【AI×幸せ-02】『営業相手と話が合うって幸せ。』

堂前:「先生、前回の“会話が弾むウンチク”の話、仕事でも応用できそうな気がしてるんですけど…。」
小林:「仕事?営業とか?」
堂前:「そうです。うち、企業向けに“ノベルティグッズ”としての文房具を提案してるんです」
文乃:「社名が入ったボールペンやメモ帳ですね。ウチの会社でも作ってもらいました」
堂前:「色んな業種の会社さんに営業に行くんですけど、その相手に合った“最初の話のネタ”が思いつかないんです…」
上田:「アイスブレイクってやつだね。確かに相手がメーカーか、観光業かで食いつく話題が全然違うもんねぇ。」
堂前:「そうなんです…それでいつも“天気の話”とかに落ち着いてしまって…」
小林:「あぁ、それは…天気の話も3回目くらいで限界くるもんねぇ。」
やまなし先生:「相手に合わせた話をしたいってその感覚、すごく大事ですよ。良好な人間関係はお互いにハッピーになれますからね。実は“商談の準備”もChatGPTくんの得意分野なんです。 たとえばこう聞いてみましょう。
『◯◯の取引先と話が弾みそうな話のネタを教えてください』
文乃:「面白そう。具体的にはどんな業種のところに行かれるんですか?」
堂前:「そうだなぁ、たとえば、今度、お邪魔する予定なのは自動車部品のメーカーさん。今度の展示会のお土産として何かを配りたいみたいなんだけど…」
やまなし先生:「じゃあ、自動車部品のメーカーさんと話が弾みそうな話のネタを教えてくださいってしてみましょう」
ChatGPTくん:「では、次のような話題はいかがでしょうか?
①地元メーカーがEV(電気自動車)部品で世界的に注目されているニュース。
②最近の“環境対応素材”のトレンド。
③製造の現場で便利なノベルティ(メモ帳・シャープペン・USBメモリなど)の人気傾向。」
小林:「これいいじゃない!相手の業界をちゃんと勉強してるって感じが出てる」
文乃:「そういうのって何気にうれしいですよね」
上田:「うんうん。“共通の関心事”だから相手もノってきやすいだろうし」
堂前:「“製造の現場で便利なノベルティ(メモ帳・シャープペン・USBメモリ)"なんて、営業トークにも入りやすそうだ。これ、やってみます!」
・・・・
小林:「先生、堂前ちゃんの話を聞いてて思ったんだけど、あたしも職場で“話が合う”って本当に大事だなって感じるのよ。」
やまなし先生:「どんな場面でそう思いましたか??」
小林:「新しく入ったパートさんがいるんだけど、最初は遠慮しちゃってね。話しかけるきっかけがなくて困ってたの。」
上田:「あるあるだねぇ。気まずい沈黙って、地味にストレスだもんねぇ。」
文乃:「話しかけたいのに、話題が思いつかないときってありますよね!」
やまなし先生:「それもChatGPTくんに聞いてみましょうか。『“職場のパートさんと仲良くなる雑談ネタを教えてください。その人についてわからないことがあったら質問してください』」
堂前:「あ、なんか新しいフレーズも入れましたね?」
やまなし先生:「“その人についてわからないことがあったら質問して”って入れると、ChatGPTくんが“相手をもっと理解しようとするモード”になるんですよ。」
小林:「へぇ~、それなら入れてみよ」
ChatGPTくん:「了解しました。確認ですが、その方はアニメやドラマはお好きですか?」
上田:「あ、ホントに質問してきた」
小林:「えっとねぇ…お子さんとアニメ観るって言ってなぁ…」
ChatGPTくん:「では、このような話題はいかがでしょう?
①子どもと一緒に観ているアニメ(“ちいかわ”や“スパイファミリー”など)の話題
②夕食づくりの時短アイデア
③“週末どう過ごしてるか”という軽い質問(おでかけ・カフェ・公園など)」
文乃:「おぉ~いいですね〜! すごく具体的に提案してくれた」
小林:「ちいかわだったらアタシも知ってるから話が合いそう」
堂前:「“共通の話題”、見つかりましたね!」
小林:「今度のパートの日が楽しみになってきたわ」
文乃:「あ、笑顔が戻ってきた(*´ω`*)」
小林:「“わからないことがあったら質問して”っていいフレーズね。一緒に考えてくれるって感じでなんか心強い。」
堂前:「…先生…“必ず成約につながる話題”っていうのも教えてもらえるもんでしょうか?」
上田:「それはちょっと欲張りすぎ(笑)」

やまなし先生の解説
人との関係がうまくいくと、気分がふっと軽くなりますよね。
ウェルビーイング研究の『PERMA理論』でも、幸せを構成する5つの要素のひとつとして【R=Relation(良い人間関係)】が挙げられています。
相手と話が合う、笑顔でうなずき合える――それは「自分を受け入れてもらえた」という安心感につながります。
その安心感こそが、仕事のやる気や人への信頼を育てていくエネルギーになるんです。
堂前さんの営業のように、相手の業界や関心に合わせて会話をする。
小林さんのように、相手の好みや立場を想像して話題を選ぶ。
どちらも、相手を思いやる気持ちが“言葉のかたち”になったものですね。ChatGPTくんは、その「相手に寄り添う準備」を一緒に考えてくれる存在です。
話題を探すことは、実は“思いやりの練習”。
人と話す時間を大切にするほど、日々の中に小さな幸福が増えていきますよ。
今日のまとめ
☆ 今日のAIフレーズ
『◯◯の人と話が弾みそうな雑談ネタを教えてください。わからないことがあったら質問してください。』
今日のポイントは2つ。
ひとつ目は、「相手に合わせた話題をお願いする」こと。
「自動車部品メーカー」「展示会」「製造現場で使うノベルティ」など、相手の仕事や状況を入れると、営業トークにも自然につながる話題が出てきます。
ふたつ目は、「わからないことがあったら質問して」を加えること。
小林さんが使ったこの一文で、ChatGPTくんが相手のことをさらに理解しようと質問してくれるようになります。
そのやり取りを通して、“一緒に考える感覚”が生まれます。

今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
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