ちいさなカフェを経営する方から、お店の宣伝に関するご相談をいただきました。

そのお店は主に経営者さんのご家族で運営をされていて、ホールと売り場のお手伝いとして、2名の店員さんを雇っていました。

お店では、とてもおいしいお菓子を作っていて、どこにも負けない自信がありました。

しかし、地域の人たちにはそれが伝わり切れていない。

お客さんはだんだんと減っている・・・

というのが経営者さんの悩み。

 

話を聞いていくうちに、わかってきたのは、お手伝いスタッフをしている店員さん1名のコト。

どうやら、新しい店員さんを雇ってから、お客さんから接客に対しての不評があるようなのです。

手作りのお菓子はとってもおいしい!

だけど、

売り場の店員さんが不愛想で声がかけづらい。

買いにくくなった。

というお客さんからの厳しい声。

 

実は経営者さんはわかっていました。

新しく雇った店員さんがお客さんに対して不愛想なこと。

「笑顔で対応してね」「お客さんには挨拶してね」と、注意したこともありました。

それでも、なおらなかった。

だからもう、仕方がないコトだとあきらめてしまったのです。

 

でも、これでは売り上げは上がりません。

いくらお店の宣伝をしても、どんなにおいしいお菓子をつくっても、

それを表で紹介する店員さんが不愛想で近寄りがたかったら・・・

やっぱりお客さんは寄り付かなくなります。

 

結果的に、お店の方針「笑顔で接客する」ということに従えるかどうが、という話し合いになり、店員さん自身が辞める決断をしました。

 

 

最後の話し合いの段階では、もうどうしようもないことだったのですが、そうなってしまう前に、やれることがあったはずです。

 

お店に入ってくれた時点で、これから一緒に働く仲間です。

お店や商品に対する気持ちを共有する時間をじっくり取ってください。

 

商品へのこだわりについて語ること。

お店で最も愛されているメニューを知ってもらうこと。

新人店員さんが興味を持ってくれたメニューがあれば、食べてもらうこと。

お店や商品に対しての感想も聞きましょう。

・・・そして、

「うちの店・商品をお客さんにもっと知ってもらうために、一緒に協力してほしい」

ということも伝えましょう。

 

ちゃんとお店に受け入れられていること、お店の仲間であること、それが伝わっていれば、店員さんは細かい指示(笑顔で接客・挨拶)も受け入れやすくなります。

相手が、ただの雇い主であるか、仲間であるかは大きな違い。

まず、お店側から新人店員さんに心を開いていきましょう!

今、どこも人手不足だと聞きます。

そんな中、お店で働いてくれる店員さんはとっても貴重!

一緒に働いてくれる仲間として、大切に迎え入れましょう。

 

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◆山梨若菜

幸せなお店をつくる販売促進アドバイザー

2級販売士

メール:wakana@kotonoha-juku.co.jp

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販売促進をみんなでできる集団になろう!【みんなで販促 ワークショップ】

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◆「おいしさを伝えることば塾
山梨若菜(ペンネーム山佳若菜)著
同文舘出版


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