AIで『店頭POP』をつくる。

「お店に飾るPOP、自分でパパッと作れたらいいのになぁ…」
そんな風に思ったこと、ありませんか? 最近のAIは画像を作るのも本当に上手になりました。
「これならデザインの知識がなくても、素敵なお知らせが作れるかも!」と期待が膨らみますよね 。
でも、いざAIにお願いしてみると、なんだかイメージと違うものが出来上がってきて困ってしまうことも… 。
今回は、お団子屋さんのPOP作成を例にしながら、「お店の現場でそのまま印刷して使える画像」をAIと一緒に仕上げていくコツをお伝えします。
■ 「お団子のPOPを描いて」だけだと、どうなる?
たとえば、AIにこんな風に頼んでみたとします 。
『お団子の店頭POPを描いて』
一見、何の問題もない指示に見えますよね。
でも、これで出てくる画像は、POPそのものではなく「お団子屋さんの店頭を遠くから撮影したスナップ写真」のような画像になってしまうことも (^_^;)。

AIは「店頭POP」という言葉から、「POPが置いてあるお店の風景」を連想してしまったわけですね 。
■ プロンプトを“少しずつ”育ててみる
そこで、AIへの伝え方を少しだけ工夫してみます 。
【ステップ1】「印刷して使える」をつけてみる
『印刷して使える「お団子の店頭POP」を描いて』
今度はちゃんとPOPらしいデザイン画像を出してくれそうです。
…が、ここで新たな問題が。画面の四隅に、印刷所でよく見かける「トンボ(位置合わせの線)」や「補助線」までバッチリ描き込まれてしまいました。

このままお店のプリンターで印刷すると、余計な補助線まで一緒に印刷されてしまいますよね…。
【ステップ2】不要なものをハッキリ伝える
AIは「やりたいこと」以上に「やってほしくないこと」を伝えてあげると、迷いがグッと減ります 。
『A4横で印刷してすぐに使える「お団子の店頭POP」を描いて。トンボや補助線は不要です。』

こう伝えることで、ようやく「お店でプリントして、そのまま飾れそうな画像」の形になってくれました!
【ステップ3】「実際の情報」を流し込む
ですが…きれいに出来てはいるのですが、実際のお店のお団子とは値段や特色が全然違いました。
そこでお店の実情(価格や商品のこだわり)を条件に明記してあげます 。
『A4横で印刷してすぐに使える「お団子の店頭POP」を描いて。
・みたらし団子:108円〜秘伝のタレが評判です。テレビにも取材されました。
・よもぎ団子:216円〜あんこも手作り。意外と子供にも人気です。
トンボや補助線は不要です。』

こうするとデザインの中にちゃんと商品名や価格、特長をしっかりと組み込んでくれるようになります 。
■ 【応用技】同じトーンで「別の味・新商品」をつくる方法
一つ理想に近いPOP画像ができあがったら、そこから一気に作業が楽になります!
「季節限定の味も並べたい」「同じ雰囲気で別のメニューも作りたい」という時は、出来上がったベース画像をAIにアップロードして、こうお願いしてみてください 。
『「みたらし団子」を「焼きしょうゆ団子:216円、一味とうがらしがピリッとアクセント」に変更、
「よもぎ団子」を「地元しずおかの緑茶:108円、緑の香りがお団子をより美味しく引き立てます」に変更。』

画像をイチから作り直すのではなく、「ベースの画像+部分変更の指示」にするんですね。そうすることで、お店全体の統一感や雰囲気を壊さずに、別バージョンのPOPをカンタンにつくることができます(*^^*)
■ まとめ:AIは“頼みながら一緒に育てる”相棒
最初から100点満点のプロンプト(指示文)を用意する必要はありません 。
- 「写真っぽくなっちゃったな」と思ったら、使い方を指定する(例:A4横で印刷して使える)
- 「余計な線が入っちゃったな」と思ったら、NGを伝える(トンボ不要)
- 「うちの商品と違うな」と思ったら、具体的な特徴を添える(価格やこだわり)
こんな風に、試しながら言葉を足していくやり方で十分なんです 。
パソコンの前で完璧な指示を考えてフリーズしてしまうくらいなら、まずはひとこと「お団子のPOPを作りたい!」と投げかけてみて、そこからちょっとずつ気になったところを修正する方法、オススメです(*^^*)

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