ChatGPTにアイデアを“自己採点”してもらおう!

「ことのは塾」のやまなしです。

……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。

今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)


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小林:上田ちゃんのブログ、出来上がったねぇ。

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上田:ホント、自分独りで考えてたら、こんないい文章は書けなかったね。

先生、このブログを投稿しようと思ってるんだけどね、「タイトル」ってどうしたらいいかなぁ?

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やまなし:せっかくなので、タイトルもChatGPTくんと一緒に考えてみましょうか。面白いやり方があるんです。

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小林:先生、“面白い”って先に言っちゃダメなのよ、芸人のキホンよ。

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やまなし:コレがホントに面白いんですよ (*^^*)。

じゃあ、まずChatGPTくんにタイトルのアイデアを出してもらいます。5つくらい、挙げてもらいましょうか。

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上田:『このブログのタイトルを5つ、考えてみて』って指示すればいいのね?

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やまなし:はい、その通りです。その時、こんな一言をプロンプトに加えてみて下さい。
 
『 それぞれのタイトルには、「どうして、このようなタイトルにしたのか?」という"ねらい"をカンタンに添えて 』

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ChatGPT:はい、わかりました。

1.    タイトル:「動物園でクイズ!孫との特別な絆を深める一日」

ねらい:ブログの内容が孫と一緒に動物園でクイズを通じて楽しんだことを伝えると共に、それが二人の絆を深める経験になったことを強調するためです。

2.    タイトル:「おけら山の冒険!孫と解く動物園クイズ」

ねらい:「おけら山動物園」を訪れた冒険というワクワク感を表現し、クイズを解く楽しさを伝えることで、読者に興味を引くタイトルにしました。

3.タイトル:「動物と学ぶ楽しい一日:孫と共に」

ねらい:動物園で動物について学ぶ教育的な側面と楽しむ側面を両方表現し、孫との共有時間の価値を伝えるタイトルを目指しました。

4.タイトル:「孫の笑顔満開!動物園で遊ぶ知育の日」

ねらい:孫が動物園で楽しみながら学ぶ姿をイメージしやすいようにし、教育的な遊び(知育)を強調することで、家族向けの読者に魅力的なタイトルを提案しました。

5.タイトル:「ゾウからカピバラまで:動物園で見つけた驚きと発見」

ねらい:具体的な動物の名前を使い、動物園での新しい発見や驚きの瞬間を強調することで、内容の具体性を前面に出したタイトルにしました。

これらのタイトルは、ブログの内容がどのように読者に伝わるかを考慮しながら、親しみやすさと教育的な価値を同時に伝えることを意図して選びました。

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上田:なるほどね~。「タイトルをつけた“ねらい”を教えて」って指示したから、「こういうことを考えてつけました」っていう意図も教えてくれるわけだ。

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小林:一個いっこ、アタマを使って考えたのね~。愛おしいわ。

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やまなし:ただタイトルがずらずら~って並んでるより、一つひとつのタイトルに“意味”があるんだな、って感じになりますよね。

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上田:う~ん…どのタイトルも良いなぁ。決められないよ~。

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やまなし:そうなんですよねぇ。ChatGPTくんは、たくさんのアイデアを出すのが得意なんですが、あまりにたくさんの候補をだしてくると、“選ぶ側”の私たちが決めきれない、なんてことにもなっちゃうんですよね……。

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小林:確かにあまりたくさんの候補があると選べなくなっちゃう。

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やまなし:そこで、ChatGPTくんに“自分のアイデアを自己採点”してもらいます。

『それぞれのタイトルを100点満点で採点して、スコア順に並べて。 採点のねらいも教えて』

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ChatGPT:

以下は、それぞれのタイトルに対する採点結果とその説明です:

◆ 「おけら山の冒険!孫と解く動物園クイズ」: 92点
このタイトルは、ブログの冒険的な側面とクイズを解く楽しさを効果的に表現しています。動物園訪問を一つの大冒険として描き、読者に強い興味を喚起させるために高得点を付けました。

◆「孫の笑顔満開!動物園で遊ぶ知育の日」: 89点
孫の笑顔を強調するこのタイトルは感情的な魅力があり、読者が感情移入しやすい一方で、教育的な側面も提示しています。このバランスが良いと判断し、高得点を与えました。

◆「動物園でクイズ!孫との特別な絆を深める一日」: 86点
このタイトルは、孫との絆を深めるというブログの中心的なテーマを直接的に反映しています。読者にその特別な関係を感じさせる要素が含まれているため、良い評価をしました。

◆「動物と学ぶ楽しい一日:孫と共に」: 83点
教育的な要素と楽しみを組み合わせたこのタイトルは、ブログの内容をうまく反映していますが、他のタイトルと比べるとやや一般的な表現が見られたため、若干低めの得点としました。

◆「ゾウからカピバラまで:動物園で見つけた驚きと発見」: 81点
このタイトルは動物園での発見を強調していますが、孫とのクイズや絆を深める体験というブログの主要なポイントが少し控えめになっています。内容の全体像を掴むのが少し難しいため、最低得点としました。

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上田:おー、ランキング形式になった。

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小林:「自分のアイデアに"点数"をつけさせる」って、なかなかね……。

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やまなし:そうですね (^_^;)

常にクールなChatGPTくんだからこその指示かも知れません。
人間相手だとちょっと厳しい指示かも……。

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上田:でも、こうしてランキング形式で見せてくれると、よりわかりやすくなるよ。やっぱり高得点のアイデアは気になる。

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やまなし:さらにこんな指示をしてみると面白いですよ。

『「ここがこうなっていれば、もっと高得点だったのに…」という改善点を教えて』

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上田:それって、自分のアイデアに自分で“ダメ出し”させるってこと?

