【売れる言葉のうらばなし】お土産物のPOP、こうして作りました
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
今日は、「ことのは塾」が以前作らせていただいた“店頭POP”について少し解説をさせていただきたいと思います (*´ェ`*)
静岡・焼津で有名な「カネヨ」さんが作っている、さばの煮付けシリーズ。
特別な製法でつくるため、骨までやわらかくなっており、さばのおいしさが丸ごと味わえるという逸品です (*´ェ`*)
また、レトルトになっているので長期保存がきき、お土産としても好まれているという商品です。
ただ、お土産物コーナーには同じ“海産物の土産物”が多く、競合は必至。
そこで、
1) 他社より目立つ!
2) 他の土産物との“違い”をわかってもらい、納得して買ってもらう(選んでもらう)
ということを目的としたPOPを作ろう!ということになりました。
そして出来上がったがこちら。
この商品が置かれている棚を観察したところ、競合商品の多くが「波」や「豪快な墨文字」で表現をしていました。
そこで、あえて逆を取って「かわいらしいイラスト」を配置。
これだけでも“良い意味での違和感”が出て、店頭では結構、目立つようになりました (*´ェ`*)
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もうひとつの工夫は「ふきだし」。
POPの中でお父さんがセリフのように語っていますね。
これって結構、目をひくんです(≧∇≦)/
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よく「店頭では0.5秒くらいで買うものを決めている」と言われます。
コンビニなどでお茶やジュースを買う時などは、そのくらい瞬間的に選んでいる人が多いのではないでしょうか。
でも、ここは土産物店。“せっかくのお土産物”を選ぶのに、そんなに短い時間で選ぶ人は少ないでしょう。
そのため、POPもサイズを大きくし、多くの情報を入れ込むことにしました。
しかし、それも興味を持ってもらえなくてはなりません。
そこで工夫したのが“文字の大きさ”。
お客様はおそらく、全ての文字を読んではいません。
大きな文字だけを“ななめ読み”し、興味があるトコロだけ読んでいるのです。
なので、「身がおいしい」、「昔の話」といったところだけ大きくして、「これは何だ?」と思わせています。
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POPもこのように工夫をするポイントはいくつもあります。
参考にしてもらえたら嬉しいです (*´ェ`*)

「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
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「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
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必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
