ChatGPTと“一緒に”ブログを書いてみよう!
「ことのは塾」のやまなしです。
……ココは『日本一ハードルが低いChatGPT講座』……。
今日も教室に生徒さんたちがやってきましたよ (*^^*)
上田:先生、ボク今、趣味のブログを書いてるんだけどね…
やまなし:へぇ、上田さん、ブログやられてるんですね。
上田:そうなのよ、まだ始めたばかりなんだけどね。
それでね、ChatGPTくんにそのブログづくりを手伝ってもらおうと思ってて……
やまなし:ブログにどんなことを書いたらいいか?等のアイデア出しは、ChatGPTの得意分野ですよ。
どんなテーマで書きたいんでしょうか?
上田:いや、書きたいコトは山ほどあるからいいんだ。お手伝いしてほしいのは、その後。
書きたいコトはどんどん浮かんでくるんだけど、それを“文章”にしようとすると、筆が止まっちゃって……。
小林:あー、わかる~。私も町内会の手紙や、PTAの会報誌なんかを作る係なんだけど、ああいうのってなかなか書き始めるのがおっくうなんだよね~。
やまなし:"文章を書く"っていう工程も、ChatGPTくんは強力なアシスタントになってくれますよ。
色んなコツや、工夫できるところがあるので、一緒に見ていきましょうか。
やまなし:さて、上田さんはどんな内容のブログを書きたいんでしょうか?
上田:この前、テレビで「動物園の楽しみ方」っていう特集をやっていてね。そのことについて書きたいなって思って。
小林:じゃあ、そのテーマをプロンプトに入れてみるね。
『動物園の楽しみ方についてのブログを書いて』そりゃ!!
やまなし:あ!小林さん、待って! それだけだと!
ChatGPT:動物園を訪れるのは素晴らしい機会です。以下に、動物園を存分に楽しむためのいくつかのポイントをご紹介します。
1. 事前の計画を立てる
訪れたい動物園の公式ウェブサイトをチェックし、展示されている動物の種類、開園時間・・・・
2. 快適な服装と準備
動物園は広範囲にわたるため、歩きやすい靴を・・・・
・・(中略)・・
8.環境保護への意識を持つ
動物園訪問は・・・・
上田:・・・・わー、小難しい話がいっぱい出てきた……。
やまなし:これは上田さんの書きたかったブログの内容とは……
上田:うん、全然、違うね。
やまなし:ですよね……。
ChatGPTくんは、“お題”を出されたら何でも文章化してしまうので、逆に準備が必要なんです。
小林:先走ってごめんね……。
やまなし:じゃあ、仕切り直しということで……。
ブログの大きなテーマは【動物園の楽しみ方】として、上田さんとしては、どんな内容でブログを書きたいと思っているんですか?
上田:言ってしまえば、“ただの日記”なんだけどね。
この前、孫と「おけら山動物園」に行って、楽しかったって話を書きたいなと思って。
小林:いいじゃない、ブログってそもそも日記でいいんだから。
上田:その時ね、孫に“クイズ”を出しながら園内を回ったら、思いのほか、盛り上がってね。
やまなし:たとえばどんなクイズですか?
