「書けない」と「知らない」の違い ~ 商品紹介文のコツ!
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
『 商品紹介文を考えるのが苦痛です・・・ 』
そんな悩みを抱えている方はいませんか?
商品紹介文は、ビジネス文章の“基本中の基本”なのですが、実は「書き方がよくわからない」という方が多いのです (^_^;)
白い紙やパソコンの前でずぅ~っと悩んでいても、一向に何を書いたら良いのかアイデアが浮かんでこない・・・
「ことのは塾」のお客様でハムやソーセージを扱うネットショップの副店長さん、川路 留美さんも、そんな「商品紹介文書けない病」にかかっていた人の一人でした。
毎月出てくる「新製品の紹介文」を書くのが、苦痛で苦痛でしかたがなかったそうです・・・(T_T)
そんな川路さんが、『 商品紹介文って書くの意外とカンタンなんですね! 』と言えるようになった"秘訣"を今日はお伝えしましょう!
商品紹介文を書けないワケ・・・それは実にシンプルです。
『 商品をよく知らないから 』
商品紹介文を書くのが苦痛・・・という方と話をすると、「どうやって書こう・・・」ということに悩んでいる方が多いです。
“書けない理由”を「私はボキャブラリーが少ないから・・・」、「書き方テクニックを知らないから・・・」と“国語の能力”にあると考えるのですが・・・
実は違います。
商品紹介文で一番大切なのは、国語的な表現テクニックではなく
「 今日は、この商品の、この“良いところ”をお客さんに伝える! 」
という“テーマ = 主題”。
スラスラ話し続けるけど内容が薄い営業マンより、口下手だけど伝えたいことがしっかりしている営業マンの方が、話が面白かったりしませんか? (^.^)
・・・
商品紹介文をスラスラと書ける人の多くは、紹介しようとする商品やサービスをじっくり見つめることから始めています。
じっくり観察するポイントはたった一つ。
『 その商品だけが持つ特長 』
です。
「 他社の商品やサービスには無い、こんな特長があります 」
「 これまでの当社の商品には無かった、こんな機能が追加されました 」
「 こんな時には、他のモノでなくて、コレが一番ですよ 」
などなど。
この商品、このサービスでなくてはならない理由を挙げていくのです。
「文章が書けない・・・」と悩んでいる方は、一度、『この商品ならではの特長』について考えてみて下さい。
おそらく高い確率で、それが"思いつかない"と思います (^_^;)
それが「商品を知らない」状態なんですね。
でも、決してそれがいけないわけではありません。
今知らなくても、調べて知ればいいだけですからね (*´ェ`*)
大切なのは、「 他との違いを見つけようとする“姿勢” 」。
「これまでの商品と、どこが違うのかな?」
「他社で売っている商品とは何が違うのかな?」
「他のお店ではどのようにして売っているのかな? オマケなんか付けているのかな?」
ということにアンテナを高く張ってみて下さい。
・・・
ソーセージのネットショップに勤める川路さんも、
「 そういう意味では、私、商品を知らなかったです 」
と言っていました。
商品がどんなモノかわかっていなかったから、商品紹介文に何を書いたら良いのかがわからなかったのです (^_^;)
パソコンのモニターの前でうんうん悩んでいても、書くことがポンと浮かんでくるわけではありません。
そこで川路さんは、近所のスーパーにハムやソーセージを買いに行きました。オフィスの外に出たのです。
一般に売られているハム、テレビコマーシャルで有名なソーセージなどを買ってきて、まずは試食。
その時、アタマの中では、(ウチのハムとどう違うんだろう?)、(ウチのソーセージの方がどんなところがおいしいだろう?)ということを考えています。
「ウチのソーセージの方がピリっと辛くて、ビールに合うな」
「ブランドハムは高いだけで、一般のハムとあまり変わらないな」
「ゆでると皮が破れてしまうものが多いのね。破れていないソーセージはちょっと皮が堅すぎるし・・・」
と、このように他社商品との比較をしていく内に、「自分のお店のハム、ソーセージの良いところ」が見えてくるようになるのです。
商品の良さの見つけ方のコツをつかんだ川路さんは、それ以降、「商品紹介文に書くことが無い!」と悩むことは一度も無くなったそうです (*´ェ`*)
----------------------------------------------
あなたが商品紹介文を書くのに苦労しているのは、単純にあなたが商品をまだよく知らないだけかも知れません。
「その商品ならではの特長」
それを探してみましょう。
その時、一つの商品だけをじっと見つめていても、その良さが見えてこないかも知れません。
昔の商品、他社の商品などと比べてみましょう。
今はインターネットという便利なものがありますので、他社のウェブサイトでじっくり情報収集をしてみるのもいいでしょう。
別のものと『比較』をすることで、あなたの商品の良さがきっと浮かび上がってくるはずです!




たとえば「キャッチコピーの書き方」といったセミナーでも、キャッチコピーの表現テクニックを紹介する前に、
「 あなたは、商品の何をキャッチコピーで表現しますか? 」
といった“核”となる部分を明らかにする時間を設けるようにしています。
商品紹介文が“名文”である必要はありません。
たとえスマートではない文章であっても、お客様に使ってもらいたい!という“想い”が伝われば、それは売上にもつながってきます。
そして、「ことのは塾」のセミナー / 研修会では「実践の時間」を取ることを大切にしています。
「 自分は、お客様に何を伝えるべきだろう? 」
そんな風に、じっくり考える時間をあなたの会社では取れていますか?
日々が忙しいと、そういった“大切なこと”を考える時間が取れなくなってしまう・・・私が出会った多くの方がそう言っていました。
「 伝えるべきことをじっくり考える、良い機会 」
「ことのは塾」のセミナーや研修会は、ぜひそのように使って下さい。
↓ こちらのページに「開催の様子」や「これまでの講演実績」などが載っております。こちらもあわせてご覧下さい

“想い”の伝え方ノウハウは、こちらにも載っています。
twitterのフォロー、Facebookの友達申請も大歓迎です!
「ことのは塾」の本、絶賛発売中!
--- 「ことのは塾」の“伝えるノウハウ”をぎゅっと詰め込んだ一冊です。
“どう言ったら伝わる?”をテーマに、すぐにでもチラシやDM、ホームページに活用できそうな「文章例」をたくさん掲載しております。
誰にとっても身近な存在である『食べ物』をテーマにしていますので飲食店や食品メーカーさんはもちろん、学習塾、リフォーム会社、家事代行サービス、旅行代理店など、様々な業種の方にご活用いただいております。
「販促物に何を書いたら良いか迷った時、参考にしています」
「新人にホームページの仕事を任せようと思った時、参考書として渡しました」
「この本をみんなで見ながら、来月のチラシの内容を考えるようにしています」
などなど。活用して下さる方が今でも増えています (*´ェ`*)
お求めはお近くの書店、またはネット書店でどうぞ!
発行:「ことのは塾」(有限会社ビーサイド・ライブ)
住所: 〒424-0862 静岡県静岡市清水区船越東町200-5
編集:「ことのは塾」メールマガジン編集部
お問い合わせ先メールアドレス : start@kotonoha-juku.co.jp
「ことのは塾」プライバシーポリシー
「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
・・・
必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
