【AIフレーズ②】これまで私が聞いた質問だけまとめて
「ことのは塾」
やまなし先生：「今日のAIフレーズはこちらです。『これまで私が聞いた質問だけまとめて』。」
上田：「？？？ 自分が聞いたことをまとめてもらうの？？」
やまなし先生：「はい、そうなんです。ChatGPTくんと会話をしていて、良い回答が得られた時、「どんな質問をしたから、この回答が得られたのか？」をまとめておくと、後から同じような質問をしたい時、とても参考になるんですよ。」
小林：「なるほどね～。確かにいい回答がもらえた時、あれ？どんな風に聞いたんだっけ？って思う時あるわ。」
文乃：「たしかに、良い回答が得られるようにってあーでもない、こーでもないって試行錯誤して、質問を繰り返した時ほど、良い回答が得られますもんね。」
堂前：「でも、そういう時って何を聞いたのか、ちゃんと覚えてない (^_^;)」
やまなし先生：「そうなんですよね(^_^;) 自分の希望通りの回答が返ってきた時はぜひこのフレーズを使ってみて下さい。どんな質問をしたから、その答えが返ってきたのか？を振り返ることができますよ。」
上田：「じゃあ、実際にやってみようかな。コレは孫の誕生日プレゼントを選ぶ時にワタシが書いたプロンプトなんだけど…」
小林：「あー結構、長めに質問したわね。で、良いアイデアを出してくれたの？」
上田：「そうなんだよ。孫も喜んでたし。じゃあChatGPTくんに聞いてみるね。『これまでの私の質問や指示だけまとめて』っと……」
ChatGPT：
こちらがこれまでのあなたの質問の一覧です。
《これまでの質問や指示 一覧》
「孫に誕生日プレゼントを渡したいんだけど、何がいい？」
「5歳の孫に喜んでほしいんだけど」
「孫は男の子」
「予算3000円以内で、孫と一緒におじいちゃんも楽しめるプレゼントを考えてほしい」
「プレゼントを渡す時に言うと喜ばれる一言を考えて」
「誕生日カードに書くメッセージの例文を教えて」
小林：「おお、本当に一覧になってる！」
文乃：「こんな風に"質問"や"指示"をしていったから、いい回答がもらえたんですね。」
上田：「わはは、我ながらいい質問の仕方をしてるなぁ (^^)」
小林：「出た、自画自賛 (#^.^#)」
堂前：「このプロンプトの中では、どんな言葉が良かったんだろうね？」
文乃：「うんうん、それがわかるとプロンプトの書き方が上手くなりそう。」
やまなし先生：「そうですね。それでは、こんな感じに聞いてみるのはいかがでしょう？」
「これらの質問や指示の中で、特に良い回答が得られたものを教えて」
上田：「なるほど、それなら“どの質問が良かったのか”も分かるね。」
ChatGPT：
「どれも良い質問や指示ですが、特に良い回答が得られたのは次のプロンプトです。
《特に良い回答が得られたプロンプト》
✅ 「予算3000円以内で、孫と一緒におじいちゃんも楽しめるプレゼントを考えてほしい」
✅ 「プレゼントを渡す時に言うと喜ばれる一言を考えて」
これらのプロンプトは孫にプレゼントをしたいおじいちゃんに最適な回答をするために特に活用されました。
文乃：「へぇ～、これが特に良かった質問なんですね！」
堂前：「なるほど、具体的な条件を入れた質問のほうが、回答がしっかりしてる気がするな。」
小林：「『一緒におじいちゃんも楽しめる』っていう"条件"が入ってるのが良かったんじゃない？」
上田：「そうそう！ そうしたらなかなか良い回答をくれたんだよね～(^^)」
やまなし先生：「この結果を見ると、“どんな質問の仕方をすると良い回答が得られるのか”のヒントになりそうですね。
🔹 具体的な条件を入れると、回答の精度が上がる
🔹 目的（誰が使うのか・どんなシチュエーションか）を明確にすると良い
🔹 行動に関する質問（どう渡す？何と言う？）も有用な回答が得られやすい
そんな感じでしょうか。
文乃：「なるほど～！「プレゼントは何がいいか」を聞くだけじゃなくて、“どう渡す？”とか“どんな状況？”って聞いたのも効果的なんですね。」
堂前：「こうして振り返ってみると、“ワタシ好みの良い回答が得られる聞き方”がわかってきますね。」
やまなし先生：「そうですね。良い回答が返ってきた時に、自分がどんな指示や質問をしてきたのかを振り返ってみるといいですね。」
文乃：「面白そう。わたしもやってみよ～っと。この前の「企画書」を考えた時のプロンプトを入れて…」
小林：「どれどれ？……
『企画書の内容を考えて下さい』
---『課長は細かいところをすぐツッコんできます』
---『後輩が言うことを聞きません』
……文乃ちゃん、あなたの職場、大丈夫？」
文乃：「わー、見ないで下さ～い！(*´Д｀)」
【やまなし先生の解説】
今日のAIフレーズは『これまで私が聞いた質問だけまとめて』。
このフレーズを使うと、そのチャットであなたが書いた質問や追加の指示をまとめて表示してくれます。
特に「期待通りの答えが返ってきたな」と思った時には、それまであなたがどんなプロンプト（質問や指示）を書いたのか？を振り返ってみて下さい。
「こういう聞き方をしたから、良い答えが返ってきたのか」
「こんな指示をしたら、こういう回答がきたのね」
と、“自分自身の考え方”や“クセ”がみえてきます。
それらをメモ帳などにコピペしておくと、後で同じようなことを聞きたい時にとても参考になりますのでオススメ。
そして…今日のお話の中にもあるように、『これらの質問や指示の中で、特に良い回答が得られたものを教えて』と聞いてみるのも超オススメ。あなたのプロンプトの「コレっ！」というものを教えてくれますよ。
ChatGPTは聞き方が“命”。
あなた好みの回答を出してもらうためには、どう聞いたら良いのかを確かめてみましょう！
【今日のまとめ】
☆ 今日のAIフレーズ
『これまで私が聞いた質問だけまとめて』
◆ そのチャットの中であなたがした質問や指示をまとめてくれる
◆ メモ帳などにコピペして保存しておくと、次に同じような質問をしたい時の参考に
◆ 特に「期待通りの回答」が返ってきた時は、『どんな聞き方をしたから良い回答が返ってきたのか？』をCheck！
◆「ワタシのどんなプロンプトが効果的だった？」と聞くのもオススメ
--- 山梨 栄司
今、話題のChatGPT（「生成AI」）。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか？ 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは？！」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
・・・・
そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい！
