【AI×幸せ-04】私らしく伝えられるって幸せ

「うまく伝えたいのに、言葉が出てこない…」そんな経験、誰にでもありますよね?

でも逆に、「伝わった!」と感じた瞬間には心の中に “うまく伝えられた”という小さな達成感や、“自分らしく伝えられた”という喜びを感じることもありませんか?

ChatGPTは、そんな「自分らしい表現」を実現するのに、良い相棒になってくれます。

あなたの“らしさ”を見つけるやり方を一緒に見ていきましょう!

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小林:「先生、最近ね、ChatGPTくんに文章を書いてもらう練習をしてるのよ。」

やまなし先生:「おお、それは良いですね。どんな文章をつくるのに使ってるんですか?」

小林:「たとえば…パートの日報とか。ちょっと言い回しを整えてもらおうと思って。」

堂前:「便利ですよね。自分もメール文をまとめるときに頼んでます。」

小林:「でもね、なんかこう…“私の文章じゃなくなっちゃう”のよね。」

上田:「“AIが書いた感”が出るってこと?」

小林:「そうそう。“私ならそんなふうに言わないな〜”って思っちゃうの。」

文乃:「わかります!なんだか、整いすぎて“私らしさ”がなくなるというか。」

やまなし先生:「ふむ…それは、ChatGPTが“小林さんらしさ”をまだ覚えていないから、ですね」

小林:「“アタシらしさ”…ですか??」

やまなし先生:「そう。ChatGPTくんは、“小林さんっぽい書き方”を覚えることができるんです。

たとえば、これまでに小林さんが書いた文章をいくつかアップロードして、こう言ってあげて下さい。

『この文章を読んで、私の文体の特徴を分析してください。テンポ、感情の出し方、語彙の傾向を教えてください。』

ChatGPTくん:「了解しました。小林さんの文章は“明るくテンポよく、会話するような親しみやすさ”が特徴です。キャッチコピーにするなら、“あたたかい日常の語り手”。

小林:「なにそれ、ちょっと嬉しいかも!」

文乃:「“あたたかい日常の語り手”…小林さんにぴったりですよ(*^^*)」

上田:「AIのくせに、なかなか詩的な表現するじゃない。」

やまなし先生:「このあとがポイントです。『では、この文体を参考にして、次の文章を書いてください』とお願いしてみてください。」

小林:「なるほど、ちょっと試してみるわね。」

ChatGPTくん:「こちらが小林さんの文体を参考にしたバージョンです。

――“今日の会議、少し緊張したけど、みんなが笑ってくれて救われた。やっぱり、言葉の力って大きい。うまく言おうとするより、まっすぐ伝えようとした方が、ちゃんと届くんだなって思った。”

小林:「あ、なんか…私が書いたみたい!」

堂前:「ほんとだ。“AIが書いた感”が消えてますね。」

上田:「会話っぽいテンポで、これなら“小林ちゃんっぽい”と言われても納得だねぇ。」

文乃:「AIが“私っぽさ”を覚えるって、ちょっとワクワクしますね!」

やまなし先生:「そうなんです。“AIが書く”ではなく、“AIと一緒に、私を描く”という感じ。それが“私らしく伝える”第一歩なんですよ。」

小林:「うん、なんか急に、AIとの距離が近くなった気がするわ。」

・・・・

文乃:「先生、私もそれやりたい!“私らしい文章”を書けるようになりたいです!」

やまなし先生:「いいですね、文乃さん。どんな場面で使いたいんですか?」

文乃:「仕事のメールとか、報告文です。上司から“もう少し自分の言葉で書いていいよ”って言われたんですけど…どう書けばいいかわからなくて。」

堂前:「あぁ、それ、自分も新人のとき言われたなぁ。“もっと自然でいい”って言われると、逆に困るんだよね。」

文乃:「そうなんです!“自然”ってどのくらい自然にすればいいんだろう、って。」

やまなし先生:「わかりました。じゃあ、今度はさっきとは違うアプローチでいってみましょうか。ChatGPTくんに“自分好みの文体を見つけてもらう”方法を試してみましょう」

