「こんなのを探しているんです」 ~ 『ご要望POP』で注目を集めよう!
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
『 ウチの店、TOPページがつまらないんです・・・ 』
とある商工会議所主催のセミナーが終わった後、美容院の店長さんからそんなご相談をいただきました。
美容院のホームページを印刷したものを見せていただいたところ・・・キレイにまとまってはいるのですが、何かちょっとつまらない。
その"原因"は、『 サービスメニューの書き方 』にあったのです。
多くのお店、会社のTOPページは大抵、
「この店には、こんな商品があります」
「この会社では、こんなサービスをご用意しております」
というような、"メニュー"になっていることが多いですよね。
この美容室も、多分にもれずTOPページにはメニューが書かれていました。
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☆ 和(なごみ)・コース
☆ カウンセリング・コース
☆ プロメイク・コース
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と"コース名"がちゃんと書かれているのです。
・・・が、これだけでは残念ながらコースの"中身" = どんなことをしてもらえるのか?が、わかりませんよね。
そんな時、普通は「内容説明」を書き添えます。
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☆ 和(なごみ)・コース
--- カット&ブロー 話題のヘナを使った、自然派トリートメントコース
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といった感じに。
確かにこれもオーソドックスで良いのですが、ちょっと面白みに欠けてしまうところはありますよね (^_^;)
店長さんが「ウチのホームページは面白くない」と言うのもうなずけます。
そんな時にオススメしたいのが、お客様の『ご要望』を書くという書き方。
「お客様のこんなご要望に応えて、このようなコースを作りました!」と伝えていくのです。
例えば、こんな感じ。
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◆『 何度もカラーリングをしたせいで、髪が傷んできているんです・・・ 』
→ そんなあなたには【 和(なごみ)・コース 】
~ 話題の自然派トリートメント、ヘナを使って、あなたの髪をもう一度、“生まれたて”に
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このように描くと、「何度もカラーリングをして髪が傷んでいる人」は、ちょっとドキっとしますよね? (*´ェ`*)
「あ・・・私もだ」
「私がそこにいる (^_^;)」
って思った人は、このコースがちょっと気になってしまうに違いありません。
そしてもう一つ、この書き方の良いところは、“イメージができること”。
たとえば、この商品紹介文を“絵”にして下さいと言われたら、あなたならどんな絵を描きますか?
おそらく多くの方が、髪が傷んで困ったな・・・という顔をした人を描くのではないでしょうか? (*^^*)
では、「和コース」とか、「話題のヘナを使った、自然派トリートメントコース」ではどうでしょう?
・・・こちらはどんな絵にしようか、ちょっと迷ってしまうのではないでしょうか? (^_^;)
絵の構図が浮かぶようなメッセージは、“記憶に残りやすい”と言われています。
文字より絵の方が記憶に残りやすいのは、歴史のテストで「あー、あの武将は何ていう名前だっけ? 顔は思い浮かんでるんだけど・・・」っていう経験をした人ならわかってもらえるハズ (^_^;)
この店も「和コース」という名前は覚えてもらえなくても、「カラーリングで傷んだ髪のケアってやってもらえますか?」というオーダーは多いそうです (^^)
・・・
もちろん美容院以外でも、この手法は使えます。
例えば、ある「ジャム屋さん」ではPOPを書く時、こんな風に使っています。
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「朝食のパンに塗りたいから、あんまり甘いのはちょっと・・・」
→ そんな方には、この『 オフ・アプリコット・ジャム 』がおすすめ!
「カレーの隠し味にジャムが良いって聞いたんだけど?」
→ そんなあなたには、この『 ふじリンゴジャム 』がベストマッチ!
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"ご要望"を書いたPOPは、ただ商品名と値段を書いたこれまでのPOP(と言うよりプライスカード)よりも、断然、注目度が高くなっているそうです。
このお店、それぞれのジャムは様々な特徴を持っています。
でも、商品名だけでは何がどう違うのか、一般のお客様にはわからなかったんですね。
そこを「こんなご要望を持つお客様には、このジャム!」ということを表現することで、ジャムの特徴をわかりやすく伝えることができるようになったんですね。
・・・
あなたの商品やサービスは、お客様の何かしらの"ご要望"を満足させることができるものでしょう。
POPやメニューには、その"ご要望"を大きく書いてみて下さい。
「他人とは違った傘を探しているんですが・・・」
「黙って髪を切ってくれる美容院って無いの?」
「名刺の印刷、今日すぐに作ってくれる所は無いかなぁ」
などなど。
"お客様のご要望つぶやき"は、注目を集めるキーワードになりますよ!!
--- 「良いモノを作っているのにお客様にわかってもらえない・・・」
「良いモノを売っているのに、気づいてもらえない・・・」
そんな“お悩み”を持っている方は少なくありません。
その道のプロである“職人気質”の方ほど、そういった“袋小路”にはまってしまうことが多いようです。
あなたもそんな“プロの一人”ではないでしょうか?
良いモノを作っているのに、それを言葉に出すのに照れてしまう・・・
良いモノを仕入れているのに、それを言葉にしようとすると迷ってしまう・・・
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あなたが良いモノを良いと伝えるチカラが持つことは、お客様にとっても嬉しいこと。
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発行:「ことのは塾」(有限会社ビーサイド・ライブ)
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・・・
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そして、一番の“問題”は・・・
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・・・
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