『 その商品は生活社の代弁者である、あなたの家族が買いますか?』

アイリスオーヤマの大山社長の言葉です。

アイリスオーヤマは、ともすると「機能の追加」や「新技術の活用」に重きを置いてしまいがちな製品開発をしていく中で、「生活者視点」を忘れないようにするため、この言葉を使っているのだそうです。

開発をしていると、どんどん視点は「プロのそれ」になってきます。

長年、研究をしていれば、一般の人は全く知らないけれど、技術者の中では“当たり前”という知識や技術も出て来るでしょう。

でも、そのような意識の中で開発をしていては、どんどん「ソレを使う人との溝」は深くなっていく・・・。

お客様とメーカー、お客様と開発者は、何かをより良くしていく“仲間”。

だからこそ、仲間がどう考えているのか?は常に気にするようにしていなくてはなりません。

でも、どうしてもプロは“プロの視点”になってしまう・・・だからこそ、「あなたの家族はそれを買う?」という問いをいつも心に持ちましょう、と言っているのですね。

アイリスオーヤマの製品が世の中にあふれている理由は、このような「仲間想いの気持ち」にあるのでしょう。

 

— “想い”を伝えるマーケティング ~ ことのは塾

山梨栄司

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◆追記 ~生活者視点で見るにはどうしたらいいだろう?~ 

開発者の「良いものをつくりたい」という気持ちと、生活者の「良いものが欲しい」という気持ちは一緒。

お互いが”良いもの”を創っていく仲間なのです。

しかし、開発者側はだんだんと生活者のいう”良いもの”が見えにくくなってくるんですね。

どういうモノが求められているんだろう?

と悩んだり、

性能は良いけどまったく実用的ではないものをつくってしまったり…

生活者の言う”良いもの”とはズレてしまう。

 

生活者視点に戻るには、どうしたらいいのでしょう?

おすすめの方法があります!

それは、生活者の仲間入りをして一緒に体験すること!

たとえば、ビールのメーカーさんではイベントを開催してお客さんと一緒にビールを楽しんでみたり、

お菓子作りキットを扱う業者さんが、お客さんを集めて一緒にケーキ作りを楽しんだりしています。

お客さんはどんな体験をして、どんな気持ちになっているのだろう??

と知ることで、

生活者視点の”良いもの”が見えてくるのです!

思い切って、お客さんの仲間に入ってみましょう!!

 

 

山梨若菜

~ 幸せなお店をつくる販売士

 

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