「出力条件」は“サンプル”を見せてあげよう!
「ことのは塾」のやまなしです。
……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。
今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)
上田:「先生、この前ね、「映画のサブスク」に入ってみたんですよ」
やまなし:「月々決まった料金で映画やアニメが見放題ってアレですね」
上田:「そうそう。あれってすごい本数が観られるじゃない?」
やまなし:「そうですね。あれって全部で何千本あるんでしょうね?」
小林:「あんなにあったら、時間がいくらあっても足りないわね」
上田:「そうそう、まさに困ってるのはソコなの」
やまなし:「“困ってる”んですか??」
上田:「ワタシ、この年まで映画って全然、観てこなくてね。定年で時間ができたから、映画を観るのが趣味っていうのもカッコイイな~って思ったんだけど…」
小林:「映画がたくさんありすぎて、どれから観ようか、迷っちゃう!って感じでしょ? わかる~。」
上田:「そうなんだよ~。“人気作”とか“名作”とか色々たくさん観たいんだけどね」
小林:「どれでも観られるとなると、逆に迷っちゃうよね~」
上田:「そうそう。今日の小林ちゃんは話が早いなぁ。どれでも見放題っていっても、できたら、自分の好みに合った、面白い作品を観たいじゃない。」
やまなし:「そうですね。映画を観る時間は“無限”じゃないですしね」
小林:「そういうサブスクには、よく“オススメの作品”ってあるじゃない。アレから観てみたら?」
上田:「その“オススメの作品”自体が、5本も10本も出てくるでしょ? ワタシ、映画にうといから、その中のどれが面白いのか、カンが働かなくて…」
やまなし:「なるほど。そういったことであれば、ChatGPTくんに“映画のあらすじ”を教えてもらうのはどうですか?」
小林:「それ、いいじゃない。そしたら、その映画の内容が自分の好みのお話かどうかわかるし」
上田:「そうだね。それはいいかも。…でも、全部聞いちゃうと、ネタバレで観る楽しみが減っちゃうかも…って心配だなぁ…」
やまなし:「確かにネタバレしちゃうとワクワク感がなくなりますよね。でも、そこはChatGPTくんにお願いすれば大丈夫ですよ!」
小林:「どうやってお願いするの?」
やまなし:「プロンプトに“ネタバレは禁止”と一言付け加えるんです。それで、映画のあらすじは教えてもらいつつ、肝心な部分は伏せてもらえるようになります。」
上田:「そんなことできるんだ!じゃあ、例えば…そうだな、『ショーシャンクの空に』のあらすじをお願いしたいんだけど、ネタバレなしでお願いするにはどうしたらいい?」
やまなし:「じゃあ、こんな感じでプロンプトを作成してみましょう。」
『「ショーシャンクの空に」のあらすじを教えて下さい。
あとから本編を観たいので、
・ネタバレなしで
・本編を観たくなるように期待感を煽って』
小林:「いいね! それなら安心して内容を知ることができるわね。」
上田:「うん、これなら大丈夫そうだ。ちょっと試してみるね。」
ChatGPTくん:
『ショーシャンクの空に』は、スティーヴン・キングの短編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を原作とした1994年の映画です。
主人公は、無実の罪でショーシャンク刑務所に収監されたアンディ・デュフレーンという銀行員。
彼は妻とその愛人を殺した罪で終身刑を宣告されてしまいますが、それは無実の罪でした。
刑務所内でアンディは、冷静かつ知的な性格で他の囚人たちに影響を与えます。特に、刑務所の中で「レッド」と呼ばれるエリス・レディングと深い友情を築きます。
アンディは銀行員としての知識を活かし、刑務所内で不正を行っていた看守や所長をうまく操っていきます。
その裏で彼は自身の脱獄計画を練っていました。
彼の脱出計画は成功するのか? そしてレッドとの友情は?
