組合・商店街が活性化した「成功のカギ」とは?

 

 今週はたまたまなのですが、

「組合や商店街などの“集団”のビジネスがどうやったらうまくいくか?」

というテーマでの仕事が多くありました。
「ことのは塾」の手掛けた案件の場合、この1点がうまくできた集団は100%うまくいっています。
それは、

「少数チームの自由な動きを、組合が応援できるかどうか」
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商店街を例に取りましょう。
例えば、新聞社などの取材を呼ぶために「ハロウィンにちなんだ商品を出そう」と決めたとしても、対応できるお店とできないお店がありますよね。

それを「全店舗が対応できないからナシだ」としてしまうと、新しい動きは出づらくなってしまいます。
組合としては、「全員が参加できるような仕組み」をしっかり作り上げてからにしたい。

ただ、全員が賛同する企画というのは難しい。
商店街などの例ですと、こういう場合、「ビジネス的に当たり障りのないイベント」(=地域の高校生を呼んで演奏会をしてもらう等)は企画が通りやすいです。

でも、そういったイベントは経営にはほとんど好影響がありません・・・。
「高校生のブラスバンドが演奏してるから、商店街に行ってみようか」というのはあるかも知れません。

でも、「高校生が演奏している商店街なら、良いモノが売っているはずだ」なんて思う人はいません。
余裕のある商店街ならいいんです。

高校生の元気な演奏でお客さんを呼べば、お店の魅力で商品を買ってもらえる。

でも、「タイヘンな商店街」はそれができないから困っているのです。
もっとビジネスに直結した企画を、フットワーク軽くやっていくことが大事。

でもビジネスに近くなればなるほど、各店舗の思惑は異なってきます。

そもそも「卸売と小売」、「高級品店とリーズナブル店」では、やりたい販売促進が大きく異なりますので、お店によって思惑も違ってきます。
だからこそ、「思惑が一致する少数精鋭のチーム」で何かを始めることが大事なんです。
組合がそれぞれのチームに予算をつける必要もありません。

組合組織ではない、有志の集まりでも使える補助金が、中小企業団体中央会さんなどに用意されています。

組合としては、その使い方などをレクチャーしてあげるだけで良いでしょう。
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重要なのは、そのチームの門戸は必ず開けっ放しにして、後から参加したいと手を挙げる店舗を歓迎する雰囲気を作ることです。

「うまく行きそうだったら参加する」という人を、“後出しジャンケン”と揶揄せず、うまく巻き込んでいくのが成功のカギ。

( チームをつくる前から、そのルールを決めておくと後々スムーズです )
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「人が集まっている」ということは、大きなチカラを出せるということ。
「集団になってしまって身動きが取れない・・・」という面ばかりが注目されてしまう組合や商店街ですが、

「小さく始めて、大きく育てる」

を基本にしていけば、より多くの知恵と可能性が集まる“場”として、チカラが発揮されるはず。
全国の組合さん、商店街さん、そんなやり方をやってみてはいかがですか?

 

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

と、『業務の効率化』『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。

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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

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しかし…

私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、

☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…

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といった“声”があるのも事実です。

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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。

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