【AIフレーズ ⑩】もし◯◯だったら…? 仮定の力でアイデア爆発!



文乃:
「ネットショップの売上を伸ばしたくて…SNSキャンペーンを考えてるんです。」

堂前:
「おお、いいね。最近みんなやってるもんね!」

文乃:
「でも、うまくいくか不安で…。何か参考になる話ってないですか?」

やまなし先生:
「そんな時は、ChatGPTくんに“過去の成功例”を探してもらうといいですよ。」

文乃:
「えっ、そんなこともできるんですか?」

やまなし先生:
「はい。でもChatGPTくんの“想像”でつくった成功例じゃ参考にならないので…」

文乃:
「そうですね、フィクションじゃなく、実例が知りたいです」

やまなし先生:
「『類推ではなく、実例で』ってお願いするのがコツです。実際にあった話をもとに教えてもらった方が、ヒントになりますからね。」

堂前:
「なるほど。“実例”ってはっきり言うんだね。」

やまなし先生:
「それに、『できれば直近5年以内の』とか、『できるだけ日本国内の』みたいなオプションも付け加えると、より自分に合った情報が出てきますよ。」

文乃:
「わぁ~、そんな細かいお願いもできるんですね!」

やまなし先生:
「さらに、ChatGPTくんの『検索ボタン』を押して、検索機能(ブラウジング)をオンにしてから頼むと、最近の新しい事例も拾いやすくなりますのでオススメです。」

文乃:
「なるほど~!よし、試してみます! 『ネットショップのSNSキャンペーンの成功例を教えてください。類推ではなく、実例を教えてください』」

ChatGPTくん:
「以下は実際に行われたSNSキャンペーンの成功例です。
① 地元の和菓子店が「#母の日に和菓子を」ハッシュタグを活用し、親子で写った写真を投稿するとプレゼントが当たるキャンペーンを実施 → 母の日前後の週末に売上が約1.5倍に。
② 小規模なアパレルブランドが、Instagramのストーリーズで「投票機能」を使って新作Tシャツのデザインを選んでもらうキャンペーンを実施 → 参加者がそのまま購入につながり、通常の3倍の注文数に。
③ お茶専門店がTwitterで「お茶あるある」ネタ投稿キャンペーンを実施 → ユーザー参加型の投稿がバズり、公式アカウントのフォロワーが2週間で約1,200人増加。

文乃:
「わぁ~、コレが本当にあった話なんですね!すごく参考になります!」

堂前:
「リアルな事例って、やっぱ説得力あるなぁ~!」

小林:
「ねえ先生、どうせなら失敗例も知りたくない?(ニヤリ) うまくいった話だけじゃ、ちょっと物足りないでしょ~?」

文乃:
「たしかに~!(笑)失敗例も聞いておきたいかも!」

やまなし先生:
「いい着眼点ですね。失敗例をお願いすれば、注意すべきポイントがよくわかりますもんね。ではこう頼んでみましょう。
『過去のSNSキャンペーンの失敗例を教えてください。類推ではなく、実例を教えてください』

ChatGPTくん:
「こちらは過去のSNSキャンペーンで実際にあった失敗例です。
① 飲食店が“豪華プレゼントキャンペーン”を実施したが、応募条件が複雑(フォロー+いいね+引用RT+コメント)すぎて参加者が伸びず、集客に結びつかなかった。
② ハンドメイド雑貨店が「RTで〇〇が当たる」投稿をしたものの、当選者発表や発送が遅れ、信頼を失ってフォロワー数が急減。
③ 地方の宿泊施設がインフルエンサーと提携してSNS拡散を狙ったが、ターゲット層と合っておらず予約に全くつながらなかった。

文乃:
「うわぁ…こういう失敗もあるんだ…。事前に知れてよかった~…」

堂前:
「成功のコツだけじゃなく、"落とし穴"までわかるんだね~!」

小林:
「先生、あたしもちょっと聞いていい?」

やまなし先生:
「もちろんですよ、小林さん」

小林:
「今度、うちで子どもの誕生日パーティをやるのよ。初めて家でやるから、うまくいくか不安なのよ~。」

文乃:
「わぁ~、いいですね!でも、色々と用意しておかなくちゃいけないことも多くて大変そう…!」

小林:
「そうなのよ…。だから成功例もいいけどさ、最初から失敗例を知っておきたいのよ。やらかしたくないもん!」

堂前:
「たしかに!(笑)まず”地雷”を避けたいよね。」

やまなし先生:
「いい考えですね。ではChatGPTくんに“実在する失敗例”を探してもらいましょう。
こういう話題なら『実際のブログやSNSの書き込みから情報を集めてください』って加えると、リアルな事例が見つかりやすいかも知れませんね。」

小林:
「それありがたい!教科書みたいな話だけじゃ、あんまり参考にならないもんね~!」

やまなし先生:
「さらに、ブラウジング機能(検索機能)をオンにして、検索ボタンを押してからお願いするといいですよ。」

小林:
「オッケー、検索ボタン押してからね!」

ChatGPTくん:
「以下は、実際のブログやSNSの書き込みをもとにした、家庭での子ども誕生日パーティに関する失敗例です。
① 張り切ってケーキを手作りしたが、子どもが「キャラが違う!」と拗ねてしまい、全然食べてくれなかった。
② 外遊び用のゲームを準備していたが、当日雨が降って急遽室内に変更。場所が足りず、子どもたちが飽きてしまった。
③ 飾りつけに夢中になって、肝心の食べ物を買い忘れ、ピザのデリバリーが到着するまで30分間「おあずけ状態」に…。

小林:
「うわぁ…ホントにリアルだわ!(笑)助かる~!」

上田:
「ボクも昔、庭でパーティーやったけど、急に雨降ってきて…みんなでブルーシート抱えて走ったなぁ(笑)」

文乃:
「えっ、それって逆にめっちゃ楽しそうじゃないですか?(笑)」

堂前:
「雨の日パーティ、むしろ名物イベントになるかも…!」

小林:
「うちもブルーシート常備しておこうかしら(笑)」


【やまなし先生の解説】
今日のAIフレーズは『成功例(失敗例)を教えて』、そして『類推ではなく、実例で』というものでした。
このフレーズを加えることで、ChatGPTくんが“想像ではなく、実際にあったこと”をもとにした回答をしてくれます。
「SNS施策」や「家庭イベント」など、現実のヒントがほしい場面でとても有効なんですよ。
使いこなすポイントはこちら:
★ 『類推ではなく、実例で』というフレーズを入れると、フィクションではない現実の出来事に近づけられる
★ 『直近5年』『日本国内』『SNSの書き込みから』などの条件を加えるとさらにリアルに
★ ”成功”だけでなく、”失敗例”にも応用できるので、注意点の発見にも役立ちます
★ 検索機能(ブラウジング機能)をオンにすると、新しい事例もキャッチしやすくなります
「こういう時どうすればいいの?」と悩んだ時は、まず“実例”から学ぶのが一番の近道。
ChatGPTくんを、あなたの“知恵の引き出し”としてどんどん活用してくださいね!

【今日のまとめ】
☆ 今日のAIフレーズ
『成功例(失敗例)を教えて』『類推ではなく、実例で』
・ポイント① フィクションではなく、現実にあった事例を知りたい時に便利
・ポイント② 『直近5年』『日本国内』などの条件を加えるとより具体的に
・ポイント③ 成功例・失敗例どちらにも応用できるフレーズ

--- 山梨 栄司


今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
・・・・
ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
・・・・
しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
・・・・
そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!