映画のテーマは、希望や友情、そして自由への強い渇望を描いており、刑務所という厳しい環境の中で、それでも生き抜こうとする人間の強さが強調されています。
上田:「おお! なんかすごく観たくなってきた!」
小林:「肝心なところは、いい感じにボカしてあるね~」
上田:「ボク、外国映画のかっこいいセリフって好きなんだよね~。憧れちゃう。この映画にもかっこいいセリフって出てくるのかな?」
やまなし:「映画館で流れる「予告編」も印象的なセリフがちょっとずつ出てきますもんね。じゃあ、名セリフを教えてもらえるようお願いしてみましょうか。」
『この映画の有名なセリフを教えて下さい。原文と翻訳を両方、教えて。』
ChatGPTくん:
「『ショーシャンクの空に』で有名なセリフの一つは、“Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.” です。
日本語訳では「希望はいいものだ。多分、最高のものだ。そして、良いものは決して死なない」となります。
このセリフは、アンディが希望を持ち続けることの大切さを表現しており、映画全体のテーマにも深く関わっています。」
上田:「うわー、それってめちゃくちゃカッコいい!この映画観ることにするよ。」
小林:「先生、私もいい?」
やまなし:「えぇ。どうぞ、どうぞ」
小林:「私はね、ハッピーエンドじゃない映画は、観終わった後にズーン……って落ち込んじゃうから苦手なの。ネタバレありでいいから、ストーリーの最後まで教えてほしいな。」
やまなし:「それも全然OKですよ。ネタバレありでストーリーを教えてもらいたい時は、プロンプトにそう書いておけばいいんです。作品は何がいいですか?」
小林:「えっと…じゃあ、このオススメで出てる『英国王のスピーチ』にしようかな
『『英国王のスピーチ』のあらすじを教えて下さい。ネタバレありでOKなので、ラストまで教えて。』」
ChatGPTくん:
「『英国王のスピーチ』は、2010年に公開された実話を基にした映画で、ジョージ6世が英国王に即位するまでと、国民の心を震わせたスピーチを描いています。
物語は、ジョージ6世がまだ「バーティ」と呼ばれていた頃から始まります。
彼は小さな頃から、吃音(きつおん)に苦しんでいました。王族としての公務やスピーチが求められる中、彼の吃音は大きな障害となり、彼は自信を失っていきます。
そんな時、言語療法士ライオネル・ローグとの出会いが未来の国王の運命を変えていきます。最初は抵抗を感じていたバーティですが、次第にローグの熱心さとユーモアに心を開いていきます。
事態は急転。バーティは次の王位継承者として、ジョージ6世として即位せざるを得なくなります。自信を持てない彼にとって、国を導くという重責は非常に重いものでした。そして第二次世界大戦が始まります。
国民を励まし、結束させるための重要なスピーチを行う必要が出てきます。
ジョージ6世は自身を持って国民に向け、スピーチをすることができるのか?
ラストシーンでは……(※ネタバレになるので、ここは省略します)
『英国王のスピーチ』は、個人の内面的な苦悩と、それを乗り越えるための努力、そして支え合う友情の物語として、多くの人々に感動を与える作品です。」
小林:「あー、そういうストーリーなのねぇ~。良かった、私好みだわ。今度、本編も観てみよう。」
上田:「ストーリーを知っちゃってもいいんだ。」
小林:「映画の面白みはストーリーだけじゃないのよ。演技や音楽、映像の美しさも楽しみの一つなの。」
上田:「は~。そういうものなんだねぇ。」
小林:「先生、『グッド・ウィル・ハンティング』と『パッチ・アダムス』のあらすじも知りたい!」
上田:「なら、ボクも!『夕陽のガンマン』と、『トゥルーマン・ショー』と…」
小林:「……」
上田:「……」
二人:「どれから観ようか、迷っちゃう!」
【やまなし先生の解説】
映画やドラマのサブスクサービスが出てきてくれたおかげで、たくさんの名作映画が気軽に観られるようになりましたね。
でも、上田さんのように「どれから観たらいいか、わからない…」といった“新たなお悩み”も生まれてしまいました (^_^;)
そこでオススメしたいのが、ChatGPTくんに「映画のあらすじ」を聞く、というやり方。
「ネタバレしないで教えて」という人も、小林さんのように「ラストまで教えてほしい」という人も、あらかじめ伝えておけばそのリクエストに応えてくれます。
※ 何もリクエストしないと、標準では「ネタバレなし」で教えてくれるようです。でも念のため、「ネタバレなしで…」とリクエストしておくのがオススメ。
この方法、なにも“映画”だけに使えるテクニックではありません。
“読んでみたいけど、ちょっと手が出しにくい”本にも使えるんです。
「アンナ・カレーニナ」とか、「7つの習慣」など、“名前は聞いたことがあって、興味はあるけど、読むのにエネルギーがいる”ような作品も、ChatGPTくんに「あらすじを教えて」と聞いてみて下さい。
あらすじを読んで、「なるほど、そういう作品なんだ」と概要をつかんでからだと、重厚な作品も読みやすくなる!…かも。
教養を高めるのにオススメのやり方です!
【今日のまとめ】
◆ 映画や本の“あらすじ”をChatGPTに聞くことができる
◆ 「ネタバレなしで教えて」、「ラストシーンまで教えて」などリクエストをすると、より希望に沿った“あらすじ”をつくってくれる
--- 山梨 栄司
今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
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ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
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しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
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そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!