【AIフレーズ④】"中学生にもわかるように問題"を解決!?~『最初に目次をつくって』



文乃:「先生、仕事で渡された資料が難しかったのでChatGPTくんに『中学生にもわかるように解説して』って頼んだんです」

やまなし先生:「いいですね~。難しいテキストもChatGPTくんに易しく解説してもらうと読みやすくなりますものね」

文乃:「でも…ホントは100ページくらいある資料がバッサリ省略されてしまって…」

堂前:「ああ、それ、自分もあるよ。ざっくり省略されすぎて『もっと詳しく教えてよ!』ってなるんだよね。」

上田:「わかるなぁ。“要約”しすぎちゃうことってあるよね」

やまなし先生:「なるほど。確かに要約をしてしまうきらいはありますね。でも、解消法がいくつかありますよ」

文乃:「あ!聞かせてください!」

やまなし先生:「まず『目次』を作ってもらうんです」

上田:「目次を作る??」

やまなし先生:「はい、『このテキストの目次を作ってください』ってChatGPTくんに依頼してみて下さい。目次を作ってもらうことで、そのテキストにどんな内容が載っているのか? ChatGPTくんにまず確認してもらうんです」

小林:「じゃあ、あたしの持ってるこの『健康ガイド』のPDFでやってみてもいい? カルチャースクールで宿題で出たのよ、次までに読んできて下さいって」

やまなし先生:「じゃあ、それを使ってみましょうか。まずはそのPDFを読み込ませて…『この健康ガイドの目次を作って』」

ChatGPTくん: 「この健康ガイドの目次は以下のようになります。
1)健康の基本原則
2)バランスの取れた食事
3)運動の重要性
4)ストレス管理とメンタルヘルス
5)睡眠の質を向上させる方法
7)生活習慣病の予防
このように分かれました。」

堂前:「おー、ちゃんと目次になりましたね」

やまなし先生:「このガイドブックは目次がはじめからありましたけど、目次が用意されていないものでもChatGPTくんが考えて作ってくれますよ」

小林:「それで、それで? 次はどうするの?」

やまなし先生:「このように目次を作ってもらったら、必要な項目だけを詳しく聞くことができます。例えば…『4番の項目を中学生にもわかるように説明して』」

ChatGPTくん:「ストレスは、心が疲れたりイライラしたりする状態のことです。これを減らすには、リラックスする時間を作ることが大切です。例えば、好きな音楽を聴いたり、散歩をしたりすることで、気持ちを落ち着かせることができます。」

小林:「お~、わかりやすくなったわ!」

上田:「元のテキストだとなんて書いてあるの?」

小林:「えっとね…ストレスとは、生体が外的要因(環境的・心理的ストレッサー)に適応しようとする際に生じる生理的および心理的反応で……」

文乃:「わー、その部分だけでも難しそう (^_^;)」

堂前:「わかりやすくしてもらった文章の方は、スッと読めますね」
・・・

文乃:「先生、私の資料もやってみていいですか? ネットショップの運営に関するテキストなんですが、専門用語が多くて…」

堂前:「あ、それボクも聞きたい。専門用語ってわかりにくいのも多いんだよね」

文乃:「そうなんですよ~。それで……わかりやすくしては欲しいんですが、専門用語はそのまま使ってもらえますか? 会議なんかではその用語が出てくると思うので、意味は知っておきたいなと思って」

やまなし先生:「それじゃあ、『専門用語はそのまま表記して、そこに解説を添えて』という指示も加えてみましょうか。そうすれば用語の意味も覚えられますからね」

文乃:「あ、それだとありがたいです。特にこの「CX向上施策」っていう項目が難しくて…」

ChatGPTくん: 「CX(カスタマーエクスペリエンス)とは、『Customer Experience(顧客体験)』の略です。これは、お客様がネットショップを利用するときに感じる『使いやすさ』や『満足度』を向上させる施策を指します。例えば、パーソナライズドレコメンド(過去の購入履歴に基づいたオススメ商品の提示)や…」

堂前:「お! 用語に解説がついたよ」

上田:「コレなら文乃ちゃんたちにはわかりやすいんじゃない? ボクにはまだ難しいけど…(^_^;)」

小林:「それなら、もっとわかりやすくして、って言えばいいんじゃない? どこまでもアタシたちに合わせてくれるわよ、ChatGPTちゃんは!」

やまなし先生:「そうですね。「もっとわかりやすく」とか、「具体的な例をもっと教えて」なんてリクエストしていくといいですね」

堂前:「先生、これって“契約書”でも大丈夫ですか? ちゃんと全文、読まなきゃならないんでしょうど言い回しが難しくって…」

やまなし先生:「その場合は『文章を削らずに、わかりやすい言葉に言い換えてください』って伝えてみるのはどうでしょう? それなら文章を内容を削ることなく、わかりやすく言い換えてくれますよ」

上田:「それだと元の文章が長いと、言い換えた文章も長~くなっちゃうでしょ?」

やまなし先生:「そうですね。やさしい言葉に言い換えるので、むしろ元の文章より長くなることも多いです…。でも、“じっくり時間をかけてでも内容を確認したい”という時にはオススメですよ」

文乃:「もし気になる内容があったら、元の契約書に戻ってみればいいですものね」

やまなし先生:「そうですね。元の文章を確認するのも大事です。そんな時も『◯◯は原文だとどのように書いてありますか?』って聞くと、元の文章を教えてくれますよ」

堂前:「うーん、これは助かるなぁ。でも、契約書ってそもそも何でこんなに難しい言葉ばかり使うんだろう?」

小林:「ちゃんと読ませたくないのよ、きっと」

上田:「シニアにとっては天敵だよね、“細かい文字” (^_^;)」

小林:「え~い、契約書よ!小学生でもわかりやすいようになれ~っ!」

ChatGPTくん:
「この紙に書いてあるルールを守ってね! 約束を破ったらダメだよ! もしトラブルがあったら、お互いで相談しようね!」

文乃:「……ビジネス文書がみんなこんな感じだったらいいのに…(´ω`)」


【やまなし先生の解説】
今日のAIフレーズは『この資料の目次を作ってください』。
「中学生にもわかるように解説して下さい」というフレーズを使うと、難解なテキストも読みやすく、わかりやすくしてくれます。
でも…このフレーズには弱点もあって……元の内容を省略したり、要約したりしてしまうんです。
場合によっては省略・要約せずに全部の内容をつかんでおきたいこともありますよね?
でも、難しい言い回しは避けてほしい…
そんな時に使ってほしいのがこのフレーズです。
ChatGPTくんに“目次”を作ってもらって、順番に「中学生にもわかるように解説して」と伝えていけば情報を端折られずに済むんです。
応用としては、次のようなフレーズがあります。
- 専門用語を押さえつつ学びたい → 『専門用語はそのまま表記して、そこに解説を添えて』
- 文章の意味を変えずにわかりやすく → 『文章を削らずに、わかりやすい言葉に言い換えてください』
- どこをどう言い換えたか確認したい → 『原文と比較して、言い換えた内容を教えて』
ChatGPTくんは難しいテキストをやさしく言い換えるのが大得意。ぜひそのチカラをうまく借りていきましょう!

【今日のまとめ】
☆ 今日のAIフレーズ 『この資料の目次を作ってください』
ポイント
- まず目次を作らせることで、情報の構造を整理できる
- 知りたい項目を指定して、的確に質問できる
- 『文章を削らずにわかりやすく』などの追加フレーズで工夫していきましょう

--- 山梨 栄司


今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
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といった“声”があるのも事実です。
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