ChatGPTの「性格」を変えると話しやすい?

ChatGPTの「性格」を決める

最近は、AIの“性格”や“トーン”を細かく調整できるようになりました。

例えば、やさしく寄り添うように話すAI、静かに整理してくれるAI、ズバッと短く答えるAI、ゆっくり丁寧に説明してくれるAI…といった具合に、あなたの好みに合わせた“相棒像”をつくることができます。

でも、色んな性格にできる自由度が高い分、自分で決めるのがむずかしい…という人も多いようです…(^_^;)

そこで今日は、「あなた(自分)に合うAI像」をつくる時のプロンプトの例を紹介しますね。

「私には、どんな話し方をするAIが合うんだろう?」
「優しいほうがいいのかな。それとも、短くズバッと言ってほしいのかな。」

あなたの“好み”に合うChatGPTになってもらえるようにしていきましょう (≧∇≦)


1. 「あなたに合うChatGPT」はどんな性格?

「あなたに合うChatGPTの性格」って言われてもピン!とこないですよね?(^_^;)

そんなときに役立つのは「AIに自分のことを質問してもらうこと」

『Q.ふだん、どんな場面でChatGPTに手伝ってほしいですか?』

『Q.どんな“話し方の雰囲気”だと落ち着いて会話できますか?』

『Q.これまでAIと話したとき、好きだった点や苦手だった点はありますか?』

こんな質問をChatGPTからしてもらうんです。

…でも、AIを使い慣れない人にはこれでもまだ答えにくいかも知れませんね。

そこでオススメなのは、「一緒に“回答例”を出してもらう」こと。

  1. ふだん、どんな場面でChatGPTに手伝ってほしいですか?

回答例:
1)「仕事のメール文を整えたいときに、言い回しを自然にしてほしい」
2)「日常のちょっとした疑問を、その場で調べる代わりに聞きたい」

  1. どんな“話し方の雰囲気”だと落ち着いて会話できますか?

回答例:
1)「ゆっくりめで、クッション言葉が入っていると安心します」
2)「簡潔でテンポよく、言い切ってくれるほうが頭に入りやすいです」

  1. これまでAIと話したとき、好きだった点や苦手だった点はありますか?

回答例:
1)「具体例を添えて説明してくれるところが好きでした」
2)「長文になりすぎると読み切れないので、そこが少し苦手でした」

…こんな風に「質問」と一緒に「回答例」を出すようにしてもらうと、一層、答えやすくなるのでオススメ。


2. 性格占いプロンプト

あなたに合った“AIの性格”を提案してもらうためのプロンプト…具体的にはこんな感じはいかがでしょう?

『ChatGPT、私に合う「性格」と「話し方」の候補をいくつか提案してください。
いま私は、自分にどんなタイプのAIが合うのか迷っています。

私の日常や仕事のスタイルを理解するために、まず簡単な質問を3つだけしてください。
その際、私が答えやすいように、各質問の直後に「回答例:◯◯」という形で1〜2行の回答例も添えてください。

私が3つの質問に答えたあと、その回答をもとに、私と相性が良さそうなAIの性格・トーンを3種類示してください。
それぞれについて、
1)どんな話し方をするAIか
2)どんな人に向いているか
を、短く説明してください。

最後に、私が気になったタイプを1つ選んだ場合のために、その性格・トーンをもう少し細かく調整するための案も3つ提案してください。』

コレをコピペしてChatGPTに質問してみて下さい。


3. 「質問」と「回答例」は、“人によって違う”

ここで面白いのは、同じプロンプトを使っても、「あなたを知るための質問」と「その回答例」は、人によって微妙に変わることなんです。

その理由は、ChatGPTがあなたのことを“ちょっとだけ知っている”からなんです(*^^*)

1)これまでの会話の内容
 例:家族の話をしていれば、家庭や人間関係に寄った質問が出やすくなります。

2)あなたの話し方
 例:短い文章が多い人には、質問もシンプルに。
   丁寧な口調の人には、少し丁寧めな聞き方になります。

3)カスタム指示の内容
 例:「短くはっきり答えてほしい」と書いていれば、回答例もコンパクトになります。
   「質問を交えながら進めて」と書いていれば、問いかけが多めになります。

同じプロンプトでも、「質問と回答例」は、その人に合わせて提案されるんですね。


4.提案される「あなたに合ったAIの性格」の例

こうして質問に答えていくと、ChatGPTが“あなたに合ったAIの性格”をいくつか提案してくれます。

こうして質問に答えていくと、ChatGPTが“あなたに合ったAIの性格”をいくつか提案してくれます。

たとえば、こんな感じ。

1)穏やかに寄り添うタイプ
 話し方がやさしく、あなたのペースを尊重しながら進めてくれるスタイル。
 物事を急がず、ゆっくり考えたい人に向いています。

2)短くズバッとまとめるタイプ
 必要なことだけを簡潔に伝え、テンポよく会話が進むスタイル。
 忙しい人、もしくは「結論を最初にほしい」タイプの人に向いています。

3)整理が得意な“静かな参謀”タイプ
 あなたの話を淡々と整理し、論点・選択肢を見やすく示してくれるスタイル。
 考えが散らかりやすいとき、物事を一緒に整理してほしい人に向いています。

あなたの回答を元に「あなた好みのAI像」をこんな風に提案してくれるんですね。


5.選んだ性格は「カスタム指示」に入れる

“あなた好みのAIの性格”が見つかったら、それをChatGPTに知らせていきましょう。

ChatGPTには「カスタム指示」という設定箇所があります。

【カスタム指示のありか】

  1. ChatGPTを開いたら、
     画面右上にある「…」をクリック(スマホは左上のメニュー)。
  2. メニューの中に「カスタム指示」があります。
  3. 開くと、
     「あなたについてChatGPTに知ってほしいこと」
     「ChatGPTにどのように振る舞ってほしいか」
     という2つの入力欄が並んでいます。

あなたに合うAIの性格は、「ChatGPTにどのように振る舞ってほしいか」 の欄に入力すればOKです。

そこに、あなたが選んだ“AIの性格”を書いておきましょう。

例えば、こんな感じ。

  • 「ゆっくりしたトーンで、クッション言葉を交えながら話してほしい」
  • 「余計な前置きは省いて、要点を短くズバッと答えてほしい」
  • 「わからないまま進まないように、必要に応じてこちらに質問してほしい」

このように書いておくことでChatGPTは、あなたの“相棒AI”として振る舞ってくれるようになります。

・・・・

ぜひ、今日紹介したプロンプトを使って、あなただけの“相棒AI”をつくってみてください!

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

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・・・・

ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

・・・・

しかし…

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・・・・

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