ブログやSNSには何を書けばいい? ~ 悩めるメーカーが出した一つの答えとは?
このメールマガジンは、「ことのは塾」と名刺交換をさせていただいた皆さんにお送りしております。
こんにちは!「ことのは塾」のやまなしです。
「ことのは塾」には、大手メーカーさんやメーカー系販売店さんからのご相談も、たくさん寄せられてきます。
彼らが今、活用しようとしているのは『ブログ』や『SNS』。
チラシやカタログのような、"限られた紙面"では、伝えられるコトはどうしても限られてしまいます。
自然と載せられる内容は、「一番のウリ」や「キャンペーン情報」などに限定されてしまうでしょう。
紙媒体は作るのにコストがかかるという所も見逃すことはできません。
そこで、
1) どんなコトでも載せられる
2) タイムリーに、何度でも、コストを気にせず発信できる
ということでブログやSNSが活用されています。
でも、活用するメーカーが増えれば、"悩める人"も増えるというわけで(苦笑)。
というわけで今回は、「ブログやSNSに何を書けばいい?」というテーマをお届けいたします!

メーカーの"開発担当者"がブログやSNSで"情報発信"をしているという例は、少なくありません。
たとえば、自動車。
日産自動車のようなメーカーも、長野トヨペット○○店のような販売店でも、ブログやSNSを活用しています。
多くのメーカー、販売店がブログで情報発信をしているのですが、
とても面白い(=商品に魅力を感じる)ブログもあれば、そうではないものも・・・。
この"差"はなぜ生まれてしまうのでしょうか?
もちろん、"言葉の使い方"、"言い回し"が上手だから面白い、そうでないからつまらないということもあるでしょう。
でも、私が最も大きな"違い"を感じるのは、「ネタ」の選び方なんです。
面白いブログを提供しているメーカーや販売店は、ほとんどの場合、
『 カタログに載ってないコト 』
を書いているんです。
逆に面白くないブログは、カタログを見ればわかることだったり、雑誌の受け売りが載っているだけだったり・・・(^_^;)
つまり、「ブログならでは」という情報が無いのです。
・・・
クルマを買う時、多くの方はカタログを十分に読むでしょう。
専門雑誌の記事を読んだり、ネットに出ている専門家の話も読むこともあります。
その上で「さらなる情報」を求めてブログやSNSを読んでいるのですから、カタログや雑誌に載っているような話が読みたいわけではありません。
あるカーディーラー(販売店)は、カタログに載っている内容については、あえてブログで取り上げていません。
「カタログをご覧になりたい方はこちらへどうぞ」とメーカーのHPへのリンクが張ってあるだけです。
では、何を載せているか?
いくつか"パターン"を見ていきましょう。
1) 【 私個人が思うには・・・の話 】
--- カタログは基本的に"営業ツール"です。
だから、販売者目線で書かれていますし、様々なお客様に対応できるように作られています。
そこでブログでは「使用者」、つまりお客様の視点に立って商品を使ってみた時の話を載せるようにすると効果的。
例えば、カーオーディオを紹介する時、公式のカタログでは「スピーカーが18個、16チャンネルのアンプがどうでこうで・・・」という説明が載っています。
それに対して、この販売店のブログでは、
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私、武田が好きなサザンのライブDVDを流してみました。
さすが、18個ものスピーカーが積まれていますので、"包まれ感"は今まで乗った車の中で最高!
自宅ではあんまり大きな音でDVDを見ることができない私ですが(笑)、遮音性の高いこの車の中なら大きな音で見ることができそうです。
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といったように"個人"の感想を前面に出していました。
「実際に使ってみてどうだったか?」という話は、カタログに載せるのは難しいでしょう。
でも、ブログなら筆者個人の発信ですので、「私が思うに・・・」と発言することができます。
こういったコトこそが、商品の魅力をわかりやすく伝え、さらに販売店に対して"親近感"を持ってもらうことができるんですね。
2) 【 細かい話 】
--- カタログに載せられないような"細かい話"も、ブログにとっては「得意分野」。
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細かい話ですが、このミニバン、実は「室内ランプ」が“明るい”んです。
私もこれまで多くの車を見てきましたが、こんなに明るいのはあまりありません。
まるで「自宅の部屋」のような明るさ。
それが何に役立つかって?
