【質問】~ 他店との「差別化」が難しいんです…
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
今回はある“ハンドメイド・アクセサリー屋さん”から、『他店との差別化が難しいんです…』というご相談をいただきました。
先生、こんにちは!今日は私が作ったペンダントの商品紹介文について相談があります。
こんにちは、吉野さん。どんなペンダントなんですか?
はい、こんなペンダントなんですが…どうやったら興味を持ってもらえるのかなぁって思って…
ちなみに今はどのような感じの紹介文にされているんでしょうか?
こんな感じです。
《このペンダントは高品質の素材を使用し、シンプルなデザインは日常使いにも特別な日にもぴったりです。どんな服装にも合わせやすいです 》
うんうん、いいですね。
でも、この文章だと「他店のペンダントでも同じ」じゃないですか?
そうですね…。同じ手作り品が集まるネットモールとかだと、埋もれちゃうかも知れませんね…。
そうなんです…そこが悩みで…。
わかりました。
同じような商品が並ぶ時は、「他のお店には無いオリジナリティ」、いわゆる“差別化ポイント”をアピールするのが一番なのですが……
その“差別化ポイント”が見つからないんです……。
特にコレといった素材を使っているわけでも、他の人に無い特別な技術があるわけでもないし…
いやいや、あるじゃないですか。吉野さんご本人、“あなた自身”ですよ。
私…ですか!?
当たり前のように聞こえるかも知れませんが、吉野さんがいるのはココだけ、他のアトリエにはいません。
だからこそ、製作者自身が「オリジナリティ」のタネになるんです。
で、でも私…他人に誇れることなんて無いですよ?!
他の人より優れているところだけがオリジナリティというわけではないですよ。
例えば、吉野さんのペンダントを気に入ってくれる人は、“どんな人”なんでしょうか?
どんな人??…
想像してみて下さい。これまで実際に買ってくれたお客さまを思い出してもいいですし、買ってくれそうなお客さまはどんな人かを想像してもOKです。
えっと…、私の作品はみんな「星」をイメージしてるんです。私が「星をみる」のが好きなので…
おー、いいポイントが出てきたじゃないですか。
「星が好き」、「星をみることが好き」、それは吉野さんとお客さまとの“共通点”と言っていいのではないですか?
そう…ですね。同じ趣味、というか、私とお客さんとの共通点と言えるとは思います。それが何かになるんでしょうか?
そういった「あなたとお客さまとの共通点」こそ、伝えていくべき差別化ポイントなんです。
これにはちゃんと根拠もあるんですよ。
コミュニケーション学という学問によると、人は誰しも「自分と同じ」ところを持っている人が気になるのだそうです。
同じ中学を卒業しているとか、同じスポーツチームが好き、だとか。
あ、確かにクルマに自分の好きなチームのステッカーが貼ってあると、「この人、いい人だ」って思ったりします。
その人のこと、全然知らないのに。
そのクルマに乗っている人との“共通点”を見つけたから、そう思った…というわけですよね。それと同じです。
“共通点”を知ると、気になる…確かにそうですね。
ペンダントの紹介文に話を戻しますね。
たとえば…
《 私は星をみるのが好きなんです。このペンダントシリーズは、私が大好きな“星”をイメージしました。こちらの作品は、2月の夜空をイメージした作品で…》
といった感じで表現していったら、吉野さんと同じように「星をみる」のが好きな人はきっと気になってくれるはず。
あー、それは気になります。どんな作品を作っている人なんだろう…って、他の作品も見てみたくなるかも。
個々の作品よりも、そのデザイナーやアトリエ自体に興味を持ってもらった方が、“その先”にもつながりやすいですね。
いい視点ですね。私もそう思います。
そうか…自分をオリジナリティのタネにする…やってみます!
ぜひぜひ、やってみて下さい!
【今日のまとめ】
今回の“お客さまとの共通点”は、アクセサリーのデザイナーさんだけに使える秘術ではありません。
ある大手メーカーさんでも、メルマガの担当者さんが、「ウチはネコが3匹いるんですが、日々のお掃除、タイヘンですよね~」と、「ネコを飼っていること」を“お客さまとの共通点”として見せています。
もちろん、この方が担当しているのは、「ネコを飼っている人のためのグッズ」。
メルマガを読んでくれる人も、きっとネコを飼っているでしょう。
まさに“お客さまとの共通点”ですね。
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あなたのビジネスにも、きっと「あなたとお客さまの共通点」があるはず!
ぜひ探してみて下さい!
--- 山梨 栄司
今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!