ダメなところは気になっちゃう? ~ 『昔はこうでした』を書こう!
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
「ことのは塾」に個別相談をご依頼いただいている企業さんに、"冷凍食品"を販売しているお店があります。
そのお店の"売り文句"にこんなものがありました。
『 冷凍食品ってマズいもの 』
「冷凍食品を売ってるのになんで?!」 と思うような言葉ですが、その先にまだ"続き"があったのです。

冷凍食品を売っているのに、
『 冷凍食品ってマズいもの 』
と言ってしまっているこのお店。
実はこのフレーズには"続き"がありました。
この言葉はこのようにつながるのです。
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『 冷凍食品ってマズいもの・・・でした 』
あなたがまだ小さい頃・・・冷凍食品ってマズいものでしたよね。
でも、今は全然違います。おいしいんです。
一口だけでも食べてみて下さい。その"違い"にあなたはきっと驚きます
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正直、昔、冷凍食品ってお世辞にもおいしいモノではなかったですよね (^_^;)
「そのままでは売り物にならない素材を、何とかして加工食品に仕立てたモノ」という感じで、それほど食べたいものではありませんでした。
でも・・・ホントに“今の冷凍食品”っておいしいんです。
最近の冷凍食品を食べたことが無い方は、ぜひ試してみて下さい (^^)
昔のモノとは雲泥の差がありますから。
実は、この冷凍食品のように「昔とは大違い」という商品って少なくありません。
あなたの扱っている商品やサービスも、10年前と比べたら大きく進歩していませんか?
そんな商品やサービスをアピールする時、あえてダメダメだった"過去"を見せるアピールというものがあります。
『 昔はこうでした 』
ということをわざと見せるわけですね。
モチロン、ねらいは
『 今はとっても良いものになっています! 』
ということのアピールです。
ただ、それをストレートに言ったとしても、お客様にちゃんと受け取ってもらえない可能性は高いでしょう。
先ほどの冷凍食品の場合なら、
『 冷凍食品はとてもおいしくなりました 』
というアピールになるでしょうか。
チラシにこう書かれていたとして、あなたなら注目するでしょうか?
きっとこれでは注目してくれませんよね・・・(^_^;)
そこで、ちょっと変化球にして、
『 昔はこうでした(昔はダメでした) 』
ということを書いていくわけです。
・・・
とある印刷所のホームページには、
『 昔は、納品までに"15日"もいただいていました 』
というキャッチコピーが載っています。
この後には、
「 でも、今はわずか4日で納品が可能です 」
というアピールがつながるんですね。
ストレートに『 納期は4日です 』と書いても、うまくアピールはできません。
そこであえて「昔はこうだった」を書いているわけですね。
・・・
逆に、
『 昔と変わりません 』
をアピールできる商品やサービスもあるでしょう。
とある定食屋さんでは、
『 豚汁 一杯 40円 ~ 昭和の頃から変わらないお値段です 』
ということをウリにしています。
このような"変わらない良さ"というのもありますよね。
「昔、こうでした。・・・今も変わりません」というアピールです。
・・・
では、あなたの商品やサービスで考えてみましょう。
あなたの商品やサービスを『 10年前 』と比べてみて下さい。
10年前と比べて進歩したところが、きっとあるのではないでしょうか?
そのような商品なら、
『 昔はこうでした。今はこうです 』
というアピールをしてみましょう。
そもそも10年前には存在していなかった、新しい商品かも知れませんね。
それならば、
『昔はこんな時、こうするしかありませんでした。でも、今はこんな商品があります!』
というアピールはどうでしょう?
10年前と変わらぬ良さを持ち続けているのなら、
『 昔は良かった・・・実は今も・・・ 』
というアピールができますね。
比べるのは「10年前」でなくても構いません。
歩みが早い業種なら、「1年前」と比べても進歩を見せられるでしょう。
逆に伝統のある業種なら、「50年前」と比べて、変わらぬ良さを持ち続けているとアピールしても良いでしょう。
「昔はこうでした」を上手に活用してみて下さい!
広告に「商品の良いところ」が書いてあるのは当たり前。
"当たり前"すぎて、お客様はもう注目してくれないのかも知れません。
そんな時はぜひ、今回ご紹介したような「昔はこうでした」の書き方を使ってみて下さい!
きっとお客様の注目を集められますよ (*´ェ`*)
・・・実はこのように「わかりやすい文章」を書くのって、そんなに難しいことではないんです。
センスが無ければ書けないなんてことはありません!
大切なのは、"書き方"を知っているか知らないかだけ。
"書き方"を知っていれば、それを参考にしていけば良いだけですからね。
TOPページの「メニュー」や、店頭の「POP」の書き方を替えるだけで、"注目度"は大きく変わります。
商品がこれまでと変わらなくても・・・
値段をムリに下げなくても・・・
"魅力"をちゃんと伝えることで、お客様が増え、購入率も高まることがよくあります。
『 ホームページを書き直したいけど、どんなことを書いたら良いんだろう?』
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たべものの話をイラストで描いています。ぜひこちらもご覧ください!
◆ 3月26日更新
スイスの伝統朝食「ロスティ」はビールにも合いそう
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誰にとっても身近な存在である『食べ物』をテーマにしていますので飲食店や食品メーカーさんはもちろん、学習塾、リフォーム会社、家事代行サービス、旅行代理店など、様々な業種の方にご活用いただいております。
「販促物に何を書いたら良いか迷った時、参考にしています」
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などなど。活用して下さる方が今でも増えています (*´ェ`*)
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発行:「ことのは塾」(有限会社ビーサイド・ライブ)
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・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
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