B-14:ChatGPTを相手に、展示会の“予行練習”をしよう!



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堂前:「はぁ~~まだ何日も先なのに緊張する…」

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文乃:「堂前さん、何を青い顔してるんですか?」

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堂前:「今度、文房具の展示会があってね…ボクが担当をしてるんだけど」

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文乃:「おお~!展示会ですか!すごい!」

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堂前:「何回やっても、なかなか慣れないんだよ~」

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文乃:「展示会ってやっぱり緊張するものですか?」

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堂前:「そりゃ緊張するよ~。初対面のお客さんに商品をうまく説明できなかったらどうしよう…。文乃ちゃん、練習付き合ってくれない?」

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文乃:「それは構わないですけど…そういう展示会ってやっぱりバイヤーさんとかが来るんでしょう? 私じゃ練習相手にならないですよ」

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やまなし先生:「堂前さん。展示会の練習…ChatGPTくんを相手にロールプレイングしてみてはいかがですか?」

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堂前:「へ?そんなこともできるんですか?商談相手になりきって?

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やまなし先生:「はい、設定すればちゃんと文房具のバイヤーさんになりきってくれますよ」

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文乃:「へぇ~、ChatGPTくんが商談相手になるなんて面白そうですね!どうやってやるんですか?」

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やまなし先生:「じゃあ、いくつか私から堂前さんに質問をしながらプロンプトを作っていきましょうか」

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堂前:「はい、お願いします!」

・・・・

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やまなし先生:「じゃあ、ChatGPTくんは“展示会に来たお客さん”、“小売店のバイヤーさん役”で、堂前さんが“メーカーの担当さん役”で商談の練習をする、という設定でいいですか?」

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堂前:「はい、それでOKです。」

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文乃:「演劇の役を決めるみたいですね」

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やまなし先生:「バイヤーさんは、何かしらの文房具に興味を持っている、という感じでいいですか?」

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堂前:「はい、文房具の展示会なので、何かしらの“お目当てのもの”はある人が来ると思います」

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文乃:「『新しい万年筆を探してます!』とかって、お客さんは言ってくれるものなんですか?」

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堂前:「いや、そういうことは無いかなぁ。だから、話をこちらから振って、どんなモノに興味があるかを聞き出すんだ」

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やまなし先生:「じゃあ、興味を持っているモノなどの情報は伏せておいて、会話の中で引き出す感じにしましょうか」

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文乃:「わー、ちょっとリアルですね」

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やまなし先生:「しばらく会話をした後、より詳しい話を聞かせてとなるか、それともその場を離れていってしまうかでロールプレイングは“終了”ということでいいですか?」

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堂前:「わー、そこもリアルですね。離れていってしまうと悲しいんですよね…」

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文乃:「大丈夫ですよ!ChatGPTくん、優しいから」

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やまなし先生:「ロールプレイングなんで、そこは結構“シビア”かもしれませんよ (^_^;)」

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堂前:「あ、最後に「ココは良かったよ」ってほめてくれるようにできませんか?」

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やまなし先生:「はい、大丈夫です。最後に良かった点をほめてくれるようにしましょう」

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文乃:「先生、甘いですよ!練習なんだから、反省材料もちゃんと見つけなきゃ!100点満点点数を出して改善点も教えてもらいましょう!」

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堂前:「えぇっ!?それはちょっと厳しいんじゃない?」

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文乃:「何言ってるんですか!特訓するんでしょ?」

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堂前:「“特訓”なんて言ってな……。わかりました。先生、それでお願いします」

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やまなし先生:「(^_^;) じゃあ、そういう設定にしましょうか」

・・・プロンプト作成中・・・

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やまなし先生:「こんな感じのプロンプトになりました」

『文房具の新製品に関する展示会のロールプレイをしたいです。

あなた(ChatGPT)は、小売店のバイヤー役をお願いします。
私(ユーザー)は、文房具メーカーの担当者として商品を説明します。


バイヤーさんが興味を持っている商品は、あらかじめ決めておいて下さい。
その商品に興味を持っている理由を推測して設定し、その理由は私には伏せておいてください。


何度かやり取りをした後、バイヤーが「もっと詳しい話を聞きたい」と言ってくれるか、その場を離れるかを判断してください。


最後に100点満点で商談の評価をして、良かった点と改善できる点を教えてください。』

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文乃:「おぉーこんな風に設定をするんですね」

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やまなし先生:「この教室で使っているChatGPTは“有料版”なので、実際の展示会のように“声”でやり取りすることができますよ。もちろん“文字”でのやり取りもできますが、どちらにしましょうか?」

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文乃:「はいっ!ホントの商談のように“声”でやり取りするところが見たいです!」

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堂前:「もう、「私が見たい」って言っちゃってるじゃん。…わかりました。声でのやり取りでお願いします」

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やまなし先生:「じゃあ、ロールプレイングの設定“文字”で、その後のやり取り“音声”でいくようにしますね。」

『その設定で、「音声でのやり取り」を始めて下さい』

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文乃:「どんな感じになるんだろう…わくわく」

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やまなし先生:「堂前さん、ココロの準備はできましたか?」

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堂前:「……やってみます!…ChatGPTくん、よろしく頼むよ!」

