— 「ことのは塾」は、企業や店舗、個人事業主の皆さんや、これから起業したいと考えている方から、様々な「相談」を受けています。

そんな“相談ごと”を受ける時、私たちはこんなことを考えています。

ちょっと仕事に迷っているよ、という方、ぜひ参考にしてみて下さい (*^^*)

◆ あなたの「好きなこと・楽しめること・できること」を探す ~ 「好き」編 (1)

仕事は、周りに人がいてこそ成立します。

無人島で自給自足の生活・・・というような特殊な状況でない限り、

A) あなた

B) あなたの商品 / サービスを買ってくれる人

の2人がいることで初めて仕事は成り立つでしょう。

ネイルサロンなら「ネイルをきれいにしたいお客様」がいてこそ、

学習塾なら「勉強したい学生さん / 勉強させたい親御さん」がいてこそ、仕事が成り立ちます。

・・・

そのような「お客様」は、多くの場合、“世界に一人だけ”ということはありません。

ネイルをきれいにしたい人は、もちろん何人もいますし、勉強させたい親御さんも数多くいらっしゃるでしょう。

そのようにたくさんいるお客様は、ある程度の“グループ”をつくっています。

子育てママサークルのように“目に見える形”で人が集まって存在することもありますし、

「アンティーク ファン」のように、目に見えないけれど、“つながり”があるという場合もあります。

そのどちらにも言えるのが、「お互い共通点がある」ということ。

人は“共通点”を介して、様々なグループを作っています。

そのように「好きなこと・関心があることでつながっているグループ」のことを、「ことのは塾」では『 クラスタ 』と呼んでいます。

・ 新しいお店好きクラスタ

・ 辛いラーメン好きクラスタ

・ 子供の高校受験でお悩み中の親御さんクラスタ

・・・などなど。

一般の消費者だけでなく、企業や店舗などもクラスタに分けて考えることができます。

・ Facebook広告やってみたい会社クラスタ

・ パパ向けイベントやりたい会社クラスタ

・ 新商品をうまく開発したい農生産者クラスタ

・・・などなど。

・・・

マーケティングを勉強されたことがある方は、「あぁ、“ターゲット”のことね」と思われたかも知れません。

でも、クラスタはターゲットとはちょっと異なります。

一番の違いは、あなた(御社)の立ち位置。

あなたがグループの“外”にいて、“中”にいる人たちを狙っているのが「ターゲット」。

あなたがそのグループの“中”にいて、一緒に楽しんでいるのが「クラスタ」。

新しい時代のマーケティングは、だんだんと「クラスタ」思考になってきています。

ターゲット思考の時代は、ターゲットとなる人たちの好みを探って → モノをつくって → 発売する、という流れでした。

でも、そもそもの「ターゲットとなる人たちの好みを探る」というこの段階が非常に難しくなってきました。

人々の好みは細分化され、どんなことが好まれているかがわかりにくくなってきているのです。

それでも「エイヤ!」と新商品が発売されてきました。

その結果・・・名だたる大企業の商品であっても「生き残れないモノの山」が高く積まれるようになってしまったのです・・・(TдT)

( コンビニの新商品が次々と変わっていくのを皆さんもよくご存知だと思います (^_^;))

・・・

外から見ているだけでは、お客様の本当のキモチはわからない・・・

そこで、メーカーをはじめとした企業は「お客様と一緒につくる = 共創」という活動を始めました。

・ 主婦の皆さんに意見を聞きながら新しい「レトルトシチュー」を作ろう

・ 女子高生といっしょに新しい清涼飲料水を作ろう

・ 若い男性に意見を聞いて、デオドラントスプレーを改良しよう

様々な取り組みがなされましたが、ここで「意外な落とし穴」があったのです。

それは、「優しいウソ」。

意見を聞くために集められたお客様は、

メーカーの人がせっかく意見を聞きに来てくれたんだから、“それらしい意見”を出そう、“商品になりやすい意見”を出そう

と思ってしまったのです (TдT)

その結果、出来上がるのは「万人受けしそうだけど、面白みの無い商品」。

言い換えれば、「よくありそうな商品」でした。

結果、それほど話題にもならず、店頭からも消えていってしまったのです・・・。

お客様と一緒になって創っていこうとするのは、とても良いことだと思います。

では、なぜこの取り組みは失敗したのでしょうか?

