【AIコラム-018】AIを使いこなす人は“二重人格”くらいがちょうどいい?!

最近、ニュースなどで**「AIに頼りすぎると、人間がダメになるんじゃないか…?」**という話を聞いたことはありませんか?
実は先日、文部科学省からも『AI時代の教育と、人間の能力』に関する資料(文部科学省「AIに関する現状と検討課題について」(2026/02/13))が発表されました。
そこで出てきたのが 「認知的オフロード」 と 「認知負債」 という、ちょっと耳慣れない言葉。
漢字ばかりで難しそうに見えますが、これ、実は私たちの「AI時代の働き方」にとってもヒントになる話なんです。 今日はこの少し硬い話を、明日から使える「AIとの付き合い方」に変換してみましょう。
脳の荷物を下ろす「認知的オフロード」

「認知的オフロード」とは、簡単に言えば 「脳の仕事を外注すること」 です。
たとえば、
- 昔は電話番号を何件も暗記していたけれど、今はスマホに入れているから覚えていない。
- 複雑な計算は、自分でやらずにExcelや電卓に任せる。
これも立派な「オフロード(荷下ろし)」です。 AIに対しても同じ。「アイデア出し」や「文章のたたき台作成」をAIに任せることで、私たちは脳の荷物を下ろすことができます。これを「サボり」と呼ぶ人もいますが、私は 「脳に空きスペースをつくる作業」 だと考えています。 荷物を下ろして空いたスペースで、もっと大事な「決断」や「人への気遣い」に頭を使えるなら、それはとても良いことですよね (^^)
頼りすぎるとアホになる?!-「認知負債」という“脳の借金”

一方で、資料では 「認知負債」 というリスクも指摘されています。 これは、「AIに頼りすぎて、自分自身で考える力が失われてしまうこと」。
たしかに、スマホのせいで「漢字が書けなくなった…」という経験、ありますよね(私もそうです…(^_^;))。 これが「認知負債」です。
ただ、これを過剰に恐れる必要はないかもしれません。
たとえば、もし将来、海外に移住したりすれば、「漢字を書く能力」はそれほど重要ではなくなります。昭和・平成生まれの私たちの「常識」だけで考えると「今の子供はAIに頼って、考えるチカラが落ちた!」と焦ってしまいますが、「新しいチカラを身につけているんだから、“全て”ができなくてもいいんじゃない?」、「新しい道具(AI)を使えるなら、その他の能力をちょっと手放しても仕方ない」 という割り切りも、これからは必要になってくるのかも知れません。
大切なのは「二重人格」になること?!

では、AIに仕事を任せつつ、自分の頭を衰えさせないためにはどうすればいいのでしょうか?
そこで提案したいのが、 「AIの前では“二重人格”になる」 という方法です。
「批判的な考え方」が大切だといっても、上司や先生相手に「それってエビデンスあるんですか?」「本当に正しいんですか?」なんていちいち言っていたら……間違いなく嫌われます(^_^;)。 人間社会では「素直さ」や「共感」が大切です。
でも、AI相手なら「嫌なヤツ」になってもいいんです。
AIが出してきた回答を「へー、すごい!」と鵜呑みにせず、 「それって本当かな?」「なんか偏ってない?」 と、あえてちょっと “意地悪な目” で見る(=クリティカルシンキング)。
この 「批評する目」 さえ持っていれば、作業自体はAIに任せても、あなたの「判断する力」や「考える力」は錆びつきません。
- 人に対しては、素直で優しいあなたで。
- AIに対しては、疑り深くて口うるさいあなたで。
この 「二重人格」 を使いこなすことこそが、AI時代の賢い歩き方なのかもしれません。
イヤな人になりきれないあなたに贈る「ツッコミ」プロンプト

って言われても、すぐに疑り深い人にはなりきれません (^_^;)
そんなあなたに贈るのが、わたしもよく使っているこのプロンプト。
「この回答のツッコミどころを教えて」
こう言ってあげると、AIが自分の回答をもう一度、見直してくれます。
「ココが甘かったです」、「この部分って◯◯で良かったでしょうか?」
そんな風に、一度立ち止まってもらうようにすると、「あれ?ココってこれでいいんだっけ?」、「この条件で合ってるよなぁ?」とあなたの脳も動き始めるはず。
AIは怒りませんので、遠慮なく“疑り深いあなた”を見せていきましょう!
でも、友だちや上司と話す時はちゃんといつものあなたに戻ってくださいね (*^^*)
・・・
…という今日の「AIコラム」…
私はちゃんと“正しいこと”を言っているのでしょうか?
全文をコピペして『この内容のツッコミどころを教えて』ってやってみてもいいですよ ( ̄ー ̄)

今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
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