【商品紹介テンプレート】~ AとBならどちらがいいですか?

こんにちは!「ことのは塾」の やまなし です。

「今晩、何が食べたい?」と聞かれて、困ったことはありませんか?

何か具体的に食べたいものがあれば、それを答えればよいのですが、何も思い浮かばない時は、「……何でもいいよ」なんて答えてしまうのではないでしょうか。

では、「今晩、お刺身とトンカツ、どっちが食べたい?」と聞かれたらどうでしょう。今度は、あなたのアタマの中にお刺身とトンカツの“画”が浮かんだのではないでしょうか?

このように「何が好みですか?」とフリーアンサーで聞かれるよりも、「AとBだったら、どちらがいいですか?」と“選択肢”を示して聞かれる方が人は答えを出しやすいと言われています。

商品紹介の世界でも、それは同じ。

いくつかある商品をA、B、C、Dとただ並べて見せるよりも「AとBだったら、どちらがいいですか?」と選択肢を狭めて見せる方が、お客さまは具体的に、「そうだなぁ、自宅で使うならAの方がいいかなぁ」、「値段はBの方が魅力的だよね」と考え始めてくれるのです。

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ある貸衣装のお店は、このテクニックをこんな風に使っていました。

「シックなドレスと、華やかなドレス……あなたはどちらがお好みですか?」

数百点のドレスが借りられるこのお店では、一つひとつの衣装を紹介していたら、いくら時間があっても足りません。

また、そんなに多くのドレスを紹介されても、お客さまも困ってしまうでしょう。

でも、このように選択肢を示して問われたら、「今度の食事会に合うのはどっちかな?」と具体的なイメージを持って考え始められますよね。

あなたの商品やサービスだったら、お客さまにどんな「選択肢」を見せられるでしょうか?

「お探しなのはランニング用のシューズですか? ダンス用のシューズですか?」と“用途”を区切って聞いてみるのはいかがでしょう。

他にも「初心者向けのモノがいいですか?上級者向けのモノがいいですか?」と、利用者の熟練度などで分けるのもおすすめ。

「富士山の見える山側のお部屋がよろしいでしょうか?太平洋を臨む海側のお部屋がよろしいでしょうか?」と、お客さまが悩みそうな選択肢を見せるのもいいですね。

このように表現すれば、「そうか、そういう選択肢があるんだな」とわかっていただくこともできます。

たくさんの商品をお持ちなら、「どちらがいいですか?」と選択肢を見せるのはいかがでしょうか?

--- 「ことのは塾」 山梨 栄司

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