効くパンフレットのつくりかた ~ パンフレットは2種類ある?!
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
個別相談のシゴトで企業様と一緒に「商品パンフレットのリニューアル」をしています (*´ェ`*)
今月たまたま、ある2つの会社でパンフレットのリニューアルをしているのですが、その2社のパンフレット、全く違う“アプローチ”で紙面作りを行っているんです。
それが
1) 商品説明型パンフレット
と
2) 提案型パンフレット
の2種類。
この“違い”をわかっていると、あなたのパンフレット・チラシづくりに役立つと思いますので、ちょっと紹介をさせて下さい (*´ェ`*)
・・・
まずは「 1)商品説明型パンフレット 」。
こちらは、
“営業担当がお客様と商談をする時の補助資料として使いたい”
というオーダー(ご要望)を受けて、内容を一緒に考えています。
具体的には、携帯電話の代理店やクルマのディーラーなど、お客様が来店して下さるお店で利用されるようなパンフレットを想像して下さい。
このようなケースでは、営業さんはお客様と面と向かって話すことができます。
そのため、「なぜ、このような商品がほしいのか? 何に困っているのか?」というニーズを聞き出しながら話すことができます。
商品パンフレットも、お客様の困りごとに合わせてページをめくることができますので、様々なニーズに合わせた、豊富な情報が詰まっているパンフレットが使い勝手が良いモノとなります。
私たちがそのようなパンフレットを作る時には、こんなコトを重要視します。
☆ 見開き2ページで“一つのポイント” ~ 一話完結型
— お客様の興味があるトコロをピンポイントで説明し、混乱させない
☆ ライバル商品と比べてどうか、何も買わなかった場合と比べてどうか、など“比較”ができるような内容にする
— ともすると専門用語の羅列になってしまうので、「他と比べてどうか?」ということがわかりやすいことをゴールに定めます
☆ 料金シミュレーションなど、「実際に買ったとしたら・・・」を想像させる内容にする
— 月々の料金がどうなるのか?、実際に社内に置ける大きさなのか?などがわかると、よりリアルに考えられるようになります。
リアルに想像すると、だんだんそれが欲しくなってきます (*´ェ`*)
・・・
一方の『 2)提案型パンフレット 』。
こちらのパンフレットは、
“ まだあまりこの商品を知らないお客様に配って、まずは知ってもらいたい ”
というオーダー(ご要望)を受けて、制作をしています
具体的には、大きなショッピングセンターなどの「パンフレット・ラック」に入っているようなモノや、郵送 / 折り込みで配るパンフレットなどを想像して下さい。
このようなケースでは、お客様とはまだ面と向かって話すことができません。
お客様が何をしたいのか? 何に困っているのかを具体的に聞き出すことができない、というのが一番の大きな違いになります。
こういった場合のパンフレットのゴール(目的)は、お客様に
「 あ、それ良さそうだな 」
と思ってもらうこと(共感してもらうこと)。
大切になってくるのは、次のようなポイントです。
☆ パンフレットの“主役”を「商品」から「お客様」にすること
— 商品そのもののことをいきなり語ると、それは“売り込み”だと感じられてしまいます。お客様に警戒されてしまっては、その先を読んでもらえません。
そこで、「こういう商品です」という表現から、「こんなことでお困りではありませんか?」、「こんな風に楽しんでいる方がいます」というように、“お客様”を主役にする書き方が大切になります
☆ “商品説明文”より「事例」や「お客様の声」を多く描く
— お客様を主役にするためには、“モノ”ではなく“人”を多く描くことが効果的。
そのために「Before→After」や「お客様の声」を多く載せていきましょう。
「あ、これ私に似てる」、「これ、ウチの家族のことを言ってるみたい」と思ってもらえたら、その先も読んでもらえるでしょう。
☆ ホームページに誘導する
— 多くの方に「これ、私のことだ」と思ってもらうためには、たくさんの事例を描くのが大切。
でも、パンフレットの紙面は限られていますので、無制限に載せることはできません。
そこで大切になってくるのが「ホームページへの誘導」。
アドレス(URL)やQRコードを載せるのはもちろん、
『 ホームページには、「予算が少なかったのですが・・・」、「社内からは反対があったのですが・・・」という方の導入事例も載っております。ぜひご覧になってみて下さい 』
といったように、HPの内容が気になるような“誘導”をする言葉も非常に効果的です (≧∇≦)/
・・・
同じ商品パンフレットでも、このように“効果的な書き方”は大きく変わってきます。
あなたがパンフレットを作ろうと思った時、ぜひ「 どんな風に使うパンフレットなのだろうか? 」とじっくり考えてみて下さい。
きっとより効果的な言葉が浮かんできますよ!

