「普通の商品紹介文」 と 「良い商品紹介文」は何が違う?
商品紹介文の中には、
1) 普通の商品紹介文
と
2) 良い商品紹介文
があります。
その“違い”は何なのでしょうか?
商品紹介文…というとサイズや重さ、便利な機能といった“事実情報”は外せません。
しかしながら、そういった情報“だけ”では、
○ その商品を買おうと思っていた人
には良い情報であっても、
△ その商品をまだよく知らない人
にとっては、さほど“魅力が伝わらない”情報になってしまっているかも知れないのです。
・・・
例えば、こちらのオレンジジュース。
果汁だけを絞った、混ぜものナシの「果汁100%のジュース」です。

この商品を『果汁100%のオレンジジュースです』と伝える、これが“普通の商品紹介文”。
あなたはそれを聞いて、どう思われるでしょうか?
実際、さほど心を動かされなかったのではないでしょうか? (^_^;)
果汁100%のオレンジジュースは、世の中にたくさんあり、さほど珍しいものではありません。
ですから、さほど興味をひかれなくても、それは当たり前のことです。
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では、こんな感じの紹介ではいかがでしょう?
『 “今年最初”の100%オレンジジュースです 』
『 この店で一番売れている 果汁100%のオレンジジュースです 』

『オフィスで仕事中に飲まれているオレンジジュースです』
『あなたと同じ、育児中の方に喜ばれているオレンジジュースです』

こんな風に言われると、このオレンジジュースがちょっと気になってきませんか? (≧∇≦)/
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『 良い商品紹介文 』と言われるモノは、このように“ちょっと気になる”ポイントが含まれています。
ただ“事実情報”を伝えるだけではなく、そこにちょっと気になるような“演出”を加えること。
それが「ふつうの商品紹介文」と「良い商品紹介文」を分けるポイントです。
・・・
そんな“演出のポイント”は、全部で8つ。

『 “今年最初”の100%オレンジジュースです 』というように珍しさ = 稀少価値をアピールしたり…
『 この店で一番売れている 果汁100%のオレンジジュースです 』というように“売れている” = 評価されていることをアピールしたり…
『オフィスで仕事中に飲まれているオレンジジュースです』と、“こんなタイミングに飲むもの”ということを示してみたり…
『あなたと同じ、育児中の方に喜ばれているオレンジジュースです』と、“あなたと同じ”をアピールしたり…
商品紹介文に「事実情報」だけを載せるのではなく、このような“演出”を加えることで、商品はより魅力的なものに映ってきます!
こんな“ちょっと気になる”要素が加わっている文章、それが「良い商品紹介文」と言われるものなのです (*^^*)
皆さんも商品紹介文を書く時には、ちょっとこの“8つの演出法”を試してみてはいかがでしょうか?
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司

「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
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必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
