その『プレゼント企画』、売り上げアップにつながりますか?


このメールマガジンは、「ことのは塾」と名刺交換をさせていただいた皆さんにお送りしております。

こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
皆さんはこんな広告を見たことがありませんか?
「あの極上ワインをプレゼント!」
「腕時計を3名様にプレゼント」
「高級旅館 宿泊券 さしあげます」
このような「プレゼント広告」、きっとあなたも見たことがありますよね?
誰もが必ず一度は目にしている、このような『プレゼント広告』。
賞品目当てに集まった人から住所や名前、メールアドレスなどを聞き出し、後日、彼らにダイレクトメールを送る・・・そんな使われ方で販売促進に一役買っています。
あなたのお店や会社でも、そのようなプレゼント企画を行ったことがあるのではないでしょうか?
でも・・・プレゼント企画って思ったほど売り上げアップにつながらないんですよね(涙)。
うんうんと大きくうなずいたあなた、ぜひこの続きをご覧下さい!!

プレゼント企画がなぜ売り上げアップにつながらないのか?
その原因の一つに、『 プレゼントをもらった人が、実際の顧客にならないから 』ということが挙げられるでしょう。
プレゼントに応募してくる方たちは、私たちが思うより256倍したたかです(笑)。
プレゼントをもらうためにネコの名前まで使って応募ハガキを書く、プレゼント応募のためだけに無料のメールアドレスを作る、なんてことはもう"当たり前"。
にわかには信じられないかも知れませんが、1日30枚応募ハガキを書くという主婦も珍しくないのです。
彼らは、自分がどのプレゼントに応募したかなど覚えてはいません。
当然、何と言う会社が主催したプレゼント企画かなど、覚えているはずもありません・・・。
あなたが必死に予算を捻出して用意したプレゼントの多くは、そんな"プレゼント・ハンター"によって狩られ、本当にそれを求める人の手に渡ることは無いのです・・・。
大企業は、それを百も承知でプレゼント企画を行っています。
その理由は「プレゼント企画はマスコミに載りやすいから」。
タウン情報誌などは、「何かしらの読者プレゼントを用意してくれたら載せてあげる枠」というものが存在するところが少なくありません。
そのようにマスコミを有効活用するため、プレゼント企画をあえて行うわけですね。
プレゼント企画にかかるコストを“宣伝広告費”と割り切って考えるなら、それも良いでしょう。
・・・
では、マスコミ活用をしない会社やお店が「プレゼント企画」を実施する意味はあるのでしょうか?
何人かの「ことのは塾」会員さんに聞いてみたところ、「プレゼント当選者が、その後、定期的に商品を買ってくれる優良顧客になった」という例は数パーセントしかなく、かかったコストに見合う"結果"が出ていないお店がほとんどだったのです。
ある寝具店ではメールマガジンの創刊に際して、プレゼント企画でメールアドレスを集めようとしました。
大型テレビなどのスゴい賞品を用意して応募者を募った結果、集まったのは、なんと1万人!
(・・・この内、5%が注文してくれたとしても500人からの注文が来るわけだ)
という店長の見込みは大きく外れ、寄せられた注文はわずか2件だけでした。
このお店で扱っている寝具が1万円以上のものばかりだったからということもありますが、ヒジョーにさみしい結果です。
「大型テレビを当てた人は、その後、何か買ってくれたんですか?」
迂闊にもそんな質問をしてしまったワタシは、その後の店長さんの沈黙に耐えることができませんでしたヨ、えぇ (-_-)
でも先ほどもお伝えしたように、実はそのような結果に終わることは珍しくないのです。
プレゼント企画をやればやるほど赤字が増える・・・
つまりプレゼントにかかる『コスト』に見合うだけの『売り上げアップ』を得ることができないケースは非常に多いのです。
だから「プレゼント企画」なんか、やめましょう!
・・・な~んて結論で終わるほど、「ことのは塾」は安易ではゴザイマセン。
プレゼント企画で「優良顧客」が得られないのであれば、別のものを得るようにすれば良いのです。
「ことのは塾」会員の『お漬け物屋さん』に、とてもユニークなプレゼントキャンペーンを行っているお店があります。
当選者がもらえるのは『豪華お漬け物セット』。
賞品自体はさほど変わったものではありません。
このプレゼントのユニークなところは、応募をする際に、お店が用意したある"質問"に答えなくてはならないという点にあります。
その"質問"とは、次のようなものでした。
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『Q.あなたが賞品の漬け物セットに名前をつけるとしたら、どんな名前にしますか?』
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プレゼントの応募用紙には、「セットにどんな漬け物が入っているのか」、「一つ一つの漬け物はどんな特長を持っているのか」が書かれています。
あなたがプレゼントに応募しようとしたら、つまり"そのセットの名前を考えなくてはならないとしたら"、その商品説明文をじっくり読むことから始めると思いませんか?
まずここに一つ目の工夫が隠されています。
プレゼントの名前をつけてもらうという名目で、お客様に漬け物の商品説明をじっくり読んでもらうことができるのです。
もちろん、届けられる「名前のアイデア」もバカにしたものではありません。
この時は非常に良い名前案がたくさん届けられ、実際の商品名もその中から選んだそうです。
また、別のプレゼントキャンペーンの時は、こんな質問をしたことがありました。
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『Q. ○○屋では女子高生に漬け物ブームを起こさせたいと思っております。ちょっと本気で思っております。・・・さて、どうしたら良いでしょうか? 』
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なんともバカバカしい質問ですが、それを面白がってくれたお客様からアイデアがたくさん届けられたそうです。
他のお客さんがどんなアイデアを出したのか、あなたは気になりませんか?
その"結果"が次のメルマガに載っていると言われたら、メルマガが届くのが楽しみになってきませんか?
このようにプレゼント企画を「メルマガのネタづくりに活用する」ということだってできるのです。
プレゼントに応募する際の条件にこのような質問を一つ加えることで、お客様から"知恵"をいただくことができるようになります。
マジメな答えに冗談めいた答えと回答の"質"は様々ですが、実に面白い結果が得られるのです。
プレゼントは「見知らぬ誰かさん」にただ差し上げるためだけにあるのではありません。
このように「既存のお客様とのコミュニケーションのためにプレゼントを活用する」ということもできるのです。
・・・
マスコミの取材を受けるため・・・
商品紹介文をじっくり読んでもらうため・・・
既存のお客様とのコミュニケーション手段として・・・
そのようにちゃんと「目的」をもって実行する時、はじめてプレゼント企画はその真のチカラを発揮することができ、その結果として売り上げアップが実現されるのです。
せっかく用意するプレゼント・・・あなたはどう活用しますか?
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司


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・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
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