【AIフレーズ⑦】「わかる~」って共感される文章を作りたい!

小林:「先生~、ChatGPTくんに文章つくってもらってるんだけど、なんか“いい子ちゃん”な文章ばっかりになるのよ~」

上田:「きれいすぎて、人間味がないってことかい?」

小林:「そうそう! 読んだ人に“わかる~”って言ってもらえるような文章にしたいのよね!」

やまなし先生:「なるほど。じゃあ今日は、目的別に文章をアレンジする方法をご紹介しましょう。キーワードは『読者にどう思ってもらいたいか』です。」

文乃:「えっ、そんなのもリクエストできるんですか!?」

やまなし先生:「できますよ。たとえば共感してほしいなら『読者に共感してもらえるような文章にして』と入れてみるんです。」

堂前:「目的って、単に“SNS用”とか“ブログ用”だけじゃないんですね。」

やまなし先生:「そうなんです。教科書にはよく「文章を作らせる時は“目的”を入れて下さい」って書いてあるんですが、そこで言う目的って「SNS用」とか「上司への報告書として」といったような“こういう時に使う文章”というだけじゃないんです」

小林:「こんな人に、こう思ってもらいたいってことも言っていいって感じ?」

やまなし先生:「そうです、そうです」

上田:「そんな人の感情みたいなこともわかるの?」

やまなし先生:「はい、「人の感情を理解する」というのは、AI開発においてHOTなテーマのようなんです。最近、ChatGPTくんがどんどん“人間っぽく”なってきていると思いませんか? (#^.^#)」

文乃:「そうですね! 友だちと話してるように感じる時、あります」

堂前:「それが文章作成にも影響しているってことですか、なるほど」

小林:「じゃあ、やってみるわ!文章は“箇条書き”みたいなメモからでもいいのよね?」

やまなし先生:「はい、箇条書きのメモから「文章にして」と伝えるだけでちゃんとした文章にしてくれますよ」

小林:「OK,OK。じゃあ、『この旅行メモの内容を元に ”子育て中の人が共感できるような、失敗談”を書いて』っと…」

メモ
・ 島根に旅行に行った
・ 出雲大社は鉄板
・ 雪が降った。この時期では珍しいらしい
・ 有名な和食のお店に入るのを楽しみにしていた
・ 途中、子どもをあやしながら食べるのが大変だった
・ とっても美味しくてコスパ最高

ChatGPTくん:「小林さんのリクエストに応じて、次のような文章を生成しました:

『“旅行中に子どもがぐずって、食事どころじゃなかった!”…そんな経験、あなたも無い?
1月に島根旅行に出かけたワタシたち一家。楽しみにしていた和食店では……』」

小林:「うわっ、まさに“子育てあるある”じゃない!これなら、読んでくれる人にも刺さりそう!」

上田:「同じメモで、違う感じにもできるのかな?」

堂前:「やってみましょうよ。じゃあ、『読んだお父さんが島根に行きたくなるような文章にして』

ChatGPTくん:「はい、このような文章ではいかがでしょう。

『お父さんが行くべき旅行先……それは“島根”。え? 意外? でも絶対に行くべきだと思うんです。理由は3つあって……』」

文乃:「わー、お父さんに向けた“島根推し”の文章になった 」

小林:「面白~い。ねぇねぇ、他にはどんなリクエストがあるの?」

やまなし先生:「こんなのはどうでしょう?『続きが気になって読み進めたくなるようにしてください』

ChatGPTくん:「(前略)そして、いよいよメインイベントの出雲大社! 実はおみくじでちょっとしたハプニングがあって——」

小林:「あはは(#^.^#)  これは続きが読みたくなるわ~」

堂前:「たとえば"ビジネス向けの文章"だと、どんなリクエストができるんですか?」

やまなし先生:「先日、私たちのセミナーに来られた方に教えてもらったんですが、例えば『この商品に対する“よくある質問”をテーマに描いて』とか、『競合商品よりも良いものだと納得してもらえるような文章にして』といったリクエストをすると良い回答が得られたそうですよ」

堂前:「なるほど~。「そこまでお願いしていいのかな?」って思うようなコトまでリクエストしちゃっていいんですね (#^.^#)」

やまなし先生:「そうですね。『読んだ人が「買ってみたい」と思えるようにしてください』のように図々しいなと思っちゃうようなコトでも、まずはリクエストしてみるといいと思います」

文乃:「私は『SNSでシェアしたくなるように』って入れてみたら、クチコミワードになりそうなフレーズがたくさん使われてて、テンション上がりました! 」

やまなし先生:「おぉ、それは面白い使い方ですね」

小林:「先生、“読者を笑わせたい”ってリクエストもアリ?」

やまなし先生:「もちろんです。ただし、ChatGPTくんのギャグセンスが皆さんのツボに合うかは…保証できませんが…(^_^;)」

文乃:「それは…ちょっと“こわいもの見たさ”で試したくなりますね (^_^;)」


【やまなし先生の解説

今日のAIフレーズは『「わかる~」って共感される文章を作って』

ChatGPTくんはただ文章を作るだけでなく「読者の感情に訴える文章」や「読者の行動を促す文章」を創ることもできます。

読者に共感してほしい、関心を持ってほしい、行動してほしい……そんな『読者に◯◯してほしい』を叶えるような文をつくることができるんです

『共感してもらえるように』と指示すると“あるあるネタ”を中心に

『続きが気になるように』と入れるとドラマ性のある構成に

『読んだ人がやってみたくなるように』と頼めば、行動につながる文に

読者の「感情」や「行動」をどのように変えたいか? 
「人を動かす文章」をつくるために、そんなリクエストを伝えてみるのはいかがでしょうか?

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【今日のまとめ】

☆ 今日のAIフレーズ

『「わかる~」って共感される文章を作って』

・「共感してほしい」、「感動してほしい」など、読者の“感情”を動かすような文章にアレンジしてもらうことができる

・ 「体験してほしい」、「購入してほしい」などの“行動”を促すような文章にすることも可能!

--- 山梨 栄司 

今、話題のChatGPT(「生成AI」)

展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、

会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、

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・・・・

ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。

しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」「小さなお店」

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・・・・

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・・・・

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