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小林:なかなかにハードなリクエストよ?!

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やまなし:これもChatGPTへのリクエストならでは……ですね (^_^;)

でもこういう指示をすることで、さらに良いアイデアが出てくるんです。

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ChatGPT:

各タイトルの改善点を提案します。
これらの改善点は、タイトルの魅力をさらに高め、内容をより明確かつ独創的に伝えるためのものです。

(前略)

◆「動物と学ぶ楽しい一日:孫と共に」

・改善点: タイトルがやや抽象的であり、あまり興味を引きつけられないかもしれません。
もっと具体的な動物や体験の詳細を含めることで、読者の興味をより引きつけることができたでしょう。
例えば、「ゾウの耳とカピバラの謎!孫と学ぶ動物園探訪記」。

◆ 「ゾウからカピバラまで:動物園で見つけた驚きと発見」

・改善点: 孫とのクイズという重要な要素がタイトルに反映されていないため、これを含めることでブログの主要なテーマをより明確に伝えることができます。
例えば、「ゾウからカピバラまで:孫と挑む動物園クイズの一日」。

これらの改善提案は、タイトルの魅力をさらに引き出し、ブログの内容をより鮮明に伝えることを目的としています。

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上田:わー、全部のアイデアで“改善点”を考えてくれた。

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やまなし:そして、そのダメ出しを反映させて、“もう一度”アイデアを出してもらいます。

『その改善点をふまえて、タイトルをもう一度、考えてみて。』

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ChatGPT:

はい、各タイトルを改善したバージョンを以下に提案します。
これらのタイトルは、改善点を考慮し、より具体的で親しみやすく、また内容を的確に伝えるように工夫しました。

◆「ゾウの耳とカピバラの謎!孫と学ぶ動物園探訪記」

・改善のポイント:具体的な動物とクイズに関する詳細を加えることで、タイトルに物語性と教育的な要素を強化しました。

◆ 「ゾウからカピバラまで:孫と挑む動物園クイズの一日」

・改善のポイント:元のタイトルに「孫と挑むクイズ」という主要な活動を加えて、ブログの核心をより明確に示しました。

これらのタイトルは、それぞれの活動の特色を生かしつつ、読者にブログの内容を直感的に理解させることを目指して改良されています。

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上田:はー、最初のアイデアよりも面白いタイトルになってきたね。

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小林:うんうん、最初の“ちょっとマジメなタイトル”からは雰囲気が変わったね。

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やまなし:ChatGPTくんは、ともすると「よくありそうなアイデア」を出してくることがありがちなんです。

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小林:そうね、いきなり突拍子もないアイデアを出してくるイメージは無いわね。

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上田:うんうん、「マジメな新入社員さん」って感じのアイデアが多い感じがする。

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やまなし:でも、『よくありそうなアイデア』が必ずしもベストではない……とはChatGPTくんも気づいているようでして…。

こうして“自己採点”をしてもらうと、「ありきたりなアイデア」は点数が低くなることが多いんです (*^^*)

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小林:自分で『あまり興味を引きつけられないかもしれません』なんて言ってたもんね。

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上田:反省してた (^_^;)

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やまなし:こうして“考え直すチャンス”を与えてあげることで、より良いアイデアを導き出せるようにしてあげるんですね。

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小林:なんか“学校の先生”みたい。

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やまなし:すべてをChatGPTくんにお任せするのではなく、「私はこんな雰囲気のタイトルが好きです」というリクエストをするのも効果的です。

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上田:ボクの好みのタイトルって、やっぱりあるもんね。

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やまなし:はい、もしアイデア候補の中で「これはいいな」と思うものがあったら、

『 ◯◯のアイデアは良いと思います。このようなタイトルをあと5つ考えてみて下さい 』

『 △△というフレーズを気に入りました。このフレーズを使って、あと3案、考えてみて 』

といったようにフィードバックしてあげると、その要望に沿ったアイデアを出してくれるようになりますよ。

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小林:ChatGPTくんに“アイデア”を出してもらうことって多いもんね。献立とか、遊びに行く先とか。

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上田:そんな時は“自己採点”とか“改善点”を挙げてもらうといいわけだね。

どうする? お子さんたちが「お母さん。この料理、自己採点して改善点を挙げてみてよ」なんて言ってきたら。

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小林:いいわよ。どんとこいよ。
「あなたたちのお部屋の散らかり具合を“自己採点”して、“改善点”を出しなさい」って返してあげるから。


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【やまなし先生の解説】

ChatGPTくんは「アイデア」を出すのが得意。
「◯◯のアイデアを10個、いや100個、出して」なんていう無茶振りにも素直に従ってくれます。

でも……

出てくるアイデアが、意外と「よくあるアイデア」だったり、「ひねりが足りないアイデア」だったりすることもしばしば…(^_^;)

そこで試してみてもらいたいのが「自己採点」してもらうこと、と「改善案」を出してもらうことの2つ。

点数順に並べる“ランキング形式”にしてもらうことで、情報が整理され、私たちも理解がしやすくなります。

ChatGPTくんが出したアイデアが、「ちょっと物足りないな…」と感じたら、「自己採点」「改善案」というフレーズを思い出してみて下さい!

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【今日のまとめ】

◆ ChatGPTくんの考える「アイデア」は意外と“ありきたり”だったり、“普通”だったりする。

◆ より良いアイデアにブラッシュアップするためには、「自己採点」と「改善案を出す」というステップを踏むのが有効


--- 山梨 栄司 

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

と、『業務の効率化』『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。

・・・・

ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

・・・・

しかし…

私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、

☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…

☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…

☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……

といった“声”があるのも事実です。

・・・・

そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。

興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!

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