「年」を考える年末年始に・・・

2019年ももうわずかになりましたね。
お正月は、1年の中で誕生日に次いで“自分の年齢”を考える時。
そこで、みんなが気になっている“年齢”をテーマにした、こんな書き方をご紹介いたしましょう。
・・・
『 32歳からの東京 』
~ 東京カレンダー:2019年3月号より
この表現の面白いトコロは、“32歳”と中途半端な数字を出しているところ。
「30代の東京ガイド」といった表現に比べて、
「ん?なんで32歳なんだ?」
「そこに何か秘密があるのか?」
と気になってしまいますね (*´ェ`*)
32歳には「社会人になって10年目」という根拠があるようなのですが、これは後付けのような気もします (^_^;)
あえての中途半端な数字は、このように興味を惹くんですね。
皆さんの商品でも、「○歳くらいの人に使ってほしい」、「△歳くらいの人に似合う」といったことがあるのではないでしょうか。
そこをちょっと中途半端にしてみる。
すると・・・
◆ 13歳からのスポーツジム
◆ 52歳から飲むワイン
◆ 47歳で覚える“一人旅”
◆ 35歳から始めるスケートボード
・・・といった表現になります。
中途半端な年齢が「ん? なんだろう?」と思わせますね (*´ェ`*)
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『 日本の40代はもっと今っぽくなれる! 』
~ STORY : 2020年 1月号より
こちらの表現の面白いところは、
・ 年齢・年代のことを言っているのに → 「年齢に縛られるな!」と煽っている
ところ。
日本人は特に“年相応”の振る舞いであるかどうかを気にするそうです。
でも、STORYを読んでいる女性は、きっと「年齢なんて関係ない!」と思っている人ばかり。
だからこそ、こういった言葉、表現が好かれるのでしょう。
この手の表現は、
「 年齢に負けない 」
「 年齢を諦めない 」
といった言葉が一時期から流行りました。
「 ○代はもっと△△になれる! 」
という表現は、そういった表現より守備範囲が広くなります。
年だから・・・と諦めそうになってしまいそうなコトを、「私たちだって△△したい!」と表現することで、希望を見出してもらう、というわけですね。
◆ 日本の50代は、もっと“華やかな色”が似合う!
◆ 40代で「大学」に戻ったっていい
◆ 子育て年代だって、もっとライブに行きたい!
◆ 60代だってサーフィンしていいんです!
こんな風に言われたら、ちょっと勇気が湧く人もいることでしょう。
「もう○歳だから、諦めなくちゃいけないかな・・・」そう思っている人の背中をちょっと押してあげて下さい!(≧∇≦)/
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ここまでの話は、ともすると“女性に向けた話”と思ってはいないでしょうか?
いえいえ、実は男性に向けても“年代・年齢”の表現が増えてきているんです!
『 「若返り」入門 』~ プレジデント 2019年8月2日号
ビジネス誌の雄、プレジデントですら“若返り”の特集を組むほど、日本の男性は“若さ”に注目しています。
最近のTVコマーシャルでは、LUCIDO(ルシード)がこのようなことを言っています。
『 男性のスキンケアは、もはや当たり前 』~ LUCIDO ホームページより
一昔前なら、「おじさんなのにスキンケアしてるなんて恥ずかしい」と言われていたでしょう。
実際、TVCMでも、旧世代の象徴である覆面のキャラにそのようなことを言わせています。
10代の男の子たちは、もうとっくにスキンケアをしているので、メーカーがこの言葉で意識を変えていきたいと思っているのは、30代以上のおじさまたちでしょう。
『 もはや、当たり前 』
この言葉をお客様に見せてあげるのはいかがでしょうか?
たとえば、こんな感じです。
◆ 40代のアニメファン、もはや当たり前
◆ 50代男性でも“アプリで自撮り”はもはや当たり前
逆に「若い人」にフォーカスを当てて、
◆ 14歳からの海外留学は、もう当たり前
◆ 20代からの婚活、もはや当たり前
◆ 20代の“和服好き”、もう珍しくありません
といった感じで、「もう普通のことなんですよ」と、「え?! そうなの? じゃあ、チャレンジしてみようかな・・・」と思わせることができるはず (*´ェ`*)
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もうすぐお正月、“年”のことを考える節目に、こんな伝え方はいかがでしょうか?(≧∇≦)/


「 ただ“聞いて終わり”の講演にしたくないのですが・・・ 」
県庁の職員さんや、商工会議所のスタッフさんなど講演会の主催者である方から、こんなオーダーをいただくことが多くなってきました (*´ェ`*)
参加者の皆さんは貴重な時間を使って聞きに来て下さるのですから、“タメになる時間にしたい”という思いが伝わってきて、私も身が引き締まります。
もちろん、「ことのは塾」のセミナー・講演は、“聞いて終わり”ではありません。
◆ 実際に自社商品で“キャッチコピー”を書いてみる
◆ 組合など同業者の集まりの場では、“よくできている同業者のホームページ”を題材に話し合いをする
◆ チラシを持ち寄って、どのような点を改善したら良いか、“チラシ 個別相談”の時間を設ける
・・・などなど、様々な工夫をしています。
“売れる言葉”は、会社に帰ってすぐに使えるノウハウです。
私たちもそうしていただけるよう、工夫をしています。
「 すぐにビジネスに使えるノウハウを皆さんに知ってもらいたい 」
「 売上や利益の向上につながるハナシを聞かせたい 」
あなたがそう思っているのなら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい。
多くの企業や自治体、金融機関などで行ってきた、“売れる言葉”のセミナーをぜひ、あなたのところに届けさせて下さい。
あなたにお会いできるのを楽しみにしております (*´ェ`*)









「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
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必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