皆さんは長距離移動の際、車内でお弁当を食べたことはありませんでしょうか?
そんな時、車内が薄暗いと何となく寂しい気持ちになってしまうもの・・・。
この車なら、カーテンを閉めて車内灯をつければ、普通のお部屋と変わりません。
サービスエリアで買ったお弁当も、楽しくいただくことができますし、床に落としたお醤油の容器を必死になって探すこともありません。
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こんな"細かい話"、カタログの貴重な紙面を割いてまで載せるコトではありません。
でも、実際に車を買おうとしている人、特に長距離の家族旅行をしようと考えている人にとっては商品の魅力がアップするお話ですよね?
そんな"小さなお話"も、ブログに載せることでセールスパワーになるんです。
3)【 ネガティブな話 】
--- どんな商品でも"完全無欠"ではありません。どこかに"欠点"があるのが普通です。
でも、それをカタログにわざわざ載せるメーカーはありません (^_^;)
しかし、「あえて欠点もお客様に伝える」という姿勢が、逆に信頼を勝ち得るということも少なくないのです。
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身長181センチの私が乗ると、後席は正直、狭いと言わざるを得ません。
うしろの座席は、"緊急用"とお考え下さい。
ただ、それだけに1人ないし2人乗車の際のボディバランスは最高です。
スピードの出る高速道路でのコーナリングも、何ら不安はありませんし、アップダウンの激しい山道でも、常に思った通りのラインを描きます
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「後席は狭くて、あまり使い勝手は良くない」ということを正直に伝えることで、その後につづく「でもボディバランスは最高」という言葉の信用度が高まっていますね。
カタログでは難しい、ネガティブな話もブログならこのように書くことができます。
4) 【 お客様の声 】
--- 実は上記の1)~3)の"元ネタ"は、全て「お客様の声」。
実際のお客様とのやり取りの中で出てきたお話なんだそうです。
「こんなご要望が寄せられました」
「こんな使い方をなさっているお客様がいらっしゃいます」
「お客様から、こんなご質問をいただきました」
・・・などなど。
"お客様の声"は、ネタの宝庫。
「こんなトラブルで修理依頼に来られたお客様がいらっしゃいました」
「最近はこんなオプションをつける方が多いです」
といった"日記系"の話題は、ブログの"王道"ですが、読む方にとっては面白い記事になりますね。
こういった話題は、
「あ、そういう小さな修理でもディーラーにお願いしていいんだ。今度、頼みに行こう」
「そのオプションパーツ、僕も欲しいなぁ」
とお客様を動かす効果があることも見逃せません。
・・・
ブログやSNSは、全ての人が使うことのできる"情報発信ツール"。
だからこそ、"情報源"が『あなた自身』であることが大切になってきます。
カタログや雑誌に載っていることは、実はお客様も既に知っていること。
だからこそ、"あえて外す"のが、面白いブログになるための一歩となります。
「カタログに載っていないコトは無いかな?」という目で、もう一度、商品を見てみて下さい。
きっと、たくさんの"ネタ"がそこに隠されていますよ!