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ChatGPTくん(バイヤー):「こんにちは。私はABC雑貨店 文房具担当のバイヤーです。御社の新製品が展示されているって聞いてきたんですが…」

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堂前:「は、は、は、は、はいっ!こんにちは!今日は『エコ・メモ帳』っていうモノを持ってきていらっしゃっております」

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文乃:「堂前さん、緊張しすぎ」

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堂前:「このメモ帳は、100%再生紙で作られていて、環境に優しいだけでなく、デザインもシンプルでどんなシーンでも使いやすいんです!」

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ChatGPTくん(バイヤー):「おお、それは興味深いですね。実際にエコ商品を求めるお客様が増えています。ですが、価格帯はどうですか?エコ商品はコストが高くなる傾向がありますが、競争力はありますか?」

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堂前:「はい、通常のメモ帳とほぼ変わらないお値段になっております。あのですね…その…お安くなっております。」

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文乃:「(小声で)……がんばれ、堂前さん!」

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ChatGPTくん:「なるほど。同じ価格帯なら安心ですね。では、製品のサイズやカラーバリエーションなどはどうなっていますか?」

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堂前:「は、はい! A5、A6、そしてB6のサイズを取り揃えておりまして…」

・・・商談のロールプレイングは続いて・・・

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ChatGPTくん:「ありがとうございます。もう少し詳しい話を聞かせてもらっていいですか?」

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堂前:「は、はい!ぜひ! じゃあ、こちらのブースでお話ししましょう!」

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やまなし先生:「はい、これで終了です。堂前さん、お疲れ様でした」

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文乃:「あ、採点が始まったみたいですよ」

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ChatGPTくん:「商談の結果としては、バイヤーはこの製品に興味を持つ可能性が高いです。100点満点中、80点です。

良かった点は、製品の特徴や価格について的確に説明できた点です。緊張が感じられましたが、相手のことを考えて、ゆっくり丁寧に話しているところに好感が持てます。

ただ、もう少しバイヤーのニーズを具体的にヒアリングして、提案内容をカスタマイズすると、さらに良い商談になると思います。

例えば、事前にバイヤーの店舗のターゲット顧客層を確認して、その顧客層に合った提案を加えると効果的ですよ。」

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堂前:「おお、80点か!まだ改善の余地があるけど、なかなか良い感じだな!」

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文乃:「いいじゃないですかぁ、堂前さん! 冒頭でかみまくったのは、スルーしてくれたみたいですね」

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堂前:「もう、そこは忘れてよ」

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やまなし先生:「いつでも、何度でも練習ができますので、ぜひコレで慣れていって下さいね」

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堂前:「改善点を出してくれるような設定にして良かったです。やっていく内にうまくなっていきそうです。ありがたい。」

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文乃:「……先生、コレってお客さんの条件とか変えられるんですか?」

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やまなし先生:「はい、できますよ。どんな感じのお客さんにしましょうか?」

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文乃:「特訓だから“すっごい意地悪な質問をしてくるお客さん”とか?」

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堂前:「え!?待って、待って。展示会の前に倒れちゃう!」


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【やまなし先生の解説】

ChatGPTくんは「誰かになりきる」のが得意です。
 
『和食の料理長になりきって答えて』とか、『この商品をリピートしている人のペルソナを作って』といったリクエストに答えることができます。
 
その特性を活かして「受け答えのロールプレイング」をするのも、ChatGPTくんならお手の物。
 
お話の中にも出てきたように、様々な『設定』をすることができます。
 
・   文房具の展示会
・   ChatGPTくんは“展示会に来たお客さま(バイヤー)”
・   ユーザーは「メーカーの担当者」
・   展示会に来た“目的”は決まっているけれど、それは“内緒”にして会話の中で聞き出していく

…などなど。
 
実際の展示会に参加したことのある方なら、きっともっと“リアル”な設定ができるでしょう。
 
・・・
 
お話の中では、「商談の採点」をするシーンが出てきました。

このような“採点”や、「良かった点」「改善の余地がある点」などをレビューしてもらうことも可能です。

会社の上司や先輩が設定をして、入ったばかりの新人さんの“教育係”にすることもできそうですね。
 
・・・
 
2024年9月から『音声でのやり取り』ができるようになりました
(2024年10月現在では、まだ有料プランの方のみ)
 
まるで実際の人間と話しているように、自然なスピードで会話をしてくれます。
 
展示会の練習だけでなく、「お客さんからの質問電話に応える」「◯◯業界の重役を相手にしたプレゼンの練習」「上司との面談のシミュレーション」など、様々な使われ方をされているようです。
 
アイデア次第で、使い方は無限に広がる生成AI。
あなたのお仕事でも、この機能、使えませんか?


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【今日のまとめ】

◆ ChatGPTを相手にすれば、24時間いつでも「会話の練習ロールプレイング)」ができる
 
◆   会話する相手シチュエーションなどは“設定”することができる
 
◆   「会話の採点」をしたり、「良かった点」、「改善の余地がある点」などをレビューしてもらうことも


--- 山梨 栄司 

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

と、『業務の効率化』『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。

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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

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しかし…

私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、

☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…

☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…

☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……

といった“声”があるのも事実です。

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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。

興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!

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