「 商品パンフレットは、その商品をよく知っている社員が作るのが一番!」
と私も会社員時代は思っていました。
でも、今はちょっと違います。
商品パンフレットは、社員さんだけで作ってはいけない。
そう強く思います。
というのも、社員さんは商品のことを“知りすぎている”ことがあるからなんです。
その商品のプロである社員さんにとってはさほど難しくない内容でも、それを初めて見るお客様にとっては、とても難しい内容だということも多々あります。
社員さんなら普段から使い慣れている用語であっても、一般の人には伝わりにくいものだったりすることもあります。
“知りすぎている”と、ともするとわかりやすく伝えられないことがあるのです・・・。
・・・
「 それならば、あまり知識の無い若手を一緒に組ませよう! 」
と考える会社も多いのですが・・・あまりうまくいっていないようです(^_^;)
研究一筋17年のベテラン社員さんと、「若い人の感性でつくって」などという“無茶ぶり”をされた入社したばかりの広報担当さんがチームを組まされて、お互いやりにくそうにしている・・・という光景も珍しいものではありません (^_^;)
( こんなことも知らないのか・・・?! )
( こんなことも知らないのか!って思われてそう・・・ )
とムダな心労がかかったりして・・・。
・・・
かといって、「デザイナーに丸投げ!」というのもオススメではありません。
完全に丸投げされてしまうと、デザイナーとしても「同じような商品や、同業他社のパンフレットを参考につくる」ということしかできません。
その結果、出来上がるのは『 パッと見は良いけれど、競争力のないパンフレット 』。
「同じようなモノなら、安い方を買おう」とお客様は思ってしまうので、結局、安売り合戦に突入してしまったり・・・。
・・・
そんなことを防ぐために、私たちは「社員さんと一緒にパンフレットづくりをする」という仕事をしています。
「どんな内容を書いていくか?」という構成づくりから、
「どんな言葉で表現するか?」といった言葉選び。
そしてデザインや印刷までお手伝いをさせていただいております。
※ デザインに関してはプロのデザイナー / デザイン事務所を活用します
社員さんの知識や経験を活かしながら、なおかつお客様視点も大事にする・・・そんなパンフレットづくりができますので、ぜひ一度、呼んでみて下さい。
☆ 中小企業 / 個人事業主 / 起業希望者の方は、国からの補助金が100%出る制度がありますので、3回までの相談が“無料”になります。
今年度もすでに多くの企業様にご活用いただいております m(_ _)m
「もう少し詳しく知りたいな」と思って下さったら、ぜひこちらのページもご覧になってみて下さい。
https://kotonoha-juku.co.jp/kobetsu/
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誰にとっても身近な存在である『食べ物』をテーマにしていますので飲食店や食品メーカーさんはもちろん、学習塾、リフォーム会社、家事代行サービス、旅行代理店など、様々な業種の方にご活用いただいております。
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などなど。活用して下さる方が今でも増えています (*´ェ`*)
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--- この冬、“オンライン講演”のご依頼を銀行や商工会議所、県庁や市役所などからいただいております。
「ことのは塾」はオンラインでの「商品紹介の“言葉”」、「“想い”を伝える言葉選び」の講演や研修、ワークショップに数年前から取り組んでおります。
オンラインセミナーのご依頼が増えていくにあたって、カメラやマイクなどを強化し、参加される方に「見やすく、聞き取りやすい」オンラインセミナーをお届けできるように努力しております。
何度かオンラインセミナーを開催していく中で、たくさんの“失敗”も経験してきました (^_^;)
(参加者がなかなかライブ会場に入れなかったり、音声が聞こえづらかったり、スマホで参加する方が画面が小さくて見づらかったり・・・)
その経験を活かしながら、より良いオンラインセミナーができるように日々、バージョンアップをつづけております。
【 よくある質問 & ご要望 】
Q.弊社でオンラインセミナーを開催するのは初めてなのですが、準備段階から参加してもらうことはできますか?
A.多くの企業や役所の方が「はじめての開催」という状況です。ぜひ、安心して下さい (*^^*)
ZOOMの使い方の講習や、事前の接続テストもすることができます。お気軽にご相談下さい。
Q.基本的には対面でやる研修だけれども、直前になってオンラインに変更になるかも知れません。そのような場合でも対応してもらえますか?
A. はい、このような状況下ですので、「対面での構成」、「オンラインでの構成」の二段構えでセミナーの内容を用意することもできます。
直前になってオンラインに変更になっても、こちらのオフィスから配信することができますので、どうぞご安心下さい
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