それは、「メーカーの人が“部外者”だったから」

ある大手スーパーは、「ホームパーティに使われるお惣菜を開発しよう」と、ホームパーティをよく開く女性たちに集まってもらい、意見を聞いていきました。

でも、そこに行った担当者はホームパーティなど一度もやったことがない男性社員。

女性たちから出てくるコメントを冷静に分析したのですが・・・自分にホームパーティの経験もなければ、ホームパーティが好きでもないので、彼女たちの“優しいウソ”に気づくことができません。

「 サラダは大きめで、みんなでシェアできるのがいいね 」

「 同じ売場に紙皿や紙コップもあると一度に買えて便利! 」

「 女性だとお酒は甘いものがやっぱり人気かな 」

そんな言葉を正直に受け取ってしまうと、「よくある商品群」が並ぶことになります。

では、もしこの社員さんがホームパーティ好きだったとしたら、どうでしょうか?

「 サラダは作ってくるの好きな人がグループに一人はいるよね 」

「 ホームパーティに紙皿? 無い無い。BBQじゃないんだから(苦笑) 」

「 女性 = 甘いお酒が好きっていつの時代? 逆に夜でもノンアルコールが好きな人も多いですよ 」

と、ホントのところを見抜くことができるのではないでしょうか。

そして、もちろんこれが“正解”ではありません。

紙皿でカンタンに後始末ができるホームパーティが好きな人もいれば、甘いお酒が好きで集まっているグループもあるでしょう。

ポイントは「それを好きな人が集まっている場」に、「それを好きな人」が行くこと。

だからこそ、あなたの「好き」が仕事でも大事になってくるのです。

・・・

例えば、あなたが「ビートルズ好き」だったとしましょう。

そうであるとしたら、ビートルズが好きな人が集まるグループにはすんなり馴染んでいけますよね?

仮にあなたが「カーペットの販売店」に勤めていたとします。

そして、グループのメンバーに向けてこんなことを言ったとしたら、周りの人の反応はどうでしょうか?
「ウチの部屋、ビートルズを聴くためのカーペットを敷いてるんですよ」
ビートルズ好きならきっと「え? 何なに? どういうことなの?」と食いついてきてくれるでしょう。

他にも

「 ワタシ、ビートルズ好きのためのカーペットを作ろうと思ってるんです 」

「 ポールの部屋を再現するようなカーペットを探したいんですよねぇ 」

なんていう話をしたら、きっと興味を持ってくれるに違いありません。
「 ビートルズファンとしては、どんな部屋に住むべきなんでしょうか? 」

という質問を投げかけたら、

「 ビートルズファンとしては、こういう部屋に住むべきだ 」

「 いやいや、こういうのはどうだ 」

「 そんな部屋にできたら、他のファンに自慢できる! 」

なんていう話が盛り上がるのではないでしょうか。

そして、その話し合いの中から、「どんなカーペットなら、ビートルズファンにウケるか?」というヒントが得られることも想像に難くありません。

・・・

「 でも、それはビートルズファンにしかウケないモノになるでしょ? もっと万人受けするものでないとビジネスにはならないんじゃないの?」

と思われるかも知れません。

ちなみに「レット・イット・ビー」のシングルは、日本で52.3万枚売れたそうです。

52万人ははたして小さな市場でしょうか?

でも、もし「万人に受けるカーペット」が見つかれば、それに越したことはありません。

でも、実際に仕事をされている方からしてみれば、「そんなモノは無い」と一蹴されてしまうでしょう (^_^;)

現代は「好みが本当にバラバラな時代」。

万人受けしようと思った時点で負けが確定するような時代です。

だからこそ、「あなたと“好き”が共通するクラスタを見つけ、そこに飛び込んで仕事を創っていく」ことが必要となっているのです。

・・・

あなたが「子育て」に関心があるのなら、同じ興味を持つクラスタに飛び込んで「 子育て × あなたのサービス 」の話をしていきましょう。

あなたがさらに「キャンプ」にも興味があるのなら、「 子育て × キャンプ × あなたのサービス 」で何か考えられないでしょうか。

あなたが好きなものこそ、あなたの“個性”。

あなたの“好き”が仕事のスタート地点となる時代はもう来ています!

「ことのは塾」 — 山梨 栄司

あなたの“好き”を、本当に仕事にしたいなら、「ことのは塾」がそのお手伝いをいたします。

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