『これまでの○○には、「 」が足りませんでした。』

こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
世の中には、すでにたくさんの商品やサービスがあります。
あなたが販売しようとしている商品も、いわゆる「ライバル商品」、「競合商品」が存在するのではないでしょうか。
そんなライバルと比べて、「ウチの商品はココが違うよ」、「我が社のサービスはこういうところに手が届くようにできています」といった“優れた点”はないでしょうか?
もしそのような“差別化ポイント”を持っている商品なら、でオススメしたいのがこの書き方。
『これまでの○○には、「 」が足りませんでした。』
既存の商品やサービスではココが足りなかった。
こういうコトができなかった。こんなところが気が利いていなかった。
こういうニーズを取りこぼしていた…
そのような「これまでの商品では足りなかった。でも、私たちの商品はちゃんとカバーしています」ということをアピールしていくのです。
そこを伝えることで、お客さまは「そうか、他のものではそういうところが足りないんだな」、「そういうところをちゃんとケアしているものを選べばいいんだな」と知ることができます。
あなたの商品が他のものとは違うということがわかれば、あなたの商品が選ばれやすくなりますね。
例としては、このような商品紹介文になります。
【 文章例 ~ テニススクール 】
『これまでのテニススクールは「シニアへの配慮」が足りませんでした。』

でも、「体があまり動かなくなったけど、テニスをしたい」、「憧れのテニスをしたいけど、こんな年齢になっちゃった…」という方はたくさんいます。
そこで「シニアだけのクラス」や「シニア・はじめてのテニスクラス」を新設いたしました。
『周りも似たような年の人ばかりなので、気後れすることなく、すぐに友達もできました』、『75歳にして、若い頃に憧れたテニスを始めました。コーチもみなさんも優しくて、毎週2回のこの時間が生きがいです』と喜ばれています
【 文章例 ~ 海苔の佃煮 】
『これまでの佃煮には「辛さ」が足りませんでした。』
でも「ごはんのお供にするなら、辛い方が食べやすい」という方もたくさんいます。
そこで「ちょっぴり辛い、麻辣佃煮」を発売します!
『こういうのを待っていた!』、『普通の佃煮もいいけど、お酒のおつまみにはこっちがいい』と喜ばれています。
このように表現すれば、
「そうか、今まではそういうことが足りなかったんだな」
「この商品は、そういうところがしっかりしているんだな」
と認識してもらえますね。
“他との違い”をハッキリとわかってもらう…それがまさに“差別化”となります!
では、あなたの商品もこのテンプレートに当てはめて書いてみましょう!

- A)他社の商品・サービスに「足りないもの」は何ですか?
~ あなたの商品にはあるけれど、他社商品には無い特長を考えてみましょう。
この部分を「シニアへの配慮」や「辛さ」といったような『名詞』にすると表現がスマートになります - B)その「足りないもの」を求めている人は、どんな人ですか?
~ その特長を喜んでくれる人は、どんな人ですか? 想像してみましょう - C)そんな人たちのために、あなたはどのような工夫をしましたか?
~ 「だからこういう商品にした」など、そのお客さまに喜んでもらえるようにした工夫を描きましょう - それを使ったお客さまは、どのようなことを言っていましたか?
~ 「お客さまの声」を入れることで、よりイメージがしやすくなります。
差別化ポイントを明確にする「商品紹介文」が書けましたでしょうか?
「こういう人たちにも使いやすくしたい」、「こういう使い方もできるようにしたい」と考えた工夫や優しさはきっとお客さまに伝わるはず。
ぜひアピールしていきましょう!
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司

「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
・・・
必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
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