【AIコラム】「いろいろな生成AIを使うべき?」

最近、あちこちで聞かれる質問があります。
「生成AIって、いろいろ使ったほうがいいんですか?」というもの。
たしかに、今は選択肢が一気に増えましたね。
【生成AIメジャーどころ(2025年末現在)】
・ChatGPT(https://chat.openai.com)
・Gemini(https://gemini.google.com)
・Claude(https://claude.ai)
・NotebookLM(https://notebooklm.google)
・Perplexity(https://www.perplexity.ai)
だからこそ「どれを選べばいいの?」、「全部使ったほうがいいの?」という迷いが生まれているのかも知れませんね。
生成AIには、それぞれ得意・不得意がある

まず大前提として、生成AIにはそれぞれ“個性”があります。
ざっくり言うとこんな違いがあります。
・ChatGPT (チャットジーピーティー)
文章作成、要約、アイデア出しなど全般が得意な万能型。
仕事から生活まで幅広く使いやすいのが強みです。
・Gemini(ジェミニ)
Google系サービスとの相性が良く、調べ物や情報整理が得意。
検索感覚で使いたい人に向いています。
・Claude (クロード)
長文の読解や、やや文学寄りの文章表現が得意。
レポート整理やストーリーづくりが好きな人に相性が良い印象です。
・NotebookLM (ノートブック エルエム)
自分で用意した資料だけを元に考えてくれるのが最大の特長。
社内資料や勉強用ノートを「まとめ直す相棒」として優秀です。
・Perplexity (パープレキシティ)
出典を確認しながら調べたい人向け。
リサーチや下調べを効率化したい場面で力を発揮します。
このように、「何が得意か」「どんな場面で使いやすいか」は、AIごとに少しずつ違います。
いろいろ触ってみて、「このAI、いい感じの答えを出すな」、「この言葉づかい、いいな」としっくりくるものを探すのは、とても良いことだと思います (*^^*)
私もChatGPTを中心にしながらも、NotebookLMやGeminiも使っています。
私がおすすめしたいのは「育てる」使い方

一方で、私が最近よくオススメしているのは、「一つのAIを、じっくり育てる」という考え方。
これは、「他のAIを使うな」という意味ではありません。
軸になるAIを一つ決めて、そこに自分のやり方や考え方を少しずつ伝えていく…そんな使い方です。
なぜかというと…AIは使えば使うほど、“あなたに向けた回答”出してくるようになるからです。
たとえば、
・住んでいるところ
・家族構成
・やっている仕事
こうした情報を、あらかじめ伝えておくと、AIの回答はぐっと“あなた寄り”になります。
住んでいる地域を知っていれば、「おいしいラーメン屋さんを教えて」と言った時、家のご近所のお店を教えてくれるようになります。
家族構成を知っていれば、 一人向けなのか?、家族向けなのか?を踏まえた言葉選びや内容になりますし…
あなたの仕事を知っていれば、専門用語を使ったり、業界の慣例を踏まえた回答が出てくるようになります。
AIが学んでいくのは、居住地や仕事のような個人情報だけではありません。
・どんな言葉づかいが好きか
・どんな考え方を大切にしているか
・仕事では何を優先する人なのか
・生活では何を心地よいと感じるのか
こうした「あなたは、どう考える人か」、「どういう相談の時は、何を大事にするのか?」という流儀が、少しずつ積み重なっていきます。
同じ質問をしても、「この人なら、こういう答えが合いそうだな」という前提で返してくれるようになるんですね。
こうした「前提」が積み重なることで、 AIはだんだんと “あなたに合った答え”を選んでくれるようになっていきます。これが、 一つのAIを育てる、という感覚です (*^^*)
AIを使い分けすぎると、あなたが分散してしまう…?!

もし、たくさんのAIを同時に使っていると、あなたの情報はどうなるでしょうか。
仕事の相談をした内容は①番のAIに…
家族の話は②番のAIに…
イラストを描いてもらった時の“好み”は③番のAIに…
このように、あなた自身が分散してしまうのです (T_T)
結果として、どのAIも「あなたのことを、少ししか知らない」状態になりやすくなってしまうのです…。
使うほど、AIは「あなた専用」になっていく

一つのAIを使い続けていると、AIはだんだんと「この人らしい答え」や、「あなた好みの答え」を出すようになります。
それはまるで、新しく入った部下や一緒に仕事をする相棒が、あなたの流儀を覚えていく感覚に近いものです。
最初は説明が必要かも知れません。でも、だんだん言わなくても伝わるようになる…
2026年に向けて、この「AIを育てる」という感覚は、ますます大事になってくると私は感じています。
…と言っておきながら…色々なAIを触ってみるのも超おすすめ (≧∇≦)/
・絵を作るのがうまいAI
・メールを書いたり、物語を作るのが得意なAI
・プレゼンのスライドを作るのが得意なAI…などなど。
AIごとに得意なコトが違ってきているので、色んなAIを使ってみると、それぞれうれしい発見があるんです。
冬休み、たくさんのAIを遊んでみて、「コレっ!」というモノを探してみるのもいいのではないでしょうか?(*^^*)

今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!