上田:「Q.ゾウの耳はなぜ、あんなに大きいのでしょうか?」とか、「Q.カピバラは何の仲間でしょうか?」とか、カンタンなクイズよ。
孫は正解したり、しなかったり。
小林:そういうの、幼稚園くらいの子は好きだもんね~。
上田:次の動物のところに行くたびに「おじいちゃん、クイズ出して!」ってせがまれて。いやー、楽しかった。
やまなし:お孫さんと楽しそうに動物園を歩く様子が思い浮かびますね~。
今、教えてもらった内容を、カンタンな“箇条書き”にしてみました。
・ 孫と「おけら山動物園」に行った
・ クイズを出しながら回ったら、孫はとても喜んでくれた
・ 「Q.ゾウの耳はなぜ、あんなに大きいのでしょうか?」、「Q.カピバラは何の仲間でしょうか?」
・ 孫は正解したり、間違えたり
・ 次の動物のところに行くたびに「おじいちゃん、クイズ出して!」ってせがまれて楽しかった
小林:今、話した内容、そのままね。
上田:まぁ、個人ブログだからね。
読むのも、せいぜい、私が入っているシニアクラブの友だちくらいだし。
やまなし:その情報も加えておきましょう。“誰が読むものか?”という情報って大事なので。
・ 自分が入っているシニアクラブの友人たちが読むブログ
じゃあ、この情報をChatGPTくんに渡しますね。
・・・・
『次のような内容のブログを書いてみて下さい』
・ 孫と「おけら山動物園」に行った
・ クイズを出しながら回ったら、孫はとても喜んでくれた
・ 「Q.ゾウの耳はなぜ、あんなに大きいのでしょうか?」、「Q.カピバラは何の仲間でしょうか?」
・ 次の動物のところに行くたびに「おじいちゃん、クイズ出して!」ってせがまれて楽しかった
・ 自分が入っているシニアクラブの友人たちが読むブログ
・・・・
ChatGPT:シニアクラブの皆さん、こんにちは!
先日、私にとってとても特別な一日がありました。
それは、孫と二人で「おけら山動物園」を訪れた日です。
この日は、動物園が大好きな孫と一緒に、クイズを出しながら回ることにしました。
これが、予想以上に孫に喜んでもらえて、私自身も大いに楽しむことができたんですよ。
動物園への入口をくぐった途端、孫の目は輝き、わくわくした様子。
そこで私は、「今日は特別な日だから、動物を見るたびにクイズを出すよ」と告げると、孫の顔がさらに明るくなりました。
最初に訪れたのはゾウのエリア。
ここで私が出したクイズが、「Q.ゾウの耳はなぜ、あんなに大きいのでしょうか?」。
孫はしばらく考え込んで、「暑いから?」と答えました。
正解です!ゾウはその大きな耳を使って体温を調節しているんですね。孫も新しい知識を得られて嬉しそうでした。
次に向かったのは、水辺でのんびりと過ごすカピバラのエリアです。
ここでのクイズは、「Q.カピバラは何の仲間でしょうか?」。
孫の答えは「カンガルーの仲間?」
残念!カピバラはネズミの仲間。
それを聞くと孫は「えぇ~?! めちゃめちゃでっかいよ?!」と驚いていました。
それぞれの動物のところを回るごとに、孫は「おじいちゃん、クイズ出して!」と楽しそうにせがんできました。
これがまた、私にとっても大きな喜びとなり、孫との絆を深める素晴らしい機会になったのです。
上田:おぉーすごい! ちゃんとブログになった。
小林:それも、上田ちゃんの言った内容になってる。
さっきの「動物園を楽しむとは?」みたいな内容とは全然、違うものになったね。すごい。
やまなし:こうして、「書きたいコトを“箇条書き”にする」だけでも、自分の書きたいことに近づきますね。
上田さん、「ココはちょっと…」って思うようなところはありますか?
上田:実は、動物園に入った時、「おじいちゃん、クイズ出して!」って言ってきたのは孫の方なんです。なんか幼稚園で流行っているみたいで。
やまなし:そうなんですね。では、そう修正するように依頼してみましょう。
『動物園に入った時、「おじいちゃん、クイズ出して!」って言ってきたのは孫の方なんです。』
ChatGPT:わかりました。文章を修正します。
(前略)・・・
動物園への入口をくぐった途端、孫が目を輝かせて「おじいちゃん、クイズ出して!」と提案してきました。その瞬間から、私たちの動物園クイズが始まりました。
・・・(後略)
小林:おおっ!すぐに変更してくれた!
上田:これはすごいね。……先生、もう一つ、細かいリクエストなんだけど、いい?
