「ジャムの法則」~ “多すぎる選択肢”はジャマでしかない
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
シゴト柄、「お客様のココロを探る実験」が好きなのですが、なかでも『 ジャムの法則 』と呼ばれる面白い実験があります (*´ェ`*)
とあるスーパーマーケットで、ジャムの試食販売を行いました。
ある日、店頭に“6種類のジャム”を並べ、試食をしてもらいながら気に入った方に買っていただきました。
この時は、なんと30%もの人が買ってくれました。とてもいいジャムだったのでしょうね (*´ェ`*)
後日・・・今度は“24種類のジャム”を並べ、同じように試食販売を行いました。
そうしたところ、今度はなんとわずか3%の方しか買っていかなかったというのです (;_;)
・・・
この結果から、『 選択肢が多すぎると、人は選ぶことに困難さを感じてしまう 』というココロの動きが明らかになりました。
これ、言われてみれば、まぁフツーのことだったりしませんか?
私も先日、お米を買いにスーパーに行ったのですが、20種類以上あるお米の中からベストを選べず、結局、“安い特売品”を選んでしまいました (^_^;)
洋服など“好み”があって、たくさんの中から選びたいモノ以外、特に“こだわり”が無いモノであれば、「ある程度の選択肢」があれば十分だと思います。
でも、私たちが「売る側」になると、途端にこの“フツーのこと”を忘れてしまいます。
選択肢をたくさん並べないと、「もったいない」と思っちゃうんですね (^_^;)
その結果、お客様に「選ぶのがめんどくさい・・・」と思われてしまっていたら、全くの逆効果ですよね。
たくさん商品やサービスメニューがあっても、それを絞り込んで見せるのが大事です。
・ この季節に合ったものだけを厳選
・ 「○○な人」に合ったモノをチョイス
・ 「こういうことで困っている」というニーズや、「こういう時に使いたい」という利用場面で限定する
など、“絞り込み”をすることが大切。
「チラシにたくさん載せなきゃ!」と思った時、ぜひ思い出して下さい (*´ェ`*)
「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
・・・
「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
・・・
必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
「ことのは塾」の研修会の詳細&お申し込みはこちらのページからお願いします!
