【AIコラム】中小企業に求められる“AI人材”とは

中小企業に求められる“AI人材”とは
AIが広がる今…企業に一番重宝されるのは、実は「ICTに詳しい人」ではありません。
「プログラミングに長けた人」でも「AIの最新情報に詳しい人」でもありません。
企業が欲しいと思うAI人材…それは、どんな人なのか?それを今日はまとめてみますね。

1. 「何をしたいか」を示せる人
「あなたが何をしたいか」、「AIに何をしてほしいか?」を伝えると、AIは格段に動きやすくなります。
希望を正確にすべて伝える必要はありません。長い文章でゴールや目的を正確に語るよりも、まず“ゴール”を一言で置くほうが効果的なんです。
(例)
・「読みやすい文章にしたい」
・「今日やることを整理したい」
・「お客様に伝わる言い方にしたい」
・「この資料の要点だけを知りたい」
そんな“最初の一行”があるだけで、AIは迷わなくなります。
このようにユーザー(あなた)が求めるゴール=何をしたいのか?を伝えられる人がAI人材となるんです。

2. どんな状況なのか?を伝えられる人
目的の次は“どんな状況で使いたいのか?”を伝えます。
「相手は誰か」「いつ使うのか」「どんな制約があるか」など、具体的な状況を伝えると、精度が一気に上がります。 これも短い言葉で構いません。
(例)
・「新人向けの説明なので、専門用語は少なくしたい」
・「お客様は初対面。話す時間は5分くらい」
・「社内の朝礼で使う話なので、長いと聞いてもらえない」
・「手元のメモは箇条書きで乱れているが、整えてほしい」
この程度で十分です。 “短い状況説明”は、AIへの道案内のような役割を果たします。

3. 足りない情報はAIに質問させることができる人
でも…AIに相談や質問をしたい時、(2)にあるような自分たちの“状況”や“条件”をすべて伝えられるとは限りません。
そんな時は、AIが聞きたいことをAI自身に“質問”させてやって下さい。適切な回答を出すために必要な情報をあなたに聞いてくれるようにするのです。
そのためのプロンプトはこんな感じ
・「足りない情報があれば、必要な順に質問してください」
・「判断に迷うところは、私に確認しながら進めてください」
・「より良くするために必要な点があれば、こちらに聞いてください」
こうしておくと、AIが 「相手は誰ですか?」 「仕上がりの長さの希望はありますか?」 などと確認しながら進めてくれるので、あなたの状況に合った、あなた好みの回答が出てきやすくなります。

まとめ:AI人材には“特別な人”ではなく、誰もがなれる
中小企業で求められるAI人材とは、
1.「何をしたいか」を示せる人
2.どんな状況なのか?を伝えられる人
3.足りない情報はAIに質問させることができる人
です。
特別な資格も、専門的なプログラミング技術も必要ありません。
AIに“うまく働いてもらう伝え方”ができる人こそ、現場で頼られる新しいAI人材だと考えています。
そのために大切なことは「仕事をよく知ること」。
社内ルールや書類の決まり事を知っている人のほうが、AIを使った書類づくりは格段に上手くなります。
お客さまの希望や状況をよく知っている人のほうが、「提案書」などをうまくAIに出してもらうことができます。
たとえAI時代になっても、仕事や会社、お客さまのことをよく知る人のほうがいい仕事ができるんですね。
「その仕事を知ること」×「AIの使い方を知ること」
その“掛け算”を大きな値にできる人が『企業が求めるAI人材』と言えるのではないでしょうか。


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