「私は何がわかってる??」~ “理解度スケール”の「幅」は変えられます
「ことのは塾」のやまなしです。
……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。
今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)
小林:『理解度スケール』って、「こういうことをわかっている人はレベルいくつ」って“例”を出してくれるから、自分が「どれくらいわかっているのか?」がわかりやすいですね。
やまなし:個別指導塾の先生も、この『理解度スケール』を使って、生徒さんと話をするそうですよ。
上田:「その子がどれくらいわかってるか?」がわからないと、教えることも難しいですもんね。
小林:ウチの娘、最近、算数が難しくなってきたみたいで、よく宿題を見てあげてるんですが、「どこがわかんないの?」って聞いても、「わかんないトコがわかんない!」ってカンシャク起こします(苦笑)
やまなし:まさにそんな時ですね。1から5の「理解度スケール」を見せてあげれば、「ここはわかる。ここからわからない」って娘さんの“理解度”を知ることができますね。
小林:なるほどねぇ。確かに「わかんないコトがわかんない!」って私も言ってたわ(笑)
やまなし:たとえば、こんな感じでChatGPTに聞いてみましょう。
「分数の計算のコツ」を教えてください。
私の知識レベルを「1から5のスケール例」を出して測ってから解説をお願いします
ChatGPT:分数の計算のコツを理解するためには、まずあなたの数学に関する知識レベルを確認させてください。以下のスケール例を参考に、あなたのレベルを教えていただけますか?
初心者:基本的な数の足し算、引き算ができるが、分数の計算には不慣れ。
基礎知識あり:分数の足し算、引き算ができるが、掛け算や割り算に自信がない。
中級者:分数の四則演算ができるが、複雑な分数の計算(例:異分母の足し算や引き算)に不安がある。
上級者: ……(後略)
あなたのレベルを教えていただければ、それに合わせた分数の計算のコツをご紹介します。
小林:う~ん、どうなんだろう…。初心者の中の“中の上”くらい…?
上田:そもそも、言ってる言葉がちょっと難しいね。小学生には「四則演算」ってわからないかも。
やまなし:ぴったり当てはまるレベルが無かったら、「スケールをもっと細かくする」ことも出来ますよ。
それに「小学生でもわかる表現にして」と加えることで、お子さんにもわかる表現にしてくれるでしょう。
やってみますね。
『「1から8のスケール例」にすると、どうなりますか? 小学生にもわかるような表現でお願いします』
ChatGPT:より細かい段階に分けたスケールの一例です。
1.完全な初心者: 分数とは何か、分子と分母の意味もわからない。
2.初歩的理解: 分数の意味は理解しているけれど、分数の足し算・引き算ができない。
3.基本的計算能力: 分数の足し算や引き算はできるけど、かけ算や割り算が苦手。
……(後略)
小林:あ、これだと「3番」がウチの娘です。足し算・引き算はできるけど、かけ算からこんがらがっちゃうみたい。
上田:スケールってのは、“幅”を色々、変えられるんだね。
やまなし:そうですね。スケール幅を細かくすると、“例”がより細かく、具体的になるので、「自分はココだ」とわかりやすくなりますね。
でも、あんまり数が多すぎると逆に混乱してしまうかも知れないので、5つくらいから始めてみるといいかと思います。
小林:上田さん、わたしたちが「ChatGPTをどれくらいわかっているか?」もスケールで測ってもらう?
上田:ボクは“永遠の0”でいいよ。
【やまなし先生の解説】
さすがのChatGPTくんでも、『あなたが何を、どのくらいわかっているのか?』というデータまでは持っていません。
そのデータをChatGPTに知らせるのに便利なのが、この「理解度スケール」です。
この“ものさし”は、幅を自由に変えることができます。
通常は「5つ」くらいがちょうどいいと思いますが、「初心者・中級者・上級者の3つ」にして、ぱっと決めるのもいいでしょう。
逆に「9つ」くらいの細かい区分けにして、自分にピッタリの答えを求めるのもいいでしょう。
区分けの“数”は途中で変えることもできます。
また、「各区分けを小学生でもわかるような言葉で説明して」と加えれば、もっとやさしい表現で各レベルを説明してくれるでしょう。
ChatGPTくんは知識レベルが広すぎるため、ともするとカンタンすぎたり、難しすぎる回答を返してきます。
あなたに合った回答をしてもらうため、「ワタシはこのあたりにいますよ!」とChatGPTに伝えていきましょう!
【今日のまとめ】
◆スケールの“幅”は自由自在!
~ 自分が当てはまる項目が無かったら、スケールの幅を細かく(1~5の数字を大きく)してみましょう
--- 山梨 栄司
今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
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