中が少し暖かくなるんだよ。

これと同じように、山を越えて下りてくる空気も、地面に近づくにつれて「押し込まれる」から、温度が上がるんだよ

このようにして、山の向こう側では、普通よりもずっと暖かい日があるんです。

これが、フェーン現象と呼ばれる不思議な現象の理由です。面白いでしょう?

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上田:はー、なるほどねぇ。山の上の方は空気が薄いって言うもんね。

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小林:富士山の上だと空気が薄いから、ポテチの袋がパンパンにふくらむって聞いたことある。

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やまなし:気圧の"低い"山頂から、気圧の"高い"地表に降りてくるから、空気がギュッと圧縮されて、暖かくなるわけですね。

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小林:先生、知ってた?

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やまなし:いやぁ、暖かくなる”仕組み”まで知らなかったです。

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上田:ほら、難しいハナシなんだよ。

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やまなし:でも、理系の方には「当たり前のコト」なんでしょうね。ChatGPTくんも説明を省くくらい。

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小林:“理系”なんて、アタシには縁のない言葉だったわ…。

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やまなし:ChatGPTくんは、私たちが「何をわかっていて、何がわからないのか?」を知りません

だから、“重ねて質問”することで、それを理解してもらうのが大事なんです。

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小林:人間相手だと、「この人、そんなコトも知らないの?!」って思われそうで恥ずかしいけど、ChatGPTくん相手なら恥ずかしくないね。

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上田:年を取ると特にね~。
でも、わからないコト「それ、わかりません」って、正直に伝えればいいんだね。

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小林:“正直じいさん”は、だいたい最後にトクをするもんね。

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【やまなし先生の解説】

ChatGPTくんは、膨大なデータを取り込んでいますが、『あなたが何をわかっているか?』までは知りません。

だから、時として「あなたが理解していないコト」も回答に含んでしまうことがあるんです……。

そんな時は、正直に「それって何?どういうこと?」聞き返していきましょう。

ChatGPTは「そうか、この説明では難しいのだな」理解して、より噛みくだいた回答を考えてくれるはず。

人間相手だと、「この人、何も知らないな…」って思われそうなコトでも、何度、質問してもOK。

ChatGPTくんなら、100回聞いてもやさしく答えてくれます!

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【今日のまとめ】

◆     AIの“回答”の中で、わからない言葉や、理解できないコトがあったら、“重ねて質問”するのが大事

◆     ChatGPTは、何度、質問を繰り返してもイヤな顔をしない

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--- 山梨 栄司 

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

と、『業務の効率化』『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。

・・・・

ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

・・・・

しかし…

私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、

☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…

☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…

☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……

といった“声”があるのも事実です。

・・・・

そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。

興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!

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