

こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
今日の“売れる言葉”は、とあるアパレルショップ(洋服店)にお勤めの丸山さんに教えてもらった手法です (*´ェ`*)
アパレルショップには日々、たくさんの商品が届けられます。
中にはベテランの丸山さんでも、
「 この商品は、どこがアピールポイントかなぁ?? 」
と迷うモノも。
でもPOPやチラシに書く「商品紹介文」は作らなくてはなりません。
そんな時、こんな風に考えているそうです。
1) まず、商品をAとBの"2種類"用意する
2) それをお客様、あるいは社員に見せて、どちらが好きか(どちらが売れそうか)を選んでもらう
3) そちらが好きな"理由"を 『 こっちの方が○○だから 』 というパターンで言ってもらう
4) それをそのまま文章にいただいてしまう!
ポイントは「2つの商品を用意する」こと。
対戦させると、それぞれの良いところが浮かんできやすいんですね。
丸山さんは、定期的に行っている「お得意様を招待した内覧会」を上手に活用されているそうです。
そこに来場されたお客様にオーガニックコットンの春物と、麻の春物を見せて、
「 来年、どちらが売れそうでしょうか? 」
「 それはどうしてですか? 」
と質問してみるそう。
すると、
「 こっちの方が色合いが変わっているから、他の人と同じはイヤっていう人にウケそう 」
「 私の周りでは、麻素材が流行ってる感じがするから、こっちかな 」
「 こういう風合いのモノはインスタで肌がキレイに見えるから、こっちかな 」
といったような“答え”が返ってきます。
それをそのままキャッチコピーに使わせてもらう、というわけです (*´ェ`*)
・・・
たとえば、農産物加工品など“試食品”を2種類並べて、
『 どちらがお好みですか? 』
と聞く“試食会”をしてみるのも面白いですね (*´ェ`*)
普通に「いかがですか?」と聞くだけでは、『 おいしいです 』以外の答えはなかなか返ってきません・・・。
「おいしい」も褒め言葉ではあるのですが、抽象的すぎて紹介文に使える言葉にはなりません。
(「しょっぱすぎる」、「甘すぎる」など“ダメ出し”の言葉は具体的に返ってくるのですが・・・ (^_^;))
そこで、あえて2種類の試食品を作って、“比べて”もらうわけです。
「同じ茶葉を使った“煎茶”と“ほうじ茶”です。飲み比べて、どちらがお好みかシールを貼っていって下さいね」
と呼びかけて、シールを貼ってくれた人に
「 どうしてこちらを選んだのですか? 」
と聞いてみると、
「 こっちの方が飲み慣れてるから 」
「 この季節はこっちがいいかな 」
「 私はおやつにクッキーが多いので、こちらです 」
など具体的な言葉が返ってきやすいですよ (*´ェ`*)
・・・
「学習塾」など、商品が2つ無い場合もあるでしょう。
その時は、他店・他社(=他の学習塾)と比べて、どちらが良いかをジャッジしてもらうと良いでしょう。
「ことのは塾」会員のある学習塾では、他の塾にも通ったことのある生徒に
『 他の塾と、この塾とどっちがいい? 』
『 どうしてそう思う? 』
と質問をしてみると、
「 先生がやさしい 」
「 定期テストの前に"特別授業"をやってくれるのがうれしい 」
「 ただ偏差値で区切るのではなくて、君の得意分野だとA高校がいいよ、部活をずっとやっていきたいならB高校もいいよ、と親身になって考えてくれたところ 」
といった“答え”が返ってきました。
返ってきた"答え"を生徒募集のチラシに載せていくのもいいですね (*´ェ`*)
『生徒のセリフ』はとっても目をひくキャッチコピーになるんですね。
・・・
2つを比べる
という非常にカンタンな、この"書き方パターン"。
ですが、とっても強力です!
あなたも商品を2つ用意して、
「どっちがいいかなぁ?」
と考えてみて下さい!
きっと良い"売り文句"が浮かんできますよ!!
--- 「ことのは塾」 山梨 栄司 
--- 全国各地のセミナーでお話させていただいているのですが、
「 時間が短かった!」、「 もっと聞きたい 」
「 キャッチコピーの具体的な作り方などは、どうやって勉強すればいいですか? 」
「 今日聞いた話を、来れなかった社員たちとも共有したい 」
といったお声をたくさんいただきます。
そこで! 「ことのは塾」では、DVD教材をご用意しております。
・ 「お客様の声」の上手な使い方
・ 商品の“正しい”アピールポイントの見つけ方
・ 興味を持ってもらうための言葉、買ってもらうための言葉
など、これまで「ことのは塾」が全国各地の企業やお店と一緒に作ってきた“売れる言葉”のノウハウが満載です!
良い商品を、ちゃんと売っていきたい・・・
そうお考えならば、ぜひお手元に置いてあげて下さい。
社内研修や、店舗研修にもよく使われています。
秋から冬にかけての講演/セミナー、ワークショップ講師の受付中です。
「せっかくの良いモノだから、お客さんにもっと買ってもらいたい」
そう思っていらっしゃいませんか?
“良いもの”をちゃんと売って(作って)いるあなたにこそ、「売れる言葉」のノウハウがチカラになります。
今年は、一般企業からの引き合いの他に
・ 商工会議所 / 商工会
・ 市役所 商工課
・ 県庁 産業課
など、「地域の商業・工業を応援する」立場の機関からのご依頼が増えています。
『「ことのは塾」のセミナーを受けてみたい』というあなた! お近くの商工会議所や役所に頼んでみるのも良い手かも?!
あなたにお会いできるのを楽しみにしております (*´ェ`*)

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「ことのは塾」の本、絶賛発売中!
--- 「ことのは塾」の“伝えるノウハウ”をぎゅっと詰め込んだ一冊です。
“どう言ったら伝わる?”をテーマに、すぐにでもチラシやDM、ホームページに活用できそうな「文章例」をたくさん掲載しております。
誰にとっても身近な存在である『食べ物』をテーマにしていますので飲食店や食品メーカーさんはもちろん、学習塾、リフォーム会社、家事代行サービス、旅行代理店など、様々な業種の方にご活用いただいております。
「販促物に何を書いたら良いか迷った時、参考にしています」
「新人にホームページの仕事を任せようと思った時、参考書として渡しました」
「この本をみんなで見ながら、来月のチラシの内容を考えるようにしています」
などなど。活用して下さる方が今でも増えています (*´ェ`*)
お求めはお近くの書店、またはネット書店でどうぞ!

発行:「ことのは塾」

住所: 〒424-0862 静岡県静岡市清水区船越東町200-5

編集:「ことのは塾」メールマガジン編集部
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