やまなし:どうぞ、どうぞ。
上田:私、ブログじゃ「ボク」って名乗ってるんだよね。カタカナで「ボク」。
やまなし:もちろん、それも修正できますよ。
『筆者の一人称は「ボク」にして下さい』
ChatGPT:
こんにちは、皆さん!先日、ボクにとってとても特別な一日がありました。それは…(後略)
小林:おぉ、すぐに変わった。……まぁこれくらいはChatGPTくんなら朝飯前よ。
上田:なんであなたが自慢気なのよ…(^_^;)
やまなし:このようにして、情報を追加したり、リクエストをしていったりして文章を書き直していきます。
小林:リクエストする度に、書き換わっていくのが面白いね。
やまなし:ある程度、希望通りの文章ができたら、それをメモ帳などに貼り付けて、そこで細かい部分を修正するというようにしている方が多いようですね。それなら、自分の思い通りに編集することできますからね。
上田:でも、ここまで“下書き”を作ってくれたら、それをヒントに書いていくことができるから、最初から書くよりずっとラクだね。
小林:まず「最初の一行」が思い浮かばないことも多いもんね。こうして、下書きを作ってくれたら、相当ラクよ。
やまなし:ChatGPTの文章作成スキルはこんなもんじゃないんですよ~。
文章作成の時に使えるコツや工夫を、他にもいくつか紹介していきますね。
(次回につづきます!)
【やまなし先生の解説】
ChatGPTくんは、ブログを書く時のお手伝いも大の得意です。
「大雑把な内容」を伝えただけでも、すらすらっと文章を作ってくれます。
でも…そうして出来上がった文章が、「あなたが思っていた理想通りのもの」かと言うと…ちょっと違うものが出来上がるかも知れません。
「私はこういうコトを言いたい(書きたい)」
という内容は、ちゃんと伝えていきましょう。
それらは”箇条書き”でかまいません。
思いついたままに箇条書きで並べたアイデアでも、ChatGPTくんは文章にしてくれます。
・・・・
それでも、細かい部分は「わたしが思っていた文章とちょっと違う…」というところがあるでしょう。
実はこの“違和感”が、ChatGPTくんと一緒に文章をつくるのにとっても大切なコト。
「ココは、わたしが言いたかったコトと違うな」
「この言い回しは、何か“違和感”があるな…」
そう感じられるのは、あなたしかいません。
逆を言えば、その部分があるからこそ、「あなたが書く文章」になっていくのだと思います。
全てを生成AIに任せてしまうのではなく、「自分が思うのとちょっと違うな」という“違和感”を大切にしていきましょう。
もちろん、「ココ、ちょっと変えて」とChatGPTくんに修正をお願いするのもお忘れなく!(≧∇≦)
【今日のまとめ】
◆ 生成AIは「箇条書き」を、「文章」にするのが大得意
◆ 100% あなたが書きたかった文章にはならない。
「ココは言いたかったこととちょっと違うな…」、「この言い回しは自分らしくないな」といった“違和感”に敏感になろう!
◆ 修正してほしい点は、「この部分はこう直して」とリクエストしていこう!
--- 山梨 栄司
今、話題のChatGPT(「生成AI」)。
・ 展示会の「チラシ」の内容を考えてくれたり、
・ 会議用の資料やタイムスケジュールをうまく作ってくれたり、
・ 社内にある売上データや「お客さまアンケート」などのデータを分析してくれたり
と、『業務の効率化』や『業務のレベルアップ』に非常に役立っています。
・・・・
ソフトバンクの孫さんなど大企業のトップも活用している、この新技術。
しかし、もっと大きなインパクトを享受できるのは、実は「中小企業」や「小さなお店」。
一人のスタッフが、いくつもの仕事を柔軟にこなす必要がある会社やお店であればあるほど、"様々な仕事のアシストができる"ChatGPTの恩恵は大きくなります。
・・・・
しかし…
私たちにご相談いただく企業やお店から伺ったところ、
☆ ChatGPTを社内に導入したいが、何から始めたら良いのかわからない…
☆ 我が社ではどんなことに使えるのか? 今ひとつつかみきれない…
☆ 「新しいことを覚えたくない」、「自分の仕事を奪われるのでは?!」と社員が前向きになってくれない……
といった“声”があるのも事実です。
・・・・
そこで私たち「ことのは塾」は、『日本一ハードルの低い ChatGPT講座』と題して、ChatGPT初心者にもとっつきやすい研修プログラムを提供させていただいております。
興味を持っていただけましたら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい!