プロンプトを作るプロンプト?!
「ことのは塾」のやまなしです。
……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。
今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)
小林:先生!アタシたちもプロンプト作ってみたい!
やまなし:お!モチベーション高いですね!
上田:前回、色々とネット上のプロンプト例を見ていったじゃない? そうしたら、面白いプロンプトがいっぱいあってね。
小林:でも、実際、使ってみると、ビミョーに自分がやりたいことにフィットしなかったりして……。
上田:で、じゃあ自分たちでゼロから作ってみようよ、ってことになったの。
やまなし:いいですねぇ。順調に進化していますね。
小林:でしょう?
でね、今度、PTAで『会報誌』を書かなくちゃならないんだけど、その内容を考えてもらうプロンプトを作りたいの。
上田:これから何回かPTA会報誌をつくる機会があるんだって。だから、それをプロンプト化しちゃえばいいね、って話になって。
やまなし:それはいいですね。何度も使い回す事柄だからこそ、プロンプトにしておく意義がありますから。
小林:でもね……
やまなし:でも??
小林:全然、アイデアが浮かんでこないのよ!
上田:どんな“条件”をつけたら、いいプロンプトになるのかなぁ?ってところで止まっちゃって…。
やまなし:なるほど、なるほど。でも、安心して下さい。それって「プロンプト初心者あるある」ですよ。
小林:そうなの?
やまなし:ゼロから何かを考えるのって、誰でも難しいものなんです。
アイデアを出す時って、何かしらの“たたき台”があるといいですよね。
上田:確かに会議の時でも、誰かが「こんな案はどうですか?」って、何かアイデアを出してくれると、「それはいいね」とか「じゃあ、こういう案はどう?」なんて、会議が動き出すことってあるね。
小林:あ! その“たたき台”をChatGPTくんに出してもらうんだ!
やまなし:その通りです! 具体的にはこんな感じで指示してみましょう。
・・・・
『 PTAで会報誌を書かなくちゃならないんだけど、どんな内容がいい? 』
このプロンプトをより良くして、下記のスタイルで書き直してください。
【◆リクエスト】
-
【◆ 条件】
-
-
-
【◆出力】
-
-
・・・・
小林:え? そんなテキトーな感じでいいの?! 『PTAで会報誌を書かなくちゃならないんだけど……』って、さっき、アタシが言ったセリフ。
やまなし:はい、大丈夫ですよ。じゃあ、ChatGPTくん、お願いします。
ChatGPT:
はい、このスタイルでプロンプトを書き直します。
【◆リクエスト】
PTAの会報誌を書くためのアイデアを提案してほしい。内容は親と子どもたちにとって有益で、読んで楽しいものにしたい。具体的なトピックやセクションの例をいくつか挙げて、バランスよく取り入れたい。
【◆条件】
- 会報誌の内容は親と子ども両方に役立つものとする。
- 楽しく読みやすい文章を心がける。
- 具体的なトピックやセクションの例を含めること。
【◆出力】
- 会報誌に含めると良いトピックのリストと、それぞれのトピックに対する具体的なアイデア。
- 親と子どもが楽しめるコーナーの提案。
- 読みやすく楽しい文章のサンプル。
上田:わ! すっごく詳しくなった!
小林:でも、何だか難しいわ……。PTAのみんなに説明する時、難しい顔されそう…。
やまなし:そんな時は、“いつものフレーズ”です!
ChatGPTくん、「少し表現が難しいので、もっとやさしい表現にして」
ChatGPT:
かしこまりました。
【◆リクエスト】
PTAの会報誌の内容を考えるためのアイデアが欲しいです。
親と子どもが楽しく読める内容にしたいです。
具体的なトピックやセクションの例をいくつか教えてください。
【◆条件】
- 親と子ども両方に役立つ内容にすること。
- 楽しく読みやすい文章にすること。
- 具体的なトピックやセクションの例を含めること。
【◆出力】
- 会報誌に含めると良いトピックのリストと、それぞれのトピックに対する具体的なアイデア。
- 親と子どもが楽しめるコーナーの提案。
- 読みやすく楽しい文章のサンプル。
上田:うんうん、こっちの方がわかりやすい。
小林:なるほどね~、“条件”とか“出力”とか、そういうコトを書いたらいいんだ。
やまなし:条件はもっと増やすことができますよ。『条件を7つにしてみて』
ChatGPT:
条件を7つにしてみます。
1. 親と子ども両方に役立つ内容にすること。
2. 楽しく読みやすい文章にすること。
3. 学校行事やイベントに関連する情報を含めること。
4. 教育や子育てに関するアドバイスを提供すること。
5. 親と子どもが一緒に楽しめるアクティビティの紹介。
6. コミュニティのニュースやお知らせを含めること。
7. 会報誌全体のレイアウトが見やすくなるように工夫すること。
小林:あ、アイデアがいっぱい出てきた!
やまなし:「親御さんたちに、PTA活動に参加したいって思ってもらいたい」とか、「写真をたくさん載せたいです」といったように、リクエストをすると、より希望に沿った条件アイデアが出てきますよ。
上田:こうやってChatGPTくんが作ってくれた中から、良さそうなアイデアを選べばいいね。
やまなし:これはあくまで“たたき台”ですから、小林さんが「これはっ!」と思うアイデアがあれば、それを選べばいいですし、小林さんがまったく新しい条件を加えても、もちろんOKです。
小林:ふむふむ……なるほど……会報誌はいつも「PTA行事の報告」を入れるのよね…。部活動のがんばった子の写真も入れたいし…。先生からPTAに伝えたいコトも入れなきゃだし……。
上田:アタマが回転し始めたみたいだね。もうこっちの声は聞こえてないみたいだ。
先生、このプロンプト、面白いね。
やまなし:『プロンプト作成プロンプト』なんて呼ばれることもあるモノですね。
このジャンルは研究している人が数多くいらっしゃるので、ChatGPTくんの回答も日に日に改善されて、以前より良いプロンプトを作ってくれるようになっている気がします。
上田:ChatGPTくんも勉強してるんだねぇ。ボクたちもがんばらなきゃ。
やまなし:ChatGPTくんが優秀になってくれる分、ワタシたちは“お任せじょうず”になればいいと思いますよ(*^^*)
【やまなし先生の解説】
プロンプトは、「こんなルールで考えて欲しい」といった“条件づけ”や、「こんなカタチで回答して」といった“出力”の指定が大切です。
でも、逆を言えば、それが難しいところ……。
そこの“たたき台”を出すところもChatGPTくんに任せちゃおう!というのが、今回の『プロンプト作成プロンプト』です。
条件や出力ルールのアイデアは、"無限"に聞くことができます。
人間相手に「アイデアを100個、出して!」なんて言って、それをさらっとボツにしたりなんてしたら、今なら「パワハラっ!」って言われかねません (^_^;)
でも、ChatGPTくんならいくらでもアイデアを出してくれます。
(出してくれたアイデアもボツにし放題?! (^_^;))
ゼロからアイデアを出すという“難しいところ”をあなたが担当することはありません。優秀なアシスタントがいるのですから、ぜひ“お任せじょうず”になっていきましょう!
【今日のまとめ】
◆ プロンプトに含める「条件」や「出力ルール」が思い浮かばなかったら、『プロンプト作成プロンプト』に任せてみよう!
◆ ピン!とくる条件やルールが出てこなかったら、いくらでもリクエストしよう。
◆ 「ゼロからアイデアを出す」ような、難しいコトはChatGPTにお任せしてみよう
--- 山梨 栄司
今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
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