商品の魅力をわかりやすく伝えたいなら、『 対決! 』を書こう!
こんにちは! 文章作成講座~「ことのは塾」の やまなし です!
チラシやメールマガジンを何回も書いていると、
「なんだか、いつも同じようなコトを書いてるなぁ・・・」
とマンネリ化に悩まされたりしませんか?
そこで今日はちょっと変わった「商品紹介の仕方」をご紹介しましょう!
今日ご紹介するのは、とある「中古車センター」の所長さんがメールマガジンを書く時に使っている文章作法です。
彼も実はメールマガジンをどう書こうか悩んでいた人の一人でした。
中古車の魅力を語ろうとすると・・・
「このクルマはここが良いです」
「このクルマはこんなところが魅力です」
という書き方になってしまいます。
それ自体は悪くはないのですが、毎週書いているとマンネリになってしまい、書いている本人も面白くないのです。
そのせいか、メルマガの反響も悪くなっていく始末・・・。
(読みやすく、それでいて中古車のアピールになるような書き方は無いものだろうか?)
所長さんは、それをずっと考えるようになっていました。
そのような書き方のヒントは、所長さんがいつも読んでいる"本"の中にありました。
職場にあったクルマの本に、
『 レクサス vs メルセデス ~ 今、買いなのはどっちだ!?』
という特集があったのです。
その特集では、レクサスとメルセデスの両陣営の代表的なクルマを取り上げ、
「走り」では、どちらが優れているか?
「安全性」では、どちらが上か?
「内装の豪華さ」では、どちらに軍配が上がるか?
といったことを"対戦形式"で紹介していたのです。
「これをウチのメルマガに応用してみたらどうだろう?」
所長はそう考えました。
毎週、2台のクルマを取り上げて、
「どっちのクルマが優れているか?」
というテーマでお店のスタッフが意見を出し合うという特集を組むようにしたのです。
ちなみに第一回の対決は、『TOYOTA ヴィッツ vs 日産 マーチ』でした。
お店のスタッフ8人に、「買うとしたらどっちがいい?」と聞いたところ、
「ヴィッツは(中古車の)数があるから、自分の好みに合った色や内装のクルマが見つか
る」
「マーチは女性ユーザーが多いから、内装がほとんど汚れていないクルマが多い」
といったように、それぞれの良いところ・悪いところが挙がってきたのです。
メールマガジンには、出された意見を、
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☆ ヴィッツ派が吼える!
『ヴィッツはこんなところがいい!』、『マーチはココがちょっとねぇ・・・』
★ マーチ派が叫ぶ!
『マーチのココが魅力的!』、『ヴィッツのココがどうも・・・』
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というように分類して載せていきました。
こうして"対比"してみると、ヴィッツの良さ、マーチの良さ、そしてそれぞれの弱点が、単独で紹介する時よりも鮮明に見えてきます。
中古車が欲しいなぁと思っている人にとって、これらの意見はとても参考になるものだったのでしょう。
この「対決!」をメルマガ上で行うようになってから、
・メルマガの反響
・メルマガの新規購読者数
がともにアップしたのです!
今ではメルマガ上で、
「A車に乗っている方」、「B車に乗っている方」
を募集し、それぞれのクルマの良いところ・不満なところをメールで送ってもらうようにしました。
(※応募してくれた方には謝礼として、抽選で賞品がもらえるようにしました)
お客様も巻き込んだカタチの『対決!』になっているわけですね。
・・・
この『対決!』という文章作法、みなさんのお店や会社にも応用できます!
この中古車センターのように、色々なメーカーやブランドのモノを扱っているお店なら、同じようにメーカー対決、ブランド対決をしてもいいですね。
あるブティックでは、
『 プラダ vs グッチ ~ 春の新作対決 』
という企画でチラシを作っていました。
対決と言っても、勝ち負けをハッキリさせる必要があるわけではありません。
双方の良いところを挙げる「応援合戦」のカタチになることも多いでしょう。
(良いところを挙げる中にも、少しだけ「ココがこうだったら、もっと良かったのに」的なポイントを入れ込むと、より面白い企画になりやすく、お客様の反応も良くなりがちです)
自社の商品やサービスだけを扱っているというお店・会社ならば、
『 自社商品同士の対決! 』
というのも中々面白くなるのでオススメです!
あるケーキ店では、お店の2大売れ筋ケーキで
『 レアチーズケーキ vs チョコレートスフレ ~ どっちがおいしい?対決!』
を大々的に行ったことがありました。
それぞれのケーキのファンを自認するお客様に集まってもらい、それぞれのケーキの魅力やおいしい食べ方を語ってもらい、それをチラシやダイレクトメールに載せたのです。
(この企画はマスコミにもリリースしたため、雑誌や新聞にも載りました)
あなたのところで同じような商品を2つ以上扱っているのなら、『対決!』という手法が使えるはずです。
「紙面がいつもマンネリ化しちゃってるなぁ・・・」と悩んでいるのなら、この文章作法を使ってみませんか?
今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!