『 個別相談では、どんなことをしてくれるの? 』
という質問をよくいただくようになりました。
最近、お客様から寄せられるご要望の中で実際に多いのは、
『 ダイレクトメールの反応が落ちてきた。もっと売れるモノにリニューアルしたい 』
『 ホームページからの集客をもっと増やしたい 』
といった「集客や営業のためのツールを作りたい」というご要望。
どのようなコトを書いていったら良いのか?は、「ことのは塾」の一番の得意分野!(≧∇≦)/
喜んでお仕事をさせていただいております。
そういったお仕事の中で
『 アドバイスだけではなく、実際のダイレクトメールを制作してほしい 』
『 内容だけでなく、ホームページの“デザイン”もお願いしたい 』
というご要望も多くいただいております。
そのような場合は、「ことのは塾」を助けてくれるデザイナーさんたちと協力して、実際にチラシやパンフレット、ホームページを作ることもさせていただいております。
御社から直接デザイナーさんにお願いする場合、「内容に何を書くか?」は御社側ですべて決めなくてはならないことが多いでしょう。
でも、一番タイヘンなのはその“内容づくり”ではないでしょうか? (^_^;)
お客様にわかりやすい表現にしたり、購入を促すようなトークを展開するのは、やはり“コツ”があります。
人間心理を応用したもの、実際の試行錯誤の中で見出した“法則”など、ライティングの世界もその“ノウハウ”が増えてきました。
そのノウハウを上手に使っていくことで、御社のすばらしい商品 / サービスをもっと多くの人に使ってもらうことができます。
そのお手伝いをぜひ私たちにもさせて下さい。
あなたのお話をじっくり聞いて、御社にどのようなツールが必要か、どのようなアプローチをお客様にかけていけば良いかをアドバイスさせていただきます。
そこで「DMのリニューアルが必要だ」、「ホームページの書き換えが必要だ」となれば、その実際の作業のお手伝いも私たちがさせていただきます。
( チラシのデザインなどは別途、料金がかかります )
ぜひ一度、御社に私たちを呼んでいただけたら嬉しいです (*´ェ`*)
https://kotonoha-juku.co.jp/kobetsu/
( お申込み方法や、これまでのお客様の“感想”などがこちらのページに載っております )
あなたの商品 / サービスをぜひ多くの方に喜んでもらいましょう!(≧∇≦)/
“想い”の伝え方ノウハウは、こちらにも載っています。
twitterのフォロー、Facebookの友達申請も大歓迎です!
「ことのは塾」の本、絶賛発売中!
--- 「ことのは塾」の“伝えるノウハウ”をぎゅっと詰め込んだ一冊です。
“どう言ったら伝わる?”をテーマに、すぐにでもチラシやDM、ホームページに活用できそうな「文章例」をたくさん掲載しております。
誰にとっても身近な存在である『食べ物』をテーマにしていますので飲食店や食品メーカーさんはもちろん、学習塾、リフォーム会社、家事代行サービス、旅行代理店など、様々な業種の方にご活用いただいております。
「販促物に何を書いたら良いか迷った時、参考にしています」
「新人にホームページの仕事を任せようと思った時、参考書として渡しました」
「この本をみんなで見ながら、来月のチラシの内容を考えるようにしています」
などなど。活用して下さる方が今でも増えています (*´ェ`*)
お求めはお近くの書店、またはネット書店でどうぞ!
発行:「ことのは塾」(有限会社ビーサイド・ライブ)
住所: 〒424-0862 静岡県静岡市清水区船越東町200-5
編集:「ことのは塾」メールマガジン編集部
お問い合わせ先メールアドレス : start@kotonoha-juku.co.jp
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「ウチの新入社員にSNSやメルマガの担当を任せたい」
「だから、文章のコツを教えてあげてもらえませんか?」
そのようなご要望で、「ことのは塾」に勉強会を依頼される企業やお店が春は多くなります。
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「若い人ならSNSに慣れているだろう」ということで、新人さんが抜擢されることも多いのですが…
残念ながら、「書くこと」に慣れている人ばかりではありません…。
それに個人のSNSと、会社のSNSでは勝手が違いますし、かかるプレッシャーも大きく違います。
そして、一番の“問題”は・・・
「社内に教えてくれる人がいないこと」
多くの企業では、SNSやメルマガの文章をつくる時のマニュアルなどは無く、担当者個人のセンスに任されているところが少なくありません。
「若い人の感性で、自由にやってよ」
なんて言ってしまっては、新人さんは萎縮してしまいます…。

「ことのは塾」は、こうした新人さんを『商品紹介の即戦力』にするのが得意です!
・ どのような内容を書けばいいのか?
・ 目にとまるキャッチコピーはどう書けばいいのか?
・ “わかりやすい文章”にするために気をつけたいコト
・ 実際に購入につなげるためにはどんな“仕掛け”をすればいいのか?
そのような『商品紹介文のキホン』を20年間、お伝えしてまいりました。

最近では、オンラインで全国各地のスタッフを集めて、一斉に研修会を行う、というスタイルも定番になっています。
「自社商品のキャッチコピーをつくる」という作業を共同でやることで、新人さん同士が仲良くなる、という効果を狙っている、という人事部の方もいらっしゃいました。
・・・
必要なのに、なかなか教えてもらう機会の無い、「商品紹介文の作り方」。
この春、みなさんで学んでみるのはいかがでしょうか?
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