文乃:「えっ、私の好みを見つけてもらう?」

やまなし先生:「はい。こう言ってみてください。
『私は仕事の文章でどんなトーンが向いているかわかりません。私の感性に合いそうな3種類の文体を提案してください。』

堂前:「なるほど。つまり、AIに“お試しサンプル”を出してもらう感じですね。」

文乃:「やってみます!」

ChatGPTくん:「了解しました。テーマは“上司に提出する企画報告メール”にします。サンプルとして3つの文体を提案しますね。

A:やわらかく、ていねいにまとめる
“お疲れさまです。企画の初回案をまとめました。まだ粗い部分もありますが、方向性をご確認いただけると嬉しいです。”

B:簡潔で、ビジネスライクにまとめる
“お疲れさまです。企画案を添付します。方向性をご確認のうえ、コメントをお願いします。”

C:少し感情をこめて、前向きにまとめる
“お疲れさまです。大きな企画なので緊張しましたが、自分なりにまとめてみました。ぜひとも成功させたいのでご意見をいただけたらありがたいです。”」

文乃:「うわぁ、ぜんぶ同じ内容なのに、印象が全然違いますね!」

堂前:「Bは仕事っぽいけど、Cの方が“人”が書いてる感じするな。」

文乃:「私は…Cが好きかも。読んでてちょっとあたたかいです。」

やまなし先生:「いいですね。“どの文を読んで自分の心が動いたか”が大切ですからね。ChatGPTくんに“私はCのトーンが好きです”と伝えると、その感じを覚えてくれますよ。」

堂前:「それ、仕事でもちょうどいいバランスかもしれないね。」

文乃:「そうですよね。“上司にも伝わるけど、私の気持ちも乗る”っていう感じが理想です。」

やまなし先生:「それが“文乃さんらしく伝える”ということですね。 仕事の文章だって“らしさ”を持っていいんですからね。」

文乃:「そっか、そうですよね。なんだか、“自分らしく表現できる”ってすごくうれしいです。」

やまなし先生:「幸せを感じる瞬間ですね(*^^*)」

上田:「ボクも“ボクらしい文体”を見つけてもらおうかな(*^^*)」

小林:「上田ちゃんはもうわかりきってるじゃない。“昭和っぽい言い回しやオヤジギャクが大好き”」

自分の思いを“自分らしい言葉”で伝えられるとき、人の心の中には、小さな達成感と深い満足感が生まれます。

たとえば、自分の気持ちをうまく言葉にできたとき、ちょっとスッとしますよね。「うん、これが言いたかったんだ」って。

その感覚は、ポジティブ心理学の“PERMA理論”で言う達成 にあたります。人は“自分らしく表現できた”ときに達成感を感じるんですね。

そしてもうひとつ大事なのが、Meaning(意味)

言葉を通して“自分はこんな考え方をする人なんだ”と分かると、自分の中にある“意味”や“価値”を見つけることができます。

つまり、「私らしい文章をつくること」は、自分という物語を見つけ直す作業でもあるんですね。

☆ 今日のAIフレーズ

『この文章を読んで、私の文体の特徴を分析してください。テンポ、感情の出し方、語彙の傾向を教えてください。』→ 『この文体を参考にして、次の文章を書いてください』

『私は仕事の文章でどんなトーンが向いているかわかりません。私の感性に合いそうな3種類の文体を提案してください。』

ChatGPTくんは、こんな風に「あなたが書いた文章」を読んだり、「あなたの好み」を知ることで「あなたらしい文章」を覚えてくれます。

使い続けるほど、AIが“あなたらしさ”を覚えていきますので、「こんな感じで書いています」、「こんな表現が好きです」といったことをどんどん伝えていくといいですよ!

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり

と、『業務の効率化』『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。

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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。

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しかし…

私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、

☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…

☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…

☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……

といった“声”があるのも事実です。

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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。